
自宅PCをWindows 11にアップグレードしました。
今年10月にサポートが終了するWindows 10。自宅で7年9か月使っているPCがWindows 10なので対応が必要となりました。そこで一連の作業を備忘録的にまとめることにします。(例によって長くなる予感w)
主な仕様は以下の通り。
■ OS: Windows 10 Home 64bit
■ プロセッサ: Intel Core i7-7700 (第7世代)
■ メモリ: 16GB/DDR4
■ ストレージ: SSD 512GB+HDD 2TB
■ グラフィックス: GeForce GTX1060 VRAM 3GB
Windows 11のシステム要件のひとつに第8世代以降(
インテルプロセッサの場合)があるので、まずはプロセッサの交換が必要です。なお第7世代のソケット(LGA1151)は第8世代以降に対応していないため、必然的にマザーボードも交換になります。
● プロセッサ ・・・ 【交換】 第13世代 Core i5 (13400F)
● マザーボード ・・・ 【交換】 (ASUS PRIME B760M-A WIFI D4)
● RAM ・・・ せっかくなので【交換】 (Micron DDR4-3200 16GB×2)
● M.2 SSD ・・・ せっかくなので【追加】 (KIOXIA 1TB NVMe PCIe Gen 4.0×4)
● グラフィックボード ・・・ せっかくなので【交換】 (Palit RTX 3060 Dual 12GB)
○ ケース ・・・ 【流用】 (5.25外部ベイ:光学ドライブ、3.5外部ベイ:カードリーダー)
○ ストレージ(内蔵) ・・・ 【流用】 SATA SSD(500GB)、同 HDD(2TB)、同 HDD(8TB)
○ ストレージ(外付) ・・・ 【流用】 USB3.0 HDD(8TB)、USB3.0 HDD(2TB)
○ ATX電源 ・・・ 【流用】 700W 80PLUS(AcBel製 iPower90 PCB010)
○ モニタ、キーボード、マウスその他の周辺機器 ・・・ 【流用】
● OS ・・・ Windows 11 HOME ・・・ 【購入】
3Dゲームなどのマシンパワーが要求される作業をしないので、コストを抑えた「ほどほどの」構成を目指しました。あとはグラフィックボードとWindows 11が届くのを待つだけ。
これまで使っていたWindows 10はOEM版。USBメモリでインストールメディアを作れば、新しいPCにWindows 10をインストールして無償で11にアップデートできるような気がします。(あるいはアクティベーションではねられるか?)
ただし仮に出来たとしても厳密にはライセンス規約の違反になりそうなので、ちゃんとパッケージ版のWindows 11を購入しました。
正直、PCパーツの交換作業は面倒なのでホントはやりたくないのです(笑)
そんな話をしていたら、大学院生の長女が「是非やりたい。」というので、都合のつく週末まで待って作業を手伝ってもらいました。(長女は過去に自分のPCを2台組んだことがあり、そもそも組立作業が好きらしいw)
ケースから古いマザーボードを取り出します。まずは嵩張るグラフィックボードから。ZOTAC
製でした。(ファンに埃が・・・)
狭いmicro-ATXケースなのでケース背面のファンも取り外します。BeCool製の12cm。こちらは埃が酷い状態だったので清掃後に撮影。
摘出された旧マザーボード。8年近くよく働いてくれました。ちなみに台湾のECS(Elitegroup Computer Systems) 製のようです。
Core i5 13400Fにはグラフィック機能が無いので、今まで使っていたグラボを装着してWindows 11をインストールしました。(Windows 11はポチッた当日の夜10時半に到着。その日に届くなんて本当にありがたいことです。)
翌朝には新しいグラフィックボードが到着。Palit製のRTX 3060 VRAM 12GBです。デジカメ画像のRAW現像やノイズ処理などが速くなることを期待。
せっかくだけどケースの蓋を閉めると見えないので正直消したい・・・ メーカーのユーティリティソフトを常駐させるか物理的にLEDを切る方法があるようですが、面倒なのでそのままにします。
Windows 11をインストールした後、アプリケーションを移設する作業を行っていたら時々出てくるコイツw 何の前触れもなくいきなり現れて再起動するのでゲンナリ。
デバイスドライバーの更新、セキュリティソフトの無効化、BIOS(UEFI)の設定、アカウント名などから2バイト文字の排除などなど・・・ いろいろ試してもブルスク発生を防ぐことができず、出現する条件もつかめず。
挙句、短時間に再起動を繰り返し過ぎて、WindowsにサインインするときのPINが無効化されてしまう始末。別のサインイン方法を設定していなかったため2時間以上放置することになってしまいました。トホホ
いい加減飽きてきたぜぇ~
作業開始から3日目、ふと思い出してWindowsメモリ診断を走らせところ、数パーセント進んだところで「ハードウェアに問題が検出されました」とのエラーメッセージが。やはりメモリかっ!
結局、一度RAMを抜いてメモリスロットをブロワで吹き、再度RAMを挿したらあっけなく直ったのですがどうも納得がいきません。本当にメモリの接触不良が原因だったのだろうか?
翌日、組み立て作業を撮影していた画像を見直していて原因がわかりました。RAMを挿すスロットを間違えていたのです。
4本あるスロットに2枚のRAMを挿す場合、マニュアルにはA2とB2に挿すよう記されています。
ところが組み立て時の画像を見るとA1とB1に刺さっていました。(確かRAM装着は長女の担当だったような・・・笑)
RAMを抜いてブロワを吹いた後、気づかないで正しいスロットに挿したことで直ったようです。まさがこんな初歩的なミスを見逃すとは・・・ 最初に確認するべきでした。(CPU-Zなどのユーティリティで容量やベンダー等の情報が正しく表示されていたので疑っていませんでした。)
「エラーが出たら新しいデバイスを挿し直す」の原則は大事ですね。
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家電・エレクトロニクス製品 | 日記
Posted at
2025/01/15 22:04:53