
iPhone7&iPadを使用しています。iPadは
第5世代です。
ラジオの周波数特性
ラジオをよく聞いています。ラジオアプリはNHKの"
らじるらじる""民放の"
ラジコ"を使用しています。
主に深夜放送を聞きます。
"らじるらじる"の聞き逃しもよく聞きます。
特にAM放送が良い音質で聞けるので今回ラジオの周波数特性を簡易的に測定してみました。
あわせてブルートゥース(ミュージック再生時)の周波数特性も測定しました。
普段の視聴はワイヤレスヘッドホン&iPhone7の内蔵スピーカーで聞いています。
ヘッドホンは
Yamaha TW-E3Aです。
又ホーム用のステレオではブルートゥースで
ブルートゥース受信機SONY DRC-BT30を使用して音楽を聴く場合もあります。
いずれも良い音で聞け満足しています。
簡易測定を行った結果ラジオの周波数特性&ブルートゥース(ミュージック再生時)は十分な特性が確認できました。
以前は
iPodタッチでラジオ"らじるらじる"&""ラジコ"を聞いていました。
iPodタッチの周波数特性検討時はラジオの周波数特性は
9KHzで音がカットされていました。(理由は不明です。)
iPhone7&iPadはカットされず広帯域で再生されます。
ラジオの周波数特性は20Hz~17KHzまで再生しています。
これはNHKの"らじるらじる"、民放の"ラジコ"でAM放送、FM放送、共同じです。
AM放送を一般的なラジオで聞くと回路的な問題の為(中間周波数帯域幅等で高域が制限されます。-3dbポイントが2KHz程度、低域はバランスを取る為コンデンサーでカットされています。)かまぼこ型の音質になるのですがきっちり高域まで伸びているは非常に良いと思いました。
【測定方法、測定結果詳細】
測定方法は測定系の周波数特性を確認したのちライトニング端子出力をPCのアプリ"
FFTウエーブ"で測定しました。
①測定系の特性確認(音源の確認)を行いました。
音源はiPhone7&iPadのミュージックに入っている
TEST CDの
ピンクノイズL+Rを用いました。
音源の周波数特性確認はホーム用の再生機器 BEHRINGER
URTRACURVE PRO DEQ2496のスペアナ表示で確認しました。接続はiPhone7→
ライトニング端子ドック端子変換コネクター→
ドックコネクター延長ケーブル→
ONKYO ND-S1デジタルメディアトランスポート→ yamaha アンプ DSP AX-1200(AUX IN)→
URTRACURVE PRO DEQ2496のスペアナ表示です。
結果、周波数特性は20Hzから20KHzまでフラットです。
iPhone7のライトニング端子出力のTEST CDのピンクノイズL+R再生(周波数特性)は20Hzから20KHzまでフラットで問題ないことがわかりました。
②iPhone7のライトニング端子出力をPCのLINE INに接続。PCの測定系の確認
ライトニング端子→
3.5mmジャック変換コードでPCのLINE INの
測定は測定不可でした。(内蔵スピーカが鳴り3.5mmジャックに音が出ない)
これはPCのLINE INがハイインピーダンスの為iPhone7のライトニング出力(オーディオ出力)が内蔵スピーカーのままでライトニング端子に切り替わらない為と思われます。
ライトニング端子→3.5mmジャック変換コードはヘッドホン等の32オーム等の低インピーダンスの機器を接続した時にライトニング端子出力に切り替えるようにiPhone7&iPadがコントロールしているようです。
③ライトニング端子ドック端子変換コネクターを使用して自作のドック端子ケーブルをPCのLINE INに接続して測定系の周波数特性を確認しました。
ライトニング端子ドック端子変換を用いると内蔵スピーカー出力がライトニング端子に切り替わり測定が可能になりました。
④iPhone7、ipadのライトニング端子からの出力をテストCDのL+Rのピンクノイズを再生し"FFTウェーブ"で測定系の周波数特性を確認しました。
ピンクノイズで20Hz~20KHzが高域へのだら下がり状態となっています。
①のホーム用機器の
DEQ2496のスペアナ表示ではフラットでしたが
iPhone7,
iPadではどちらも高域にかけ、だら下がりです。
この特性はiPhone7&iPadのオーディオ再生特性とPCのサウンドカードの特性を見ています。
20HZ~20KHzまで再生はしていますが高域にかけ、だら下がりとなっています。
この特性はPCのサウンドカードの特性と思われます。
本来なら①の測定系の特性確認(音源の確認)を行ったURTRACURVE PRO DEQ2496のスペアナ表示でラジオの周波数特性を測定するのが好ましいとは思いますが今回はPCのLINE INに入力して"FFTウエーブ"のスペアナ表示で測定しました。高域がだら下がりの特性をフラットと考えて周波数特性を見ます。
"らじるらじる""ラジコ"のアプリを使用して"FFTウエーブで"AM放送、FM放送を測定しました。
低域から高域まで周波数特性は伸びています。
ピンクノイズがラジオで再生できるといいのですがラジオの再生音のスペアナ表示で周波数特性を推定する方法を取りました。
iPadも同様に測定してみましたがiPhone7と同様でした。(細かく見るとiPadは17KHz以上も再生しています。)
結果はラジオの周波数特性は20Hz~17KHzまで再生していると思われます。
これはNHKの"らじるらじる"、民放の"ラジコ"でのAM放送、FM放送共同じです。
放送内容はアナウンス、音楽等です。
⑤iPhone7&iPadのブルートゥースの周波数特性
iPhone7&iPadにブルートゥースでピンクノイズL+Rを飛ばし
ブルートゥース受信機SONY DRC-BT30で受信して
PCのLINE INに入力して"FFTウエーブ"で
周波数特性を見てみました。
結果20Hz~20KHzまで結構フラットと思います。(PCのサウンドカードの高域のだら下がりを考慮)
テストCD_L+Rのピンクノイズのライトニング端子からの出力を"FFTウェーブ"で測定した周波数特性とブルートゥース受信機SONY DRC-BT30の出力を
比較した結果を見ても大きな周波数特性の差は有りません。
iPhone7&iPadのブルートゥース送信回路の特性とブルートゥース受信機SONY DRC-BT30の特性で周波数特性は決定すると思いますがそこそこの特性だと思います。
ブルートゥースのワイヤレスヘッドホンYamaha TW-E3Aで音楽を再生した時、結構いい音で聞けるのも納得です。
Posted at 2020/08/01 17:49:58 | |
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