いまいち夏らしくならない中
皆様いかがお過ごしでしょうか(´ー`)
そのまんまのタイトルですが
「天気の子」を昨日夜(と今朝)見てきました(´∀`)
「君の名は。」が大ヒットした後の作品ですから
人が多かったらどうしようかと思いましたが
特に問題なくいい席取れました。
数百円に物を言わせてプレミア席にしたというのもありますがヽ(´ー`)ノ
ネタバレにならない範囲での感想ですが、
まず、思ったより大人向けな仕上がりだったんじゃないかなと。
特報やCMの感じより渋めな味付けだった気がします。
個人的には好きな味付けですが
ラストの描写も含めて賛否が極端に割れそうな気もします。
まぁ面白い事には違いないですけどね(・∀・)
すでに2回観ましたし( ´∀`)
あと・・・
この物語の設定が何年かにもよりますが・・・
新海監督、それってどう解釈すればいいの~!?(;´Д`)
まぁ、
とりあえず、
大人が見る分には面白いと思うのでお勧めです。
※ ※ ここから映画の内容や結末あり ※ ※
※ ※ まだの人は注意してくださいです。 ※ ※
※ ※ 他の作品の結末もあります。 ※ ※
さて、
第一印象ですが、
東京(新宿)の闇というか裏の部分というか
大人な部分が割りと多く描かれていたのは
率直に驚きましたね。
ラブホですぎ(;゚∀゚)
風俗嬢?のスカウトが出てきたり殴られたり
ネカフェ難民になってみたり
年齢偽って生活のためにバイトしてたり
子供達だけで節約生活してみたり
児童相談所のスタッフや警察も出てくるし拳銃拾うし。。。
内容は違えど作品の雰囲気は「雲のむこう、約束の場所」に近いかなと。
東京に来たけど楽しい事ばかりじゃないと暗い部分を描いているところも、「雲のむこう」に通じる部分であり、憧れの対象として明るめに描いた「君の名は。」とは違う部分だったかと。
このあたりの違いが作品の印象を変えているのかな?
個人的には「星を追う子ども」に今回は寄せてくるかなと予想していましたが外れましたね。終盤の「彼岸にいけるんだ!」みたいな台詞あたりは「星を追う子ども」の世界観が頭をよぎりましたが。
次に印象に残るのは毎回恒例の映像美でしょうか。
神宮花火大会の部分は夕日も花火も最高だったと思います。
雨についても綺麗に描かれていて新海監督らしさが出ていたと思いました。
雨というか水の表現が綺麗でした(´∀` )
と言うか、
今回の作品では前作の登場人物やその親族が登場するわけですが
そのシーンでは別のことが気になってしまい映画の流れに集中できませんでした(;´Д`)
テッシーとサヤちんは一瞬でしたし上手く行ってそうなのでいいんですが
瀧と三葉は別々のシーンでした。
一緒に出てくれば観る側も安心できるんですが、別々のシーンとなると色々考えてしまうわけです。過去には映画としてはハッピーエンドだけど物語の順序としてはハッピーじゃなかったという事もありましたし。。。
なので、作品を跨いで前作のハッピーエンドを打ち消す大技を繰り出したのかと警戒してましたw
エンドロールも苗字が全員そのままだったので余計に気になります。
どちらかが変わっていればいいサプライズだったのに・・・。
前半で書いた「それってどう解釈すればいいの~!?」の部分はここの事です。
再会する前ならいいんですが、再会後だとすると、もしやという気にもなるわけです。
完全に脱線ですが、天気の子は何年の設定なんでしょうか?
3月31日が日曜のカレンダーが有った気がするので、
そうなると2019年か2024年なんですよね。
それか、見間違いで7月31日が日曜のカレンダーだったかな。
そうすると、2022年になるので、「君の名は。」のラストと重なるので丸く収まります。
どのタイミングでみたカレンダーだったかなぁ・・・?
そして、映画のラストシーンについてですが、個人的には監督らしさが出たなというのが印象です。
天気の巫女としての能力も消え、天候も元に戻るという完全なハッピーエンドにせず、一人の少女と天候回復のどちらを取るかと言う選択させ、結果的に東京水没と言うちょっとビターな感じで終わりました。ここは賛否が分かれそうな気がしますが、終わり方としては個人的には好きですね。
ただ、
このラストに関してちょっと残念だったのは、あまりにも「雲のむこう」に似すぎていたところでしょうか。中盤あたりから陽菜と天候のリンクが描かれますが、この構図がもろに「雲のむこう」なんですよね。
「雲のむこう」では佐由理と平行宇宙の繋がりが描かれ、眠り続ける佐由理が覚醒しようとすると平行宇宙が拡大しこちらの世界が飲み込まれると言う設定でした。これを知った状態で今作を見ると、おのずとラストが分かってしまうわけです。東京水没までは考えませんでしたが、陽菜と天候回復の二者択一になるだろうというのは中盤を過ぎたあたりで予想が付いてしまいました。
また、本来ならインパクトのあるはずの東京水没も、過去に「雲のむこう」で蝦夷(北海道)を消し飛ばしているので、監督も好きだなぁ~、くらいで終わってしまいました(;^▽^)
長々書きましたが
結論としては面白かったと思いますね~(´∀`)
ここまで読んだ方はもう見た人だと思いますが
まだ見てない人は是非観て下さい。
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Posted at
2019/07/21 14:57:20