目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
忘れないうちに製作の過程を記録として残しておきます。
DIYの参考にならない内容ですみません・・・
①設計
CADというソフトを使って、大体の形やデザインを設計します。
この時点では各寸法はまだ大雑把です。
デザイン自体は、以前から練っていたので結構サクサクと進みましたが、ロゴ部分の曲線は少々手こずりました・・・
2
②採寸・デザイン確定
実際のフットレストを採寸し、微調整を行います。
外形の寸法や角度などがわかっていれば、もしくはそれらしい形になっていればOKなら簡単なのですが、せっかくなので正確な形状に拘ってしまいました^^;
その結果、現物合わせで型紙を作り、0,01ミリ単位での微調整を行いました。かれこれ10枚は型紙を切ったような・・・
正直言ってこの採寸作業が一番大変でした。
あとの中身のデザインは採寸した形状に合わせてレイアウトを調整して最終的な設計は完了です。
3
④加工 (ワイヤ放電加工)
今回は材料として、t2.0のSUS304(確か)を用意しました。
まず、ワイヤ加工の下準備として、図面データを予め機械へ転送し、材料に加工を行うための「下穴」などを開けておきます。
(ワイヤ放電加工機というのは、簡単に説明すると、糸のような金属線に電気を流し、加工物を切断していく機械です。)
あとは材料を機械に取り付けて加工開始です♪
※画像は、中の穴を加工し外形まで加工した後のものです。
4
④面取り・磨き
ワイヤ加工が終わり、ひとまず設計どおりにできているか確認です。
採寸に苦労しただけあって、フットレスト本体と寸分違わぬ形状になりました♪(もはや自己満の域です・・・)
丸穴やロゴのレイアウトもそこそこイイ感じかと思います。
さて、ワイヤ加工をしたままでは切断面にエッジが立ちすぎていて危険なので、外周の面取りを行います。手前側と右側面は足(靴)との接触を考慮して、大きめに面取りしています。
さらに、この状態では表面のキズやクスミがあってみすぼらしい感じがしたので、ディスクグラインダーで磨きをかけました。
本当はバフのような鏡面を目指したかったのですが、手持ちの研磨剤と自分のウデに限界を感じたので程良いところで諦めました(笑)
5
⑤完成・取り付け
さてさて、何工程も経たのちようやく完成です♪
フットレスト本体への取り付けは、タッピングビスしか選択肢がなかったのですが、いきなりビスをねじ込んだのではほぼまともな位置に固定できません。ましてや運転操作に関わるパーツでもあるので正確かつ確実な取り付けが要求されます。
ということで、フットレスト本体にはタッピング用の下穴を開けることにしました♪
製作したフットレストをフットレスト本体と位置を合わせた状態で固定し、取り付け穴の中心に軽く穴を開けるだけなのですが、ここで穴がズレてしまうとしっかり取り付かなくなってしまうため、ここは師匠に手伝ってもらいました^^;おかげでセンターにぴったしです♪
取り付けも済ませ、これでようやくホントの完成となりました♪
まぁそれなりに妥協した所や不満な部分はありますが、自分としてはかなりのお気に入りパーツとなりました(^^)v
文章にしてしまうと意外とあっさり完成したような感じですが、実際はそれなりに苦労もありました。。だからこそ「自己満」と言われようが、完成したときの感激はひとしおなんですよネ(>.<)9
それに、本業では修行中の身である自分には、こういった一連の作業は大変勉強になりました。
これをきっかけに、クルマも技術もどんどんステップアップしていけたらいいなと思います。
さて次は何を作ろうかな・・・w
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