手動パーキングブレーキ互換性確認 其の弐 (HA25/35S アルト)

　ルークス弐号機は、右足を使えない妻用に、左足アクセルペダルに改造する。
　アクセルペダルの装着には、足踏式パーキングブレーキのペダルを撤去して、手動パーキングブレーキに変更しなければならない。

　前回は HA36S 型アルトのハンドブレーキレバーが互換するか試したが、取付寸法が異なり無改造での流用はできないと判明した (https://minkara.carview.co.jp/userid/1400299/car/3159725/6524050/note.aspx) 。兄弟車 MK21S 型パレットの後継車で、同じ HEARTECT プラットフォームである MK53S 型スペーシアになら、おそらく流用できるだろう。
　そこで今回は、 HA35S 型アルトのものを試す。

ML21S 型ルークス（≒MK21S 型パレット）のフロアパネルは MH23S 型ワゴンRや HA24S 型アルト等と共通なので、最初はこれらのハンドブレーキレバー中古品をヤフオクで探していた。が、どちらも数が少なく、安いものはくたびれ切っており、綺麗なものは無闇に高価だ。
　ふと思いついて MH34S 型ワゴンＲのものをリストアップして見たら、どう見ても MH23S と同じものに見える。もしやと思い、HA25/35S 型アルトのものも見比べると、プラスチック部分の色を除けば、どうやら同じもののようだ。
　HA25/35S 型アルトのハンドブレーキレバーなら、豊富に出品されている。画像からは取付寸法まで確信できないため、互換するかどうかはちょっとした賭けになるが、それらの中から比較的安価で綺麗なものを選び、ものは試しと落札してみた ^^;

結果、大正解 :-)
　取付寸法はもちろん、ワイヤーの長さまで完全一致。完璧に互換する。

　これで、足踏み式パーキングブレーキを改造した、使い勝手が悪く邪魔なハンドブレーキは必要ない :-)

　ただし、標準のベンチシート型運転席では、ハンドブレーキはシートの下に隠れてしまって引くことができない。その対策としては MH23S 型ワゴンＲ MT 車の運転席を流用する方法が考えられるが、これはハンドブレーキレバー以上に見つけるのが難しい。そこで、自分のアルタの助手席に装着している RECARO Ergomed-D シートをこちらへ移植することにした。
　ハンドブレーキレバーを剥き出しのまま使う訳には行かないので、こちらも MH25/35S 型アルトのセンターコンソールボックスを移植するつもり。フロア形状は一致する筈だから、ビス止め部分のステーだけなんとかすれば取り付けられるだろう。