
ここ最近、毎週のように若のサッカーの試合が続き、必然的にブログもサッカーネタ(しかも内容は親ばか)になってしまっていますが、ご容赦ください(笑)
今回は御殿場にあるサッカークラブ主催の試合に招待されました。わが一年生チームにとって初の県外遠征となります。先週に続いてカングー号でサッカー少年を連れて行く役を買って出ました。
会場は高根ふれあい広場。まだ周囲を工事している最中の新しいグラウンドです。そんな事情もあって手持ちの地図に記載がなく、厚木を先頭で出発したにもかかわらず、現地には一番最後に到着してしまいました。(簡単に言うと道に迷ったのデス。やっぱりナビを載せようかな?笑)

富士山が大きく見えるキレイなグラウンド。ナイター照明も完備。でも寒かった~
サッカー少年たちは到着早々アップを開始!
今回は地元静岡県西部のチームのほか神奈川からも4チームが集まり、全12チームが優勝を目指して戦います。
まず3チームずつ4ブロックに分かれての予選リーグを行い、次に各ブロックの1位通過による決勝トーナメントという形式。
せっかく隣の県から招待されて遠征する以上、恥ずかしい試合だけはしたくないところ。内容の良い試合を期待するよ!

初戦はFWとしてスタメン出場の若。いつものツートップで挑む攻撃主体の布陣。
キックオフ直後、初めて対戦する相手に対して幸先よく先制した我がチーム。これでペースが掴めてきたのか相手陣内で有利に試合を進め、狙い澄ました若のシュートが2点目を演出。その後3点目を決めた時点で早々とベンチに戻されました。スタメンのツートップを交代させた後も攻撃の手を緩めず、後半に3点を加えて6対0で勝利!
二試合目も若はFWとして出場。前半早々、角度のない位置から冷静にゴールを決めて先制。その後ツートップのもう一人が強烈なシュートを決めて追加点。4点目はディフェンダーをかわしてループ気味に放った若のシュート。この時点でツートップはベンチへ。その後、チームメイトが頑張って前半後半で6点をたたき出し、10対0で快勝!
2勝0敗の勝ち点6でブロック内1位通過。決勝トーナメントに進みました。

決勝トーナメント初戦の相手はかなりの強豪チーム。
予選リーグでは17対0、13対0と圧倒的な決定力を見せていました。他のブロックではありましたが、特にツートップのコンビネーションが素晴らしく、とても小学一年生とは思えないドリブル・テクニック+得点力を持っていたので気になっていました。(せっかくなら決勝トーナメントでこういう強いチームと対戦したいとも思ったほどです。)
注目のキックオフ。攻撃的スタイルの相手に対し、DFとして出場した若。初っ端から攻めてくる相手に対して防戦一方の我がチーム。強く押してくる相手に対して消極的になってしまういつもの悪い癖か・・・? そう思った瞬間、ゴールラインすれすれから上げられたクロスを完全に合わされてしまい痛恨の失点。(予選リーグで気になっていたツートップのホットラインでした。)
ここで若のスイッチが入った模様。監督の指示でDFからMFにポジション交代し、積極的に攻撃参加できるようになりました。
相手の攻撃をかわしつつゴール前にボールを運ぶものの、キーパーのファインセーブで得点できず・・・ 逆にカウンターを食らってピンチになって味方DFのナイスクリアで助かったり・・・
そんな中、半ば強引にドリブルで相手ゴール前に持ち込んだ若。相手DF一人をかわしつつ放った渾身のシュートはキーパー正面。しかしキーパーが弾いたボールを再度蹴りこんで待望の同点ゴールとなりました。(シュートを蹴ったあとも諦めずに詰めていたことが功を奏しました。)
その後、またしても若の追加点で逆転に成功。これで2対1。しかしゲームはそう簡単に決まりません。またもやあのツートップに得点されて追いつかれてしまいました。
追いつかれても諦めなくなったのは大きな成長です。再度得点をあげて3対2!しかし相手の怒涛の攻撃にあい、ハーフタイムの笛が鳴る数秒前に3対3の同点に!
息詰まる攻防は後半も続き、後半は両チームとも得点なし。このまま3対3だとPK戦になってしまいます。 ・・・そう考えた瞬間、千載一遇のチャンスがやってきました。相手の攻撃に耐えて前線に蹴ったボールが、中盤に位置していた若に通ったのです。カウンター気味の攻撃で、相手DFは二人。これをドリブルでかわしてキーパーと1対1の対決。これを決めなければPK戦だっ。(落ち着いて決めてくれっ!)
ここで若は一度軽くフェイントを入れてゴール右隅にインサイドで流し込みましたっ!(緊張していたのは我々保護者だけだったようです・・・笑 それに利き足でない左足でのシュートだったこともGOOD!)
その数秒後、試合終了の笛が・・・ 勝ちましたよ~! ついに勝ちました。正直簡単には勝てない相手だと思っていました。みんな諦めずに戦ってあの攻撃をよく防いだよ~ 本当に見応えのあるゲームでした!
決勝戦は同じ神奈川のチーム。対戦するのは初めてです。
ここは予選2試合とも無失点。決勝トーナメント初戦でも攻撃的チーム(予選リーグで11対1と12対0)を相手に1失点の上、PK戦で勝ち上がってきたチームです。守備に自信があるのでしょう。(練習を見ているとセットプレーも上手いようでした。)
試合は互いに譲らず前半・後半を終わっても0対0のスコアレス・ドロー。優勝の行方はPK戦で決着をつけることになりました。
PK戦といえば思い出すのが昨年の
小田原での試合。あのときは若も含めてPK戦の経験がほとんど無かったため、キーパーの真正面に蹴りこんでしまって負けてしまいました。あれから3か月半、苦手意識は残っていないかな?

一年生の場合、PK戦のキッカーは3人です。(3人で決まらない場合はサドンデス)
先攻は相手チーム。一人目にあっさり決められました。
次はこちらがキッカー。落ち着いて右隅に蹴りこみました。(緊張する~)
相手2人目も左隅に蹴って成功。
次は若がキッカー。落ち着いて右隅に決めました。(見ている方はドキドキっ!)
相手の3人目はキーパーのすぐ左をかすめてゴール。惜しかった~
こちらの3人目は低い弾道でキーパーの足を抜けてゴール!これで3対3。
相手の4人目のシュートをキーパーがスーパーセーブ!(よくぞ止めたっ!)
こちらの4人目が決めれば優勝! しかしコースを狙いすぎたのかポストの僅か右。惜しかった~ これで振り出しに。
しかし次の相手の5人目のシュートを奇跡のスーパーセーブで止めた!(でかした!)
最後は左隅に冷静に蹴りこんで優勝っ! 飛び上がって喜ぶチームメイトたち。感極まってしまう保護者たち。

試合終了。相手ベンチにあいさつした後、応援してくれたお父さん・お母さんにあいさつにきたチームメイトたち。良く頑張ったぞ~!

今回の相手は本当に強かった~ でも正々堂々と戦って一番大きなトロフィーを持って帰ったことは誇りにしていいんだぞ~
今回はみんなが成長して、たくましく見えた大会でした。
これからは試合出場のオファーがどんどん増えてくることでしょう。もっともっと強いチームはたくさんあります。しっかり練習してさらにいい試合を見せてもらいたいものです。