リヤブレーキローター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
10万㌔以上無交換だったリヤのブレーキローターを交換しました。
画像見て我ながら実働車とは思えないくらい錆が激しいですな。
さて交換するのは、プロジャクトμ製のブレーキローターで、スリット入り。
どうせならハウジング部がイメージカラーのグリーンに塗装されている物がよかったが、値段が上がるが性能は同じなのでノーマルになりました(笑っ)
2
ただそのまま装着もアレなんで、見た目と錆防止を兼ねて、装着前にハウジング部を耐熱塗料(黒)で塗装してみました。
塗装する部分を、600番のペーパーを掛けパーツクリーナーで脱脂。単品なのでマスキングはせず、勢いで『ブシュ!!』って塗りました。
画像は新旧ローター比較。
3
さて作業に入ります。
ジャッキアップしてタイヤ外し、ローターを挟みこんでいるキャリパーを外しましょ。
パッド交換の時みたく、キャリパー下部の14㍉のスライドピンボルトを緩めて引き抜き、キャリパーを持ち上げます。
次に上部のスライドピンごと奥側へキャリパーを引き抜き、ブレーキホースに負荷が掛からない様にします。
4
キャリパーが外れたら、次にキャリパーブラケットを外します。
ブラケットは、14㍉のボルト2本で固定されているので、緩めれば画像の様にパッドごと外れます。
5
やっとブレーキローターが交換できる状況になりました。
固着していなければ、この時点で外れますが、10万㌔以上使用していたので、びくともしませんねぇ~。
ブレーキローターハウジング部にある2箇所のサービスホール部(ネジ穴8mm)にCRCを吹きボルトを交互にねじ込んでいきます。すると『パキッ』と音と共にローターがハブから外れます。
因みにサイドブレーキ部がインナードラム式なので、サイドブレーキは緩めておかないと固着してなくても外れないですよ。
サイドを引いてなく外れない場合は、サイドブレーキシューが引っ掛かってる可能性があるので、ローターハウジング部に付いているメクラ栓(ゴムキャップ)を外してサービスホールからマイナスドライバーを入れ、ブレーキシューを一時解放させながら、ブレーキローターを外しましょ。
サイドの調整箇所は真下にあるのでローターのメクラ栓の位置も真下に揃えて下さいよ。
6
ローターが外れたら、せっかくなのでパーツクリーナーでドラム部の清掃を行います。
新旧ローターを入れ換え様とした際、ふとハブ周辺の錆が目立つ事に気がつき、おまけで塗料することにしました。
ワイヤーブラシでゴシゴシ錆をよく落として、バーツクリーナーで脱脂。
ハブボルトのみマスキングして古いローターを再装着。耐熱塗料を『ブシュ』っと塗りました。
んん~黒く引き締まりました。
7
30分くらい乾燥させ、新ディスクローターを装着し、キャリパーを元に戻していきます。
ローターが分厚くなったからか、交換前のキャリパーピストンの位置ではピストンがパッドに当り、キャリパーが戻せませんでした。
専用工具を使ってキャリパーピストンを戻して、キャリパーを取り付けます。
後は外した手順と逆に作業すれば完了です。
※言うまでもないですが、キャリパーピストンを戻した後は、ブレーキペダルをあおり、ピストンを出しておくのは基本ですね。
8
最後にサイドブレーキの調整を行う必要があるみたいですが、今日は省略。おかげで、サイド引くとレバーが離陸していました(笑っ)
調整用のサービスホールにメクラ栓(ゴムキャップ)を新ローターに移植するのをお忘れなく!!
ブレーキ装着は、命に関わる部品ですので、作業は慎重かつ確実に自己責任で行いましょう。
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