先週末の横浜は
くもりや雨の週末となってしまい
満開となった桜も
どうしていいのか戸惑っているかのよう…
桜の戸惑い
その戸惑いは
撮る方にも伝染してしまうようで
くもり空のなか 出掛けてはみたものの
花曇りの景色は
どこか アンニュイ な雰囲気。
アンニュイな午後
桜色の空気
桜ブーケ
これはこれで
好きな雰囲気ではあるのですが、
明るく朗らかな 春の情景 には
似つかわしくないように感じてしまうのは
私だけではないと思います。
それでも、
横浜の街には 確かに 春がやってきていて、
街の中心部に繰り出してみれば
春の花たちが街を彩り始めていることに
気がつきます。
ハナニラの森
ネモフィラのひかり
春彩
枝垂れ桜の朝
眠りの森へ
とくに
ベイスターズを鼓舞する歓声が聞こえ始めた
横浜公園では
さくらの木の下で
終わりを迎えた河津桜も
自らの花芯を 星形のボンボン に変えて
応援していて
花芯の星
その脇では
チューリップ が地元球団の勝利を願うように
咲き始めていました。
花見る花
咲き始め
入園式の帰りなのかな。
おめかしした小さな子供とお母さんが
記念写真を撮っていたりして
こうしてカメラを持って歩いてみれば
ほのぼのした空気に包まれていく自分を感じるので
春が来ていると実感するのでした。
そういえば…
港の見える丘公園のバラ園は
冬の間、ずっと閉鎖されていたのですが、
ようやく造園工事が終わったようで
天蓋つき
その場所に新しく植えられた
色とりどりのチューリップを見ていたら
昨年の春に偶然見つけたプライベートガーデンのことを
思い出しました。
その場所は そこから程ない場所。
様子を見てみようと足を向けてみると、なんと
その庭の主(あるじ)と話をする機会に恵まれたのです。
お話によると、
今年 植えたのは 8,000本のチューリップ とのこと。
1/8,000
去年 偶然見かけて感動したこと
今年も楽しみにしていたこと
写真を撮らせてもらいたいこと
2年越しの思いの丈を
マシンガンのように喋ってしまったので
呆れられたかもしれません(笑)
チューリップは まだまだこれから でしたが、
ちょうど桜が満開でしたので
菜の花と合わせて撮らせてもらいました (*^^*)
春の色
陽と揺れる
そんな 至福な時間 に
久しぶりに 見えるはずのないもの が見えてしまい、
春の妖精
自分自身の感性が
まだまだ衰えていない証をいただいたようで
なんだか嬉しかったりするのでした(笑)
夜。
週明けから
相変わらず忙しい日々となることを踏まえ
ひとり 夜桜撮影 に出掛けます。
ISOを調整しながら
30秒の露光時間で撮ってみたのですが、
横浜夜景
15分間の青化粧
このカメラの高感度撮影には限界が… (^_^;)
そろそろ新しいカメラが欲しくなっています(笑)
【本日の一枚 〜足もとの花冠〜 】
ここ最近、
現状というか 今の自分自身に対して
得体の知れない 焦燥感 があるように感じます。
何かが足りないと感じるのに
その正体が掴めず
それを理解しようとする時間と余裕がないことに
苛立っている感じです。
自分自身が何をしたいのか
なんのために生きているのか
そんなことを考えてしまうなんて
自分自身に対する自負や自信が揺らいでいる
のかもしれませんね。
人は
たとえそれが間違っているとしても
自分自身は 絶対に正しい と思い込むことが
大切だと思っています。
若い頃であれば、
その思い込みを粉砕するインパクトは歓迎すべきでものあり、
経験によって創造と破壊が繰り返された価値観こそが
より 真理に近い価値観 になるのだと思いますし、
その過程こそが “成長” なんだと思います。
しかし…
ある程度歳を重ねてくると
心と頭の柔軟性が失われてくることもあって
なかなかそれは難しい作業となって
自分と異なる価値観の人や世界を否定するように
なってしまいがちです。
いろんな場面で
そんな人たちを見るにつれ
様々な価値観を押し付けられる出来事に触れるにつれ
今のような気持ちに
なってしまっまいるのかもしれません。
どんな人にも
その人なりの正義や価値観があることを理解し
それでも自らの価値観を主張しながら
お互いの妥協点を探って付き合っていくこと。
それは難しいことかもしれませんが、
常に心がけたいことです。
もう一段。成長しなくちゃ♪ (*^^*)
Posted at 2016/04/07 20:59:07 | |
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