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1週間以上経っちゃって超今更だけど一応書き残しておきます。

単一車種のミーティングでこの規模、全く想像つきませんでしたが、参加出来て本当良かったと思える楽しいイベントでした。

まず感動したのはイベントに向かう最中、まだ北関東道を走っている段階から追い抜いていくNDロードスターの方に大きく手を振られたところ。自分はまだ距離あるし高速だしと屋根を閉じていましたが、完全に甘えだと悟りました。なんでこの日にロードスターを楽しんでいないのだろうと。
関越に乗るころには周りはロードスターだらけでした。みんなと手を振りながら1つの目的地に向かう。同じクルマに乗っているというこの連帯感がものすごく気持ちよかったです。

碓氷峠手前の松井田妙義ICで降りて下道へ。横川駅の前で休憩したときに観光バスの運転手さんに「何かイベントがあるのかい？」と聞かれ「上にもいっぱいいたよ！」との情報を頂きました。気分が高まります。

碓氷峠バイパスを使うか旧道を使うか迷いましたが、以前に自転車で登ったことのあった旧道で行くことにしました。自転車で来たときとはイメージが違い、こんなに道路幅が狭かったのかと。旧道のうねうね道を走ってく間にも、走り慣れた速い方々が追いついてきて大変でした。

めがね橋パーキングで最後のトイレと時間調整をして出発。クラブで並べたい人たちの入場が少し後なので、その直前を狙って走り出しました。そのおかげで余裕を持ってワインディングを走りきることができました。その途中でも、路肩で休憩してる人やすれ違う人と手を振り合ったりでき、嬉しくてニヤニヤしながら運転していました。相当気持ち悪かったのではないかな。


RFアンベール。

会場ではついったのフォロワさんたちと一緒に回りました。
今回ここで愛車を並べてびっくりしたことは、街中では車高が低くしか見えなかったうちのNDが、この会場だと腰高に見えてなんか物足りなく見えてしまったこと。集まっているクルマを見て回りながら「これくらいの車高がいいね」などとアカン(財布的な意味で)会話をしていました。


同じクルマを愛している人たちが集まるすばらしい会でした。また来年も参加したいです。来年はRFも見られるかな？

★アルバム

もう2週間前のことになりますが、5月14日に念願のNDロードスターが納車されました。


S Special Package セラミックメタリック

成約は4月2日だったので連休挟んだことを考えると実質1か月ちょっとほどでした。

そのスタイリングと設計の狙いが見事自分のスイートスポットど真ん中に決まった感じ。発表から発売開始の時期は、ちょうどアメリカ駐在の最中で、乗りたいのに何もできずただただ楽しそうに乗っている人の様子を眺めているだけでした。なんとか予定通り日本に戻ってくることができて、無事ハンコを叩くことができました。


明らかに着座位置は低いのですが、ボンネットも低く見切りがいいためか、埋もれ感を感じず息苦しい感じは全くしません。
そもそも自分は背の高い車も大きい車もあんまり好きではないというのがずっとあったので、このアイポイントと自分の手の内でコントロール出来るサイズ感というのが居心地よいと感じるくらいです。


今回初めてオープンカーを体験しましたが、この開放感は想像以上でした。外の風が入ってきて、日差しが入ってきて、頭上に青空が広がる。これが道を駆けていくクルマの気持ちかと。
逆に強い日差しや高速道路などでは屋根というもののありがたみも実感出来ました。


週末2回挟んで1500kmほど走りました。今後、この子とどんな景色に巡り会えるのか楽しみです。

レンタカーで一時的に借りているキアのリオです。
会社の一番馴染みのレンタカー屋さんで一番安いのを選ぶとこのクラスになります。前は日産のヴェルサ(ティーダ)も選べたのですが無くなってしまったようです。

ゴルフちゃんを手放してしまったので帰国までの約1か月間乗ることになりました。

みんカラにはレビューまとめも所有車選択にも出てこないようですので、せっかくなのでこの車の特徴といいところを紹介したいと思います。

特徴
・脊髄に響く豊富でダイレクトなロードインフォメーション
・意表を突いた変速により新しい時代の到来を予感させる6AT
・中立付近でオーバーシュートすることで運転の集中力を高めるパワステ
・踏み込み間際からMAXパワーに立ち上がるシャープな効きを実現したブレーキ
・[ECO]と書かれたボタンを解除することで作動するエンジン音強調機能 (加速力は不変)
・路面の荒れ具合をスピードメーターの針の振動にて表現する独自のシステム
・ドライバーの車体感覚を鍛え上げるのに最適な視界

いいところ
・ハンドルのボタンでiPhoneの曲とボリュームを操作出来る

以上です。早く「クルマ」に乗りたいです。

ゴルフちゃんは個人間売買で手放しました。
中古車屋での買い取り価格は買い叩きのように安く、中古車自体の価値が落ちにくいアメリカでは中古車の販売価格は意外と高いです。この間を狙えば売る方も買う方もそこそこ得するやりとりが出来るのが個人間売買のいいところです。

個人間売買だとまず買い取ってくれる人を捜すのが一つ大きなハードルとなります。自分の身の回りだと、CraigslistといったローカルBBSへの掲示や、会社・アパートの掲示板へのチラシ、車自体にFor Saleと大書きして庭先に置いている人（そのまま乗り回している人まで）います。

幸い自分は日本人の相手を見つけることが出来ました。まぁ英語も得意じゃないし、現地の人相手ではまともなやりとりにならないだろうから良かった。


名義変更は恐ろしいほど簡単でした。
用意するのは車の所有権が書かれているTitleと呼ばれている書類だけです。売り手が書くのは、Titleの中の手放すよっていう欄にサインと日付を記入するだけ。そのほかの欄に買い手が名前や住所、購入金額などを記入します。自分たちの場合は、記入に自信がなかったのでLicensing Officeの窓口でどう書けばいいか教えてもらいました。

Titleへの記入が完了したら、買い手が手数料と購入代金の約10％の税金を支払っておしまいです。その場で新しいナンバープレートが手渡しされます。ナンバープレートは自分の手で交換します。ゴルフちゃんはプラスのタッピングビスで固定されていたので手持ちのドライバーで付け替えました。

名義変更を行ったLicensing Officeも町中のいたるところにあり、土曜日もやっているところがちょくちょくあります。自分たちが行った近所のOfficeはなんとスーパーマーケットの中にありました。

今回は名義変更の前にEmission Testという排気ガス検査も受けに行きました(実際は不要でした)が、家で書類を確認してから全部で1時間ほどしかかかりませんでした。
これくらい日本の手続きも簡単になってくれるといいのですが･･･。


外した自分のナンバープレートはそのまま廃棄しても良いし、また別の車の登録の時に使っても良いらしいです。
自分は記念に持って帰って、どこかに飾ろうかなと思っています。

ゴルフ4を手放しました。
2014年9月末に中古で購入し約17ヶ月乗りました。
購入時に84,043マイル(=134,468km)で売却時に96,330マイル(=154,128km)
、走行距離は12,287マイル(=19,660km)でした。通勤とちょっとしたお出かけのつもりでしたが、一ヶ月当たり1200km弱は乗っていた計算になります。これは意外。

手放したのはアメリカ駐在期間の終わりが迫ってきたからです。帰任間際にどたばたと売り払っていく人を何人も見ましたが、最後に焦って中古車屋に売って足元を見られてしまったようでした。残りの期間はレンタカーで乗り切ります。


車がないと一切生きていくことが出来ないアメリカ生活の中で日々の足として、そして休みにちょっと遠くへお出かけするときの足としてよく走ってくれました。

アメリカにきた当初は、せっかくだからアメリカらしい車に乗ろうと考えていたこともありました。ただ、他の人の車に乗せてもらったり、中古車の試乗をしたりして、たどりついたのはこの手堅い中古ドイツ車でした。


気に入っていたのは視界の良さと乗り心地、車高の低さです。周りはSUVやピックアップトラックがのさばる中、やはり地面に近いところで滑るように走る車が好きでした。

動力系はFFトルコン4ATと実にオーソドックスな物でしたが、足まわりの出来は良かったです。高速道路の舗装が荒れているところや、雨期の路面でもふらふらしない安心感がありました。駐車場にあるバンプを乗り越えるときも跳ねることもなくガツンと衝撃がくるわけでもなく、丁寧にいなすような脚の動きでした。

窓が落ちたりプラ部品が割れたりといったマイナー(?)トラブルもありましたが、まぁ年式と走行距離を見たらそんなものかなと思います。10万マイル越え当たり前のアメリカの中古車市場からしたらまだまだって感じかな。

ゴルフちゃんを手放した後、レンタカー屋で「ヒュンダイのアクセントと、キアのリオどっちがいい?」と究極の選択を迫られ、帰りにリオを運転しながらゴルフちゃんの出来の良さを再認識しました。まぁ比較対象が悪すぎという話もありますが。

いなくなって分かる「当たり前の安定感と安心感を当たり前に持っている」いい車でした。

ありがとう。さようなら。