TVなどで年末になると必ずでてくるのが「今年の出来事」
自分にそれを当てはめれば、車を替えたことは今年のトップにくるくらい大きな出来事。
シャトルに出会えたことはとてもうれしいことだけど
出会いがあれば別れもあるのが世の常。
今年シャトルに出会ったことと同じ大きさの出来事が
16年乗ったUSアコードワゴンCE-1との別れです。
いつか読み返せるようにまだ記憶がしっかりしている間にちょっと思い出をブログに書いておこうかなと思いました。
USアコードワゴンを購入したのは1996年の3月。
1994年に発売を開始した二代目のアメリカホンダ製のアコードワゴンの1995年1回目のマイナーチェンジを受けたモデルで中間グレードのVixでした。
本当に欲しくて欲しくてたまらなくて買った車でした。
それだからこそこんなに長く乗れたのかもしれません。
1996年当時はステーションワゴンブームの真っただ中。
それをリードしていたのがスバルのレガシーとこのホンダのUSアコードワゴンです。
スバルはお家芸の4WDにターボを積んだGTのガチスポワゴンでリゾートエキスプレスとして売られていました。
かたやアコードワゴンはその対極に位置する流麗なスタイルのファショナブルで街の中で映えるワゴンでした。
それはそれまでスバルが植えつけたワゴンといえば4WDでアウトドアカーというイメージを覆す、街中で使うオシャレなワゴンという位置づけは実に新鮮でした。
これは現在のアウディのワゴンなんかの持つイメージと近いと思います。

なにより我々アコードワゴンオーナーの心を掴んだものは、この「USWAGON」と「HONDA OF USA」のロゴとマークのエンブレムに象徴されます。
「帰国子女ワゴン」などとも呼ばれ、車検証や登録は輸入車扱い、日本のメーカーが作った外車。
このプレミアム感がオーナーに大きなプライドを与えてくれました。
そしてそのデザインはワイド&ロー。
ボンネットの低さは別に車高を下げなくても駐車場でレガシーなどと並ぶと十分に低さを感じさせました。
さらにベーシックグレード以外はすべてサンルーフが標準装備というのも他の国産ワゴンと大きな相違点でした。

自分はデザインに惚れきっていたのでホイールサイズを16インチにアップした以外はドノーマルで乗っていました。
エンジンは2200ccのSOHCのVTEC、DOHCVTECほどカーンと突き抜ける感覚はありませんでしたが低速カムから高速カムに切り替わるとエンジンの回転数は3000から一気に6000までスポーンと跳ね上がりけっこうな加速感を味わうことができました。
それでもこの車の売りはそんな高回転の部分より普段の重厚で落ち着いたアメリカ大陸生まれの乗り味。
この乗り味が好きだったのでシャトルの重厚さはちょっと足りないけどゆったり気味の乗り味が気に入ったように思います。
その他にもボディ同色のCピラーやリアの丸みを帯びたガラスなどシャトルとこのUSワゴンは共通点が多くあります。
そんな要素が自分にシャトルこそ後継車にふさわしいと感じて選択させたように思います。
「あなたがいたから僕がいた」・・・・昔、 郷ひろみの歌にこんなタイトルの曲がありましたが(古すぎ(;´∀`) )自分にとってシャトルとUSワゴンの関係はまさにコレです!
CE-1以上に愛着を持って乗っていきたいと思います。
Posted at 2012/12/20 01:23:11 | |
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自動車コラム | クルマ