
ずいぶんと昔のこと(笑)
中学時代の 修学旅行 で訪れたのは、
京都・奈良。
その時は、
神社仏閣はもちろん、カメラにも興味はなく、
ただただ みんなと泊まる という状況に、
ワクワクしていたのを覚えています。
総門の奥は
そんな 中学生らしい 修学旅行の記憶の片隅に、
なぜか 心に残った場所 ひとつ。
醍醐寺
その場所は、
京都山科から南に下ったところにある
醍醐寺 三宝院。
世界遺産であります。
先週に作った 合間の時間 は、
山科で途中下車して、
思い出の その場所 を訪れてみたのでした。
振り返ると
が、なんと…
三宝院 は撮影禁止! Σ(゚д゚lll)
しかも、
1,000円もかけて目にしたものは、
へたった畳に 色褪せた襖…
かつて感動したはずの お庭 を眺めてみても、
今の私には、なにも響いてきませんでした。
「感性が衰えてきているのかな…」
そんな 不安と失意 を胸に抱えながら、
歩く参道は冬支度。
私に 追い打ち をかけるかのようです (T . T)
冬支度
それでも、
何本かの木々には、
秋がまだ 少しだけ 残されていて、
散りゆく紅葉
空のひかり
秋の抜け殻
それを 落穂拾い のように撮り歩いていたら、
いつの間にか 気持ちは和んで いるのでした♪
根が単純だと、
いろんな意味で救われるのです(笑)
燃え尽きて
醍醐寺は懐が深く、
奥に広がる森は、12月も半ばだというのに、
まだまだ秋。
やさしい紅
金色の渦
最後の紅
いつものように、
私なりの 秋の彩 を堪能したのでした♪
秋のおわり
空にとける
もみじ彩
思い出の彩
結局のところ、
約1時間も散歩していた私。
さすがは 世界遺産 なのであります♪
今年 最後の紅葉は京都。
それが なんだか 嬉しい のでした。
ひかりの
帰り道
そんなふうに
先週は 合間の時間 を楽しんだ私。
さすがに 師走の週末 は、
やることが多くて撮影なんて諦めていたのですが、
日曜日に ぽっかり と時間が空いたことから、
久しぶりにピレリんさんと お出掛け してきた私♪
薄空の富士
今回は、
こちらも中学生の頃に自転車でよく来た葉山の海に、
彼を ご招待 したのでした♪
夕海に
ここからの 海越しの鳥居と灯台、
それに富士山と江ノ島の夕景 は、
むかし 意味もなく走ってきては 見ていた景色♪
三宝院とは異なり、こちらの景色は、
かつての記憶そのままに、
私を迎えてくれたのでした♪
徐々に高度を落とす太陽が
雲に隠れた瞬間、
青空に陽の光が筋となって広がります。
ひかり射す
頭上に広がる雲には、
とんびが風を受けながら ゆらゆらふわふわ…
風を孕んで
海上に目を戻すと、
陽の光芒がさらに力強さを増して、
海上の空間を 青の世界と光の世界 のふたつに
分けていきました♪
二つの世界
そのうち、太陽は雲をくぐり、
いつの間にか夕照の時間。
夕照
空からは、
ちぎれ雲が舞い降りてきて、
なんだか 天使 のよう… (*^_^*)
天使降臨
こんな場所で、
夕陽落ちる海を ぼぉ〜 と眺めながら過ごす幸せ♪
それを感じながら過ごした時間でした。
沈みゆく時
ついに時は、
陽が沈み夕闇迫る時間。
私たちにとっては
ご馳走のような 時間帯 に突入です♪
空と海の彩
夜の手前
スローシャッターの世界
オレンジの光芒
恋人たちも、
この景色の一部となって溶け込んでくれていたのですが…
恋人たちの時間
ふと気がつくと、
いつのまにか ここにいるのは私たちだけ σ(^_^;)
それもそのはず。
寒風吹きすさぶ この海岸の寒さ たるや、
もう 冬そのもの でした。
それでも、
夕景から夜景へと変化していく瞬間は、
それだけの価値があるんですけどね♪
江ノ島へのヒカリ道
楽しかった 1日 が秋とともに終わったのだと、
そんな気持ちになった私なのでした。
【本日の一枚 〜海の波は白く蒼く〜 】
今回で
今年の紅葉の 絵 は終わるつもりです。
長々と秋を引っ張り、大変失礼しました。
季節は 迷うことなく 冬 ですね (*^_^*)
基本的には、
この Blog での 絵 については、
季節感を大切に、その週に撮った絵を載せる という
不文律を自分に課してきました。
その意味では、
それ(不文律)は守っているのですが…
雪の便りもチラホラ聞こえるようになって、
秋の魔力に取り込まれていた自分を
自覚しました(笑)
今夜の雨は とても 冷たく、
ようやく秋の魔法から解放されたようです。
どうせなら、
雪にならないかな♪
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撮影日記 | 日記
Posted at
2013/12/18 20:43:22