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”道の駅みとみ”から雁坂峠へ登り、水晶山→古礼山→燕山と縦走して雁峠から新地平に下りるルート。今回は雁坂小屋でテント泊です。

　道の駅みとみの駐車場を利用しました。登山者や観光客など、道の駅以外の目的の車はこちらの未舗装駐車場へ。

　快晴！後ろの鶏冠山が鮮やかです。

　R140を渡って雁坂峠登山道入口へ。立札の上には右向きの矢印が付いていますが、左に進むのが正解。

　しばらくは舗装された林道歩き。

　沓切沢橋を渡って林道が終わると本格的な登山道がはじまります。

　気持ちの良い沢沿いの登山道

　「この先徒渉あり」

　この日は水量多し。苔のついた石ですべり転倒しかけました。危なかった・・・

　トリカブトですね～

　涼しい沢と緑の登山道。この辺りはきつい傾斜もなくお散歩気分。

　沢を離れるといきなり急登。上を見上げると途方に暮れます。テント泊装備にこの急登はキツイ・・

（背負ったザックは2Lの水を含めて18kg）

　ジグザグに登るとはいえ、この角度・・・

　でも景色は最高！

　稜線が見えてきました。

　雁坂峠に到着

　雁坂峠にはベンチが設置されています。

　いかにも峠らしい道標

　稜線から東側に少し下って雁坂小屋へ

　雁坂小屋前のテーブルでテント泊の手続きをしました。（1,500円/人）

　水場。飲み物も売っています。

　有名なトイレ。登山道（旧国道140号）がトイレを貫いています。（諸説あり）

　今夜の寝床を設営しました。年季が入っているけれど頼りになるヤツです。（Nemo Obi 2P）

　男は黙って・・・

　3時間ほど昼寝をしている間にご近所さんが増えていました。

　日が暮れる前に晩めし。この日はおでんを温めました。

　深夜に目を覚ますと満天の星空が・・・　冬の星座が上がってきていますね。

　気温は6～7℃

　朝日が顔をだしました。テントを片付けて6:30 amに雁坂小屋を出発。

　稜線より。今日も良い天気。

　早朝の気持ちの良い稜線歩き

　ここにもきのこが・・・

　水晶山のピークに到着。眺望なし。

　続いて古礼山へ。山頂標識は環境庁と埼玉県のダブルネーム

　古礼山からの景色。富士山きれい。

　燕山のピークを通過したら雁峠が見えてきました。後ろには笠取山。

　雁峠から新地平へ降りず、一旦通過して雁峠分岐まで進みます。

　小さな分水嶺に到着。帰りは雁峠分岐から雁峠に戻りました。

　再び雁峠。ここのベンチでお弁当でも食べたら良さそうな雰囲気。

　朝露に濡れたクマザサを掻き分けて進むと沢沿い登山道になりました。水量の多い沢の徒渉の繰り返しが地味にキツイ。

　途中から林道になりました。歩きやすくて良き。

　ゲートに到着。ここまでくればもう少し。

　鶏冠荘の横からR140に出ました。ここから道の駅みとみの駐車場まで歩道を歩いて20分弱。

　山から下りてきたら隣の車がキャプチャーに。

　道の駅みとみから車で約10分。白龍閣の日帰り温泉で汗を流しました。

　今回このルートを選んだのは、奥秩父主脈縦走路のうち木賊山から笠取山の間が未踏だったため。
　久々にテント装備を背負ったので急登が身体に堪えましたが、快晴の三連休なのに混雑しない静かな山域で大変気に入りました。小屋番さん親切だし・・・

　しかし当日はあいにくの雨予報。しかも暑い夏が長かったせいか紅葉も遅れている様子。
とはいえ苔蒸した雨の森を歩くのも悪くないので、妻を連れてのんびりと散策することにしました。


　麦草峠の公共駐車場にカングーを停めて白駒池へ歩きます。

　黒百合ヒュッテのビーフシチューを諦めたのは残念でしたが、高見石小屋の”あげパン”と掛け値なしに美味しい食事、それにゆっくりとした時間を過ごすことができたので結果オーライです。苔やきのこに癒されて妻も大変満足していました。（今度は真冬に来たいってw）