フィニヨンのブログ一覧

　カングー号の2回目の車検（5年目）が終わりました。

　掛かった費用の内訳を整備手帳に記録しましたのでご参考まで。

　
　今回の車検・整備の5日間、代車としてメガーヌ・エステートGTラインをお借りしました。


　ラゲッジルームはカングー2と比較して高さはないものの、十分な奥行があるので4人乗車＋冬キャンプ装備でも積載できそうな感じでした。
　1.2L turboエンジン（H5F）は静かで滑らかでパワフル。最新のダウンサイジング・エンジンは凄いですね～　ただ渋滞のノロノロ運転中、まるでサイレンのような冷却ファンの高い音が断続的に聞こえてきたのが少し気になりました。


　トランスミッションは6速EDC（DCT）。コレ恐ろしくスムーズです。国産車のトルクコンバーター式ATと遜色ない仕上がりで、メガーヌ2の4速AT（DP0）のような「アクセルペダルを緩めた時の強力なエンジンブレーキや律儀なシフトダウン」が弱め。国産車からの乗り換えでも違和感は少ないでしょう。


　パーキングブレーキのスイッチ。シンプルだけど慣れるまで時間がかかりました。


　カッチリした座り心地のセミ・バケットシート。中央部分はファブリック、サイドはレザー調素材。ホールド性は高いけどちょっと固めなのはGTラインだからでしょうか？　素グレードのシートが気になります。（リアのシートはいかにもフランス車的な座り心地で好印象♪）
　
　メガーヌ・エステートGTラインは足回りやシートが固めで、少し前のドイツ車のようなカチッとした仕上がりでした。その分従来からの仏車らしさは薄らいだ気がしないでもありあませんが、これも時代の流れなのでしょうね～　（インターナショナルな製品として正しい進化であることは間違いありません。）


　夕方、仕事帰りにディーラーに寄り、ピカピカに磨き上げられたカングー号を受け取りに行きました。
　まずは今回の点検内容について丁寧な説明。特に問題となるような箇所はなかったそうです。


　これは今回交換したフロント・ブレーキのディスクローターと前後パッド。（わざわざ持ってきてもらってありがとうございます。）
　フロントのディスクローターは摩耗してかなり減っていました。パッドはもう少し使えた模様。純正パッドはディスクに対する攻撃性が強いみたいですね。その代わりに強力で安心なストッピング・パワーを享受できるわけですから。ちなみに純正パッドにはTRW（現ZF-TRW？）の印字がありました。


　バッテリーはBOSCHのPSIN-7Cを持ち込み交換。今回は交換工賃をサービスしてもらいました。ありがとうございますっ！


　1週間前にぶつけてしまった左側のミラーカバーは、裏側から押してツライチにして目立たなくなっていました。これで全然オーケーじゃん？　がっちり食い込んでいて自分では直せなかったので感謝です♪


　でも傷が痛々しいので絆創膏を貼っておきました。一応、英国のサイトにミラーカバー（サードパーティ品）を注文しているのですが、商品が届くまでの間はこれで過ごそうかと思います。（案外ずっとこのままだったりして･･･笑）

　そうそう！今回はじめてサードパーティ製のブレーキ部品を試したのですが、数10キロ走った感覚だと純正品とまったく変わらないフィーリングでした。それでも4人乗車で少し強めにブレーキを踏み、少しずつ減速して最後に速度がゼロになる瞬間わずかに効きが甘いと感じることがありました。しかしこれは新品でアタリがついていないからだと思います。もう少し乗ってみたらダストの発生量や耐久性を含めてレビューします。

　それから今回もルノー神奈川厚木インター店のメカニックの方々にキッチリ整備して頂きました。これで安心してカングー号に乗ることができます。ありがとうございましたっ！



【持ち込み部品の価格】（参考）

Fブレーキ　ディスクローター（左右）
Fブレーキ　パッド（左右）
　□　純正品：25,920円＋12,204円　　合計 38,124円（税込）
　■　breni SCD　＋　sbs製Fパッド　　 合計 16,437円（税込）　　差額 -21,687円

Rブレーキ　パッド（左右）
　□　純正品：　　　　　 8,856円（税込）
　■　sbs製Rパッド　　 4,665円（税込）　　　　　 　差額 -4,191円

バッテリー
　□　純正品：　　　　　　　　  30,975円（税込）
　■　BOSCH　PSIN-7C　　 12,573円（税込）　　差額 -18,402円

※差額合計：　-39,615円