手動パーキングブレーキ互換性確認 其の壱 (HA36S アルト)

　ルークス弐号機は、右足を使えない妻用に、左足アクセルペダルに改造する。
　左足アクセルペダルを設置するスペースを確保するには、足踏式パーキングブレーキのペダル部分を撤去しなければならない。通常は、足踏式パーキングブレーキ自体を切ったり貼ったり改造して手動化する。
　だが、ML21S 型ルークス（≒MK21S 型パレット）のフロア周りは MH23S 型ワゴンRや HA24S 型アルト等と共通であり、おそらくはこれら車種に採用されているハンドブレーキレバーを、そのまま無改造で流用可能だと考えられる。

　では、自分が今乗っている HA36S 型アルトのハンドブレーキレバーは、どうだろう？
　HA36S AGS/CVT モデルのセンターコンソールにはドリンクホルダが４つあり、とても使い易い。ブレーキレバーが使えれば、このコンソール部品の流用も容易になる。
　HA36S 型は、軽量高剛性を手に入れるためにフロア周りを新設計しているため、 ML21S 型とは共通しない。だが、スズキのことだから、ハンドブレーキレバー自体に共通部品を用いている可能性は低くない。
　実物が手元にあるんだから、バラして確認してみよう。

2021/08/24
　HA36S 型アルトターボ RS のハンドブレーキレバーを取り外してきた。
　レバーの下に重ねた厚紙には、レバー取付部の形状を写し取った。これを型紙化して、ML21S 型ルークスの該当分に重ねてみれば、無改造で流用可能かどうか、一目瞭然というわけだ。

切り抜いて、取り付け穴を開けて、HA36S 用ハンドブレーキレバー互換性確認型紙の完成。
＃長穴の向きが少しずれたが、気にしない ^^;

カッティングマットの升目を利用して、取付穴などの距離を採寸。

HA36S 型アルトターボ RS のハンドブレーキレバー取付部。
　取付穴からパーキングブレーキワイヤーまでの距離をここでも確認。

2021/08/25
　ML21S 型ルークスのパーキングブレーキ部を確認。う～ん、残念、取付穴の前後距離が一致しなかった。無改造での流用はならず orz
　やはり MH23S か HA24S のハンドブレーキレバーを入手して確認しなければ ^^;

＃それにしても、ものすごく汚いな……
＃何もかも引っ剥がして徹底的に洗浄しなきゃだ…… orz