さてさて、今回は前回
【ユーザー車検初日。。】のつづきです。。
(マダ読んで無い人はぜひソチラを読んでから読んで下さい)
前回は枕ばかりが長くなったので 今回はいきなり本編デス!
さて、車検(継続検査)は何を検査するかというと、
まず検査ライン(画像1枚目)に入る前に 検査官に
灯火装置や外装、搭載エンジンなどを目視でチェックされて
その後、検査ラインで
①サイドスリップ→②スピードメーター→③ブレーキ→
④サイドブレーキ→⑤ヘッドライトの光軸→⑥排気ガス→⑦下回り
の順に検査ラインを車に乗ったまま進んでいくと
半オートメーション(のイメージ)で検査されていきます
最終的に1つも不合格がなければ車検完了 これで2年間はOK!
1つでも不合格があれば そこを直して
当日中なら無料! 後日なら1400円の検査料をもう一度支払って
再検査を受けなければなりません
誰でも再検査は嫌なので 陸運事務所の近くにはテスター屋といわれる
本物の車検ラインと同じ設備がある予備車検場があります
ワタクシはいつも1,000円で光軸調整だけを依頼しています
以前は、光軸で落ちるとライン内の検査官に悪い方を聞いて
陸事の壁をライトで照らして その場で勘で調整を繰り返し
合格するまで何度もラインを通ったものでした
なぜなら・・・ テスター屋 → 困ってる素人 → ボラれる
などと思い込んでいて 敬遠しておりました。。
勇気を出して行ってみたら とっても良心的な明朗会計でした(笑)
日頃手塩にかけて整備しているげっと号ですので今回も
テスター屋さんで調整してもらったのは光軸だけでした
さて、陸事に着いて事前に書いておいた書類で
検査の受付を済まして車検ラインに並んでいると
いやいよ第一関門の検査官の登場です
灯火装置や、車高、ハミタイヤなどを確認すると最後は
ボンネットを開けての車台番号とエンジン形式の目視確認です
け「うわァ~ 凄い! そうとう弄ってますねェ~ 」
げ「たいした事はありませんターボ付けたのは10年前ですし
14年も乗ってますからこんなになっちゃいました(笑)」
この後 談笑のような質問攻めにあうのですが、
ボルトオンターボは全く問題ないので 質問のポイントは
エンジンをBPに載せ換えてないかでした
載せ換えしてる人だったら ついボロが出そうな
巧みな質問がポンポン来ます(笑)
げ「平成元年式の初期型なんでB6に拘りがあるんです」
などと言ってワタクシには関係ないことをアピールしてすんなりOK!
いよいよ検査ラインなのですが ワタクシ今回、
問題なのは排ガスだと思っておりました。。
ハイカムの入ったエンジンをフルコンで制御するげっと号は
アイドリングでガスが少し濃い目なんで 今年から導入した
メタル触媒でガス検が通るか 実は心配だったんです
しかし! あっさりPASS!!
マルハモータス 流石っす!
下回りの検査の時にメタル触媒に付いて来た書類を見せて一発合格!!
の筈でしたが何と 意外にもブレーキが不合格でした。。((+_+))
ライン内の検査官に聞くとブレーキの効きの左右差が
8%以上だと不合格になるそうで
その日はソレで
終~了~~!!
なぜならば ブレーキの整備だけは
げ「当日その場で整備しました!」などとウソをついても
そんなことは物理的に不可能なので
て「嘘はスグにばれて逆に厳しくマーク
されるので今日は諦めて帰ったほうがいいよ」と
テスター屋さんに言われたからです。。
話のついでにブレーキもテスターに掛けてもらうと
やはり前後とも左が弱いようで パッドも換えて、
フルードのエア抜きもしてあるので原因が思い当らないので
後日もう一度キャリパーのチェックをしてみると…
左フロントのスライドピンがグリス切れで 見事に固着してました。。
NBのRSⅡのブレーキキャリパーってフロントはロードスター乗りには
あまり馴染みの無い形状をしているので エア抜き中も
スライドピンの固着には気が付きませんでした 反省。。(T_T)
リアの様にパッド交換も同時にすれば気が付いていたと思いますが
まだ5ミリ以上残っているので・・・ 貧乏性なもので(笑)
スライドピンは洗浄して再使用も出来そうでしたが
ディーラーにゴムブーツと共に新品を発注!!! (画像2枚目)
合計で4,000円ちょいの痛い出費でしたが
自分への戒めの意味も込めて新品で良しとします
(またサボるカモしれないし^^;)
そんな感じでブレーキ整備を終えて、改めて陸事に持ち込んで
検査料1,400円を支払ってからラインに並んで ブレーキだけ再検査!!!
数回目に 見事合格!!!! (画像3枚目はその直後)
無事に
あと2年乗ってもいいよのお墨付きを貰えました(^^)v
ん? 数回目って?? (ーー;)
実はですねェ~~
左リアブレーキが弱い原因が最後まで判らなくて それじゃ~って事で
前後とも左側だけ純正ブレーキパッドに交換して検査に臨んだら
見事に今度は左側が強く効くようになってました ((+_+))
何度かフルブレーキで再検査するうちに
右側のブレーキパッド(CC-X)が温まって ようやく効いてきて
5回目位で合格出来ました (ーー;)
検査官には2日間かけてキチンと整備した事を告げて
何度もラインに並び直した訳デス。。 (滝汗)
今回は いつもにも増して冷や汗モノのユーザー車検でしたが
フロントキャリパーの固着が判って良かったです
もちろん左側の純正パッドは その日のうちにCC-Xに戻しました
高速でフルブレーキ → 左側のみロック → 大スピン&クラッシュ
ではシャレになりませんから (^。^)y-.。o○
っていうか こういう発想をして そして実行してしまう処が
やはり素人なんでしょうねェ~ ワタクシは・・・^^;
※長文に付き合って読んで下さってありがとうございました m(__)m
..2006/11/23 20:35