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2021年10月20日 イイね!

【CB250R バッフル検討_1/5_準備、加工編】

【CB250R バッフル検討_1/5_準備、加工編】本ビームスのR-EVOのバッフル検討は5編で構成しています。
【CB250R バッフル検討_1/5_準備、加工編】
【CB250R バッフル検討_2/5_バッフルの取り外しと取り外し用治具の作成編
【CB250R バッフル検討_3/5_各バッフルの試験走行編
【CB250R バッフル検討_4/5_パイプの結合に使用した二重ソケットの失敗談編
【CB250R バッフル検討_5/5_テールパイプのパイプ長を変えての音質検討(スペアナ測定)、音量測定(騒音計による騒音測定)の検討編

本ブログは1/5_バッフル検討_1/5_準備、加工編です。

2021年07月24日のブログでCB250R BEAMS R-EVO スリップオン ステンレスサイレンサー/純正マフラー音質比較(スペアナ測定)をアップしました。
R-EVO サイレンサーは良い音ですがさらに自分好みの音に変えられないかを検討する為に別売のセミレーシングバッフルを購入しました。


R-EVO に付いているバッフルと購入したセミレーシングバッフルの2種類のバッフルを用いて検討する事にしました。


検討するためにはR-EVO サイレンサーのバッフルを取り外す必要が有ります。
異なるバッフルを交換するためリベット止めからねじ止めに変える必要が有ります。
ブログ参照 【CB250R バッフル検討_2/5_バッフルの取り外しと取り外し用治具の作成編】

検討方法はバッフルのテールパイプ長を変えます。
オリジナルバッフルのテールパイプを先端より4cmカットしてカットしたテールパイプに同径のパイプを結合させました。
オリジナルに対して-4cm、-2cm、0、+2cmになるテールパイプのバッフルを作成します。

検討したバッフルは8種類です。


R-EVOのバッフルでテールパイプ長-4cm、-2cm、0の3種類
セミレーシングバッフルで-4cm、-2cm、0、+2cmの4種類と最後にバッフル無しです。



8種類のバッフルを付け替えて音質、音量(騒音計を用いた騒音レベル)、マイクで録音した結果のFFTによる周波数分析を行いました。

第一段階はセミレーシングバッフルで検討を行いました。
テールパイプ長をオリジナルより-4cm~0~+4cmで2cmきざみで行なう事にしました。

第二段階はR-EVO サイレンサーのバッフル(オリジナルのバッフル)を行いました。

長さの異なるパイプを用意する為に材料をホームセンターで物色した結果セミレーシングバッフルのテールパイプと同径(外径=25mm)のステンレス巻きパイプが有りました。
又結合用の二重ソケットも同時に購入しました。


セミレーシングバッフルのパイプを先端から4cmカットしてパイプ長の異なるステンレス巻パイプ結合してパイプ長の異なるバッフルを作成しました。ステンレス巻パイプの長さは2cm、4cm(セミレーシングバッフルのパイプをカットした物)、6cm、8cmでカットしたパイプです。。

カットしたバッフルのパイプと各長さのパイプは二重ソケットで結合しました。
二重ソケットは壁等にステンレスパイプを取付ける時に使用する物です(全長は21mm)
バッフルのパイプと各パイプに先端から5mmところに3.5mmの丸穴を開け3mmのビス、ナット、スプリングワッシャーで二つの部品を結合しました。

これでセミレーシングバッフルのテールパイプの長さが購入時のマイナス4cm、マイナス2cm、0(オリジナル)、プラス2cm、プラス4cmのテールパイプ長のバッフルができました。

二重ソケットを用いた結合は失敗しました。
ブログ参照 【CB250R バッフル検討_4/5_パイプの結合に使用した二重ソケットの失敗談編】

試験的に2cmのパイプを結合して200Km程実走行した結果、二重ソケットが溶けてしまうことが判りました。

二重ソケットの材質は亜鉛合金(?)なのか500℃以下でどうも溶ける様です。
金属ならOKかと思いましたがマフラー内部は相当の高温の様で融点が高い適当な物を物色する必要が有ります。

ネット、ホームセンター等物色した結果、白ソケットが有りました。
材質は可鍛鋳鉄(融点1100℃以上)です。
内径が小さく内側にネジが切ってありネジの部分が引っかかり25mmのパイプがはまりません。


半月やすりで2時間ほどかけてネジ部を削りパイプがはまる様にしました。
パイプの取付穴を開け3mmのビスナットで結合する様にしました。



実際使用するとどうなのかを確認するため4cmのパイプを取付、走行してみました。
(溶けるか溶けないか、ビスナット等が緩まないかの確認、他の不具合が無いか等の確認)
結果は問題ありませんでした。

白ソケットを用い試験走行、走行音の録音等を行いました
ブログ参照  【CB250R バッフル検討_3/5_各バッフルの試験走行編】

試験走行等でR-EVOのバッフルが良い音質だったのでこちらのバッフルもテールパイプ長を変えてみることにしました。(第二段階)

R-EVOのバッフルのテールパイプ径はセミレーシングバッフルの外径25mmに対して2mm太く27mmです。

試験走行でパイプ長を長くすると音量が下がる事がほぼ判ったので音量を下げることは考えず音量が上がる方向で検討する事にしました。
よってテールパイプ長を-4cmと-2cm、0(オリジナル)を検討しました。
-2cm、0のテールパイプを結合する必要がありこちらも白ソケットで結合しました。
外径25mmのセミレーシングバッフルのテールパイプでもやすりがけで白ソケットの内側のネジ部を半分ほど削る必要が有りましたが27mmのR-EVOのバッフルは2mmほど太くネジ山を完全に削る必要が有りました。
半日ほどやすりがけを行いなんとかパイプをはめることができました。(旋盤等だと数分で加工できると思います。白ソケットの内側を1mm以上ヤスリがけで削りました。)



R-EVOのバッフルはオリジナル0と-4cm、-2cmの三種類で検討を行いました。

最終的に用意したバッフルの種類は8種です。
◆検討したバッフルの種類
①ビームス R-EVO サイレンサーのバッフル(テールパイプ長=93mm 外径=27mm)
オリジナルのR-EVO サイレンサーのバッフル
②-4cmのビームス R-EVO サイレンサーのバッフル(テールパイプ長=53mm 外径=27mm)
③約-2cmのビームス R-EVO サイレンサーのバッフル(テールパイプ長=73mm 外径=27mm)
 ※パイプは使用せず白ソケット使用
④別途購入したセミレーシングバッフル(テールパイプ長=75mm 外径=25mm)
⑤-4cmのセミレーシングバッフル(テールパイプ長=35mm 外径=25mm)
⑥約-2cmのセミレーシングバッフル(テールパイプ長=53mm 外径=25mm)
 ※パイプは使用せず白ソケット使用
⑦+2cmのセミレーシングバッフル(テールパイプ長=95mm 外径=25mm)
⑧バッフル無し
Posted at 2021/10/23 22:00:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | その他

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