
山中さんのノーベル賞受賞おめでとうございます。全くプライベートな話になりますが、あと10年早くこの技術が実用化されていたら、拙者の身近でも何人かは未だに生があるのではないと思えるような素晴らしい技術です。

それはさておき、お面白いなぁと思ったのが、
ニュースサイトからの引用になりますが
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ノーベル賞 山中さん“感謝のひと言”10月8日 21時35分 NHK K10055954511_1210082254_1210082300.mp4
京都大学で午後8時から行われた記者会見で、ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中教授は、まず「受賞の感想をひと言で言うと『感謝』ということしかない。日本の皆さん、研究の支援をしている大学、多くの同僚、いつも私を励ましてくれた友人、そして家族に心から感謝の意を表したい」と述べました。
また、山中教授は「ジョン・ガードン先生が、細胞の初期化という研究を切り開いた。彼の仕事がなければ、われわれの仕事はなかった。彼だけでなく、いくつかのキーとなる研究があったので、先人の研究者のおかげの受賞である」と述べたうえで、一緒に研究を続けてきた研究者に対して、「彼らは『腹心』と呼ばれる、自分の研究室にとって欠かせないメンバーだ。200名余りのみんなの頑張りに頭が下がる」と述べて、感謝の思いを伝えました。
さらに、山中教授は
「喜びも大きいが、大きな責任感も感じている。iPS細胞技術は非常に大きな可能性はあるが、本当の意味で役立ったと言えるところまで来ていない」と述べたうえで、患者に対して「iPSの技術を使うと、きょうあすにも病気が治るという誤解を与えているかもしれない。まだまだ研究が必要なのが事実。苦労していると思うが、希望を捨てずにいてほしい」と語りかけました。
このほか山中教授は、倫理的な問題について触れ、「社会全体で倫理的な議論を少しでも早く準備しておかないと科学技術のほうが思ったより早く進んでしまう。倫理面の問題を同時に進めていかないと、本当の意味での実用化にはつながらない」と訴えました。
一方で、山中教授は、受賞の連絡を発表の前に自宅で受けたことについて、「正直、受賞することは全く思っていなかった。自宅にいて洗濯機がガタガタ音がするので、それを直そうと思って作業していたところ携帯電話がなった」と述べたうえで、「私もそうだったが、家族もぼう然としていた。80を超えた母に報告できたことがよかった」と語りました。
記者会見が始まる直前には、野田総理大臣からの電話が会見場に座っていた山中教授の携帯電話にかかるハプニングもあり、山中教授は「本当にありがとうございます。国を挙げて支援いただいたおかげで、これからも頑張るのでよろしくお願いします」と述べていました。
山中教授は、午後8時から1時間ほどの記者会見を終え、席を立つ際に会場から拍手が起こると、ほっとした表情で笑顔で応えながら退室しました。
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ところが、7分後のダイジェストでは
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山中さん会見“感謝のひと言だけ”
10月8日 20時42分
京都大学で行われた記者会見で山中教授は「受賞の感想をひと言で言うと『感謝』ということしかない。日本の皆さん、研究の支援をしている大学、多くの同僚、いつも私を励ましてくれた友人、そして家族に心から感謝の意を表したい」と述べました。
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(?_?)(?_?)(?_?)。「感謝の一言だけ」がピックアップされてますね…その前の記事にあった山中さんの
強い責任感と使命感はどこに行っちゃたのでしょう(?_?)(?_?)(?_?)
翌日のご夫婦そろっての会見では
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山中教授が夫婦で会見“家族に感謝を”
10月9日 12時8分 K10056076111_1210091224_1210091226.mp4
ノーベル医学・生理学賞の受賞決定から一夜明けた9日、京都大学教授の山中伸弥さんが、大学で妻の知佳さんと共に記者会見し、改めて喜びを語りました。
京都大学で午前10時すぎから行われた記者会見に、山中さんは妻の知佳さんと共に出席しました。知佳さんは、8日、受賞の連絡が来たときの状況について「夫は洗濯機の修理をしていて、私は冬用の布団にカバーをかけていました。電話がかかってきて、夫が英語で話しをして『サンキュー、サンキュー』と言っているので、これは大変なことになったと娘と顔を見合わせ、ことばが出ませんでした。しばらくたってから、『よかったね』と声をかけました」と話しました。
また山中さんは、9日未明まで、内外の報道機関の取材に応じたあと、研究室に残っていた学生たちから祝福を受けたということです。山中さんは、これまでの研究の苦労について「研究は1回成功するためには9回失敗しないといけない。日常のストレスは非常に大きいものがある。大変な、ほんとうにやめたくなる20数年間だった。そんななかでも、家に帰れば笑顔で迎えてくれる家族への感謝を強く感じている」と述べました。
一方、妻の知佳さんは「家ではごくふつうの父親であり夫です。ふだんはとても忙しいですが、休日は家族のためにいろいろ手伝ってくれます。あまり愚痴は言わず、走りに行って体を動かしリフレッシュしていると思います」と話していました。
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これはご夫妻で参加されたものですから、家族に対するエピソードとして納得がいきます(とはいえ、他の新聞などで全文を拝見すると、やはり国にも感謝されているご様子ですね(^_^;))。しかし、うがった見方かもしれませんが、山中さんはマイホームパパというイメージ(もちろん良いことですが)が強調された感もあります…
ところが、
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山中さん受賞で職員などに感謝
10月10日 16時58分
ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大学教授の山中伸弥さんが、iPS細胞研究所のシンポジウムに出席し、「皆さんの尽力と協力があって起きた、予想外の出来事だ」と話し、職員などのこれまでの協力に感謝しました。
京都大学教授の山中伸弥さんは10日午後、所長を務めるiPS細胞研究所のシンポジウムに出席しました。
山中さんは、「iPS細胞研究がこの5年間で大きく進展したことが、大きな要因だった。皆さんの尽力と協力があって起きた予想外の出来事で、改めて心より感謝したい」と話しました。
また、今後の研究課題として、iPS細胞を使った再生医療の臨床試験の開始や患者由来のiPS細胞を使った治療薬の開発など、4つの目標を挙げました。
そのうえで、「
iPS細胞研究所が出来たときに約束した10年間の達成目標です。あと7年でこの目標を必ず達成させなければならい」と話し、今後の研究に
意欲を見せていました。
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の中盤までは感謝の表現ですから問題ないと思いますが、最後の部分は
「意欲」という言葉で表現してよいものやら…意欲という言葉は余りにも矮小というか、利己的な感じを受けました。
拙者には、最初の会見で述べておられた
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さらに、山中教授は
「喜びも大きいが、大きな責任感も感じている。(これを果たすのが私のこれからの任務)iPS細胞技術は非常に大きな可能性はあるが、
(悲しい現実は)本当の意味で役立ったと言えるところまで来ていないと述べたうえで、患者に対して「iPSの技術を使うと、きょうあすにも病気が治るという誤解を与えているかもしれない
(否、与えているであろう)。
(これも包み隠さず言えば)まだまだ研究が必要なのが事実。苦労していると思うが(我々は責任をもって実用化に向けて一生懸命努力して必ず成果を出すので、その日まで)、希望を捨てずにいてほしい」と語りかけました。
このほか山中教授は、倫理的な問題について触れ、「社会全体で倫理的な議論を少しでも早く準備しておかないと
、(現在の我々の研究の進化ペースから予想するに)科学技術のほうが思ったより早く進んでしまう。倫理面の問題を同時に進めていかないと、本当の意味での実用化にはつながらない」と訴えました。
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文中の青文字は、アホな拙者なりに考えてみた、山中さんの内心のつもりです。
最初の赤字、「
責任感」という
強い意思、「
役立ったと言えるところまで来ていない」と述べる
自らを偽らない潔さ その上で「
苦労していると思うが」と述べる
弱この技術を待ち望む人たちへの気配り。さらには待ち望む人に対すして「
希望を捨てずにいてほしい」と
鼓舞するとともに、そのためには
自らに更なる艱難辛苦を与えるて更に高みを目指そうとする精神は、これぞ
武士ではないか思えました。
最後に、「野田佳彦首相は12日、山中さんと官邸で会い、「日本中が大喜びだ」と祝福。「研究の成果を期待している人はたくさんいる。実用化に向けて支援していきたい」と強調した。という話については、拙者は素直に喜びたいと思うと同時に、山中さんが国からの援助を引き出すために「国に感謝」と言ったのだ的ないやしい思考しか持てない人物に嫌悪感を覚えます。
失礼ながら、最初に拝見したときは、そこら辺のおじさんに見えた氏も、今拝見すると古武士の風格が漂っているように思うのは拙者だけでしょうか(⌒▽⌒)
それにしても
ノーベル賞受賞の山中伸弥氏に椿原キャスターが話を聞きました
ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京都大学・山中伸弥教授(50)に、フジテレビの椿原慶子キャスターが話を聞きました。
妻・知佳さんとの恋の話から、知られざるプライベートまで、ノーベル医学生理学賞受賞者の素顔に迫りました。
9日、会見で、いすをそっと引き、妻を優しく気遣う山中教授。
知佳さんは「この度は、たくさんの方々に支えられて、このような日を迎えられましたことを、本当に心から深く深くお礼申し上げます」と述べた。
夫を陰ながら支えてきた妻・知佳さん。
9日の会見でも、仲むつまじい様子を見せていた山中教授夫妻。
9日の会見で、山中教授は「家族の支えがなければ、やはり『研究』という仕事は続けてこられませんでした」と、家族への感謝の気持ちを語っていた。
まず、家庭での普段の様子を聞いた。
椿原キャスター「家庭での立場は?」
山中教授「わが家は4人家族ですが、僕はNo.4です」
椿原キャスター「No.4ですか? やはり女性3人?」
山中教授「はい、一番身分の低い...」
家庭では現在、医大に通っているという2人の娘と、妻・知佳さんの女性3人に押され気味という山中教授。
椿原キャスター「一番強いのは奥様?」
山中教授「うちのボスのことですね」
椿原キャスター「『ボス』と呼んでいらっしゃる?」
山中教授「はい」
椿原キャスター「9日の会見では、奥様が陰でしっかり支えている印象が?」
山中教授「きのう(9日)は猫かぶっていたと思いますから。『大阪のおばちゃん』ですので。わが家のボスですから。そういう意味では支えてもらっています、しっかりと」
「ボス」と呼ぶ知佳さんを頂点に、2人の娘、山中教授という序列になっているという山中家。
山中教授は、家事も進んでやっているという。
山中教授「料理以外は、だいたい何でも」
椿原キャスター「お洗濯だったり?」
山中教授「そうですね。洗濯はわたし、走ったり、ジムに行ったり、自分の洗濯量がほかの家族3人あわせたよりも多いくらいなんですね。だから、それも悪いなと思って、自分で」
椿原キャスター「自分で回されるんですか?」
山中教授「ほかの3人の分も。毎回じゃないですけど」
自ら洗濯もしているという山中教授。
受賞の一報が入った時について、「洗濯機がガタガタ音がするので、それを直そうと思って、動かそうとしたら携帯が鳴りまして」と話していた。
また、中学時代に出会い、高校に入ってから、つきあい始めたという山中夫妻。
中学校の同級生で親友・平田修一さんが、エピソードを明かしてくれた。
平田さんは「東大医学部でも京大医学部でも、おそらく合格していただろうと。その山中が、神戸大学を選んで進学したのは、大阪を離れたくないということがあったのには、(つきあっていた)奥さんと離れたくなかったと推測しています」と話した。
この話について、山中教授に聞いた。
山中教授「うーん、それはどうなんですかね。家内は、別に同じ(神戸)大学ではないので」
椿原キャスター「離れたくなかったと聞きましたが?」
山中教授「あ~、昔のことですから忘れてしまいました」
照れ隠しなのか、忘れてしまったと話をそらしてしまった。
意外にも、高校時代にバンドを組んで、ボーカルをやっていたという山中教授。
今でも音楽はよく聞いている様子。
山中教授「音楽を聞くのは、走る時がほとんどなんですけど、古い方ですが、一番多いのはビリー・ジョエル。『PRESSURE』っていうタイトルの歌があるんですよ。それを聞きながら、プレッシャーがかかるとき、さらにかかるというか」
椿原キャスター「意外と先生は...プレッシャーに強いと思っていましたが?」
山中教授「逆にプレッシャーに弱いので、そういう音楽を聞くんです」
医大に通っているという2人の娘さんについても聞いた。
椿原キャスター「娘さんにもノーベル賞をとってほしい?」
山中教授「いや、全然思ってなくて。わたしも、もともと臨床医だったんですけど、途中で諦めてしまって、臨床医としては全く駄目だったんですけど。娘2人には、できたらきちっと研修をして、本当の意味で患者さんの役に立つ臨床医になってもらえたらと思っています」
臨床医を諦めたからこそ、今回のノーベル賞受賞につながったと語る山中教授だが、娘には自分の最初の夢を引き継いでほしいという。
そして最後に、倫理面での課題も指摘されている、iPS細胞(人工多能性幹細胞)について語った。
山中教授「iPS細胞から作った精子と、卵子も作れる可能性がありますので、受精させていいのか。でも受精させると生命が始まって、じゃあどこまで成長が許されるのか。赤ちゃんとして生まれてきていいのかとなってくると、それは研究者だけで決める問題ではありません。研究のスピードがどんどん速くなって、ほかのことが追いつかない。研究も進め、倫理面の検討も進めという、バランスが必要だと思います」