ウォータージャグ新調

　キャンプ用のウォータージャグを新調しました。

　今まではポリエチレン製の白いポリタンクや潰すとコンパクトになるフレキシブル・コンテナタイプのウォータージャグを使ってきましたが、内側を掃除しにくかったり乾燥させにくかったりで、何個かはカビを発生させてしまいました。
　そこで最近のわが家では、ワインが入っていた1.5リットルのPETボトル（ラベルデザインが秀逸）を使っていたのですが、サイズが小さいので何かと不便を感じていました。

　オシャレなキャンパーさんならイグルーのジャグ（黄/赤）が定番でしょう。あるいは同じイグルーの古いメタルジャグや米軍放出品のミリタリー・ウォータージャグというのもアリです。でもネットオークションでも意外と高価なんですよね～

　そんな中、妻nonがホームセンターで偶然見つけたのが「ウォッシャブルタンクPC」（岩谷マテリアル）
　この手のポリタンクとしては珍しいポリカーボネート（PC）製なので、透明度が高く耐衝撃性も期待できます。（PCは好きな樹脂のひとつなのです･･･笑）

　この製品にはレバー式ではなくハンドル式の蛇口（一般的な水道蛇口に近い）が付属します。しかも口が二重管構造になっていて、水を出しつつ空気を取り入れるという優れモノ。

　でも今回は金属製の水道蛇口を付けてしまいました。（KVK製）



　タンク付属のキャップにホールソーで穴をあけ、Oリングを挟んでナットで締めるだけ。ただしちょっとした問題が･･･



　この水道蛇口は空気を取り入れる構造になっていません。従って安定した水流を得るには図のようにタンク上部へ空気を通すパイプ（＋コック）を設ける必要があります。ちゃんと作ろうとするとそれなりに材料費が･･･




　･･･などと考えていたら、このポリタンク、標準で空気を取り入れる穴があいていることに気が付きました。素晴らしいっ！



　金属製の蛇口は水道の高水圧に最適化されているので、ポリタンク内の水位が1/3あたりを下回ると急に水の勢いが衰えます。（満タン～1/3の範囲であれば問題なし）
　しかしハンドルを閉めると水がピタッと止まる操作性は実に気持ちイイですね！



　元々貼ってあった「Washable Tank PC」のラベルは剥がし、その代わりに「MERCK MILLIPORE」と「ORGANO」のステッカーを貼りました。超純水装置やイオン交換樹脂といえば両社ですから･･･　
　キャンプとは程遠いラボ風味なステッカーですが、化学系な方が「クスッ」と微笑んでくれればそれで大満足です。（もちろんスルーも可･･･笑）

　そんなことより、このウォータージャグを持って久々のキャンプに行きたいっす！