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niiniiのブログ一覧

2016年07月12日 イイね!

不思議なひかり -オッドアイに導かれて-

不思議なひかり -オッドアイに導かれて-四国だとか九州だとか
そんな場所にばかり仕事で出掛けているから
そう思うのかもしれませんが、

梅雨がまだ明けきらないのに
ずいぶんと暑い日が続きますよね。


出張先の九州では
蝉時雨が始まっていて驚きましたが
ここ横浜でも この週末
ついに蝉が鳴きはじめてしまいました (^^;


そんな梅雨と夏の狭間のある日のこと。


朝のひかりに


朝早くに目が覚めてしまった私は
まだ人影まばらな
港の見える丘公園から元町公園 へと
いつものようにカメラ片手に歩き始めます。

ひとつぶの青


紫陽花色に沈みみゆく


紫陽花の 残り香 でも楽しめればいいやと
気の向くまま散歩していたのですが、

梅雨の終わりの色


見つけた 紫陽花のおわり は思った以上に
私に寂しさを連れてきてしまい
なにか 初々しい彩 はないものかと周りを探していると
これまであまり意識したことのない花が
すぐ近くに在ることに気がつくのでした。

初々しく


その花の名は アガパンサス。

風と光のエチュード


おそらく 去年も その前の年も
たぶん そこに咲いていたのでしょうけど
これまでは特に気にとめることもなく
見過ごしてきた花。

蝶のブローチ


帰ってから調べてみると
とても ロマンチックな花言葉 を持っていて
美しい黒蝶と戯れている情景が
この花には似つかわしいと思えるのでした。

美しさゆえ


花階段をのぼって


美しい黒い蝶とアガパンサスの組み合わせを
ファインダー越しに目で追って過ごす時間は楽しくて
夢中でいたのですが、
そんななか ふと 強い視線を感じます。

その視線の主は白い猫。

オッドアイの視線


左右で違う色の眼を持つ
オッドアイと呼ばれる幸運の猫で
その猫は あまりにも正しい姿勢 のまま
私の方を じっ と見つめてきます (*^^*)

こんなにも 見つめられる ことには
慣れていない私は(笑)
照れ隠しに彼女にレンズを向けます。

しかし、彼女はそれに まったく 動ずることなく
ただただ私を見つめ続けるのでした。


すると…

かなり 距離があるはず なのに
不意に耳元で “にゃあ” と聴こえたかと思うと
私の目に留まる景色が一変します♪

そこは、ひかりに満ちた世界。


草むらのキラキラは

きらきら


いっきに光を集めて
すぐ上の空間に 虹の珠 を形作り

虹の珠


その光が飛び去る方角を目で追うと
そこには、旅立ちの準備をする光を貯めた彩綿毛♪

彩綿毛のひかり


そして、その世界のなかでは
寂しさを感じさせていたはずの紫陽花たちが
息を吹き返し

おいでおいで


ハートの雫


瑞々しさを取り戻しながら

紫陽花想


光のシャワーを注ぐのでした。

虹のシャワー



そして…

気がつくと、辺り一面に光が溢れて
まるで オーロラ のような光が視界いっぱいに広がっていくのを
自覚したとき

小さなオーロラ


さらには
その先に 小さな小さな ひかりの都 が見えはじめたとき

ひかりのまち


さすがに このまま ではいけないような気がして
目を強く閉じてしまいます(笑)


しばらくして目を開けると
光の鼓動は静かに
その振り幅を小さくしていき

光の鼓動


ついには
光の饗宴は終わりを告げるのでした。



気がつくと
オッドアイの白猫は既にその姿を消していて
私はひとり取り残されてしまいます。

なんだか 寂しいような ホッとしたような
そんな複雑な気分。


また次に彼女に会うことがあれば、
そのときは恐れず身を任せてしまおうかな…

そんな誘惑に駆られている私です。



【本日の一枚 -紫陽花人走る- 】



季節は確実に夏に向かっていますが、
太平洋高気圧に梅雨前線を北に押し上げるだけの力はなく
暫くは暑い日と雨の日を繰り返すのでしょう。


そんなこんなで天気予報が雨の明日。

前回、告知させていただいた 写真展 の最終準備のため
成田空港まで出掛けて
1日がかりで搬入・飾り付け作業をしてきます。


今回の展示会の 参加者全員 が揃いも揃って
仕事をサボって集まるのですが
高校時代のエスケープや学園祭の準備みたいで
なんだかワクワクしている自分がいます。

とっても楽しみです。
Posted at 2016/07/12 22:46:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記
2016年06月30日 イイね!

水無月の景色 -私色-

水無月の景色 -私色-気がつけば、梅雨入りしていて
気がつけば、梅雨が終わろうとしています。

今年の 6月 は、
仕事もプライベートも忙しかった… のですが
撮影活動の方は 相変わらず で(笑)
ちょっとの時間を見つけてはカメラを持ち出し
季節の彩を追いかけていた私。


ただ、
それを 現像したり 言葉を重ねたり
そういった時間を 楽しむ までの余裕はなく
撮った写真だけが溜まっていくのでした。


仕事帰りの景色



ということで、
少しだけ落ち着いた先週末。

撮り貯めた 水無月の景色 を
一気に現像しました。


今回 お届けするのは
そのなかでも特に気に入った40枚あまりの絵。

楽しんでいただけるなら嬉しいです♪

梅雨色はやさしく


緑の海原


今年の 紫陽花 は
今年の桜が そう であったように
とっても早いスタート。

うかうかしてはいられないので
6月最初の雨あがりの週末には
眠い目を擦りながら いそいそと
いつものアメリカ山公園へと出掛けます♪

ひと粒のお裾分け



滴るほどに


狙うは 雫と紫陽花の共演 (*^^*)

それは、
紫陽花の移り気な 彩 によって
様々な表情になり

青の小部屋の宝物


雨やどりの恋


また、
雨あがり特有の澄んだ陽のひかりによって
キラキラと輝いて見えるのです。

世界を満たして


救いの手


ひかりの受け皿


紫陽花の夢


紫陽花の木


もちろん、雨あがりとは言っても
すべてが 明るい世界 であるはずはなく
紫陽花の花影には暗闇の別世界。

花影のひみつ


これはこれで
いつもの私ならば 撮らない絵 ではあるのですが
思わず撮りたくなってしまうほど
美しいと思える 彩 が広がっていました。




とはいっても、
私が自然体で 撮りたい と思うのは
やっぱり
こんな感じの 淡い彩たち で

薄紅の娘


白い子


雨色の森


水色の器


ひとつ屋根の下


一時的に それと対照的な
色鮮やかな紫陽花に 目移り したとしても

雨あがりの思索


小窓の娘


紫陽花の後ろ姿


ひかりキャッチ


最後は 無意識に
真白の紫陽花ばかり 夢中で撮っていたので
自己分析するならば、私は
シンプルな色のなかに微かな彩が混ざっている感じ
が好きなようです (*^^*)

アナベルの紋


緑の部屋に棲むものたち


ひかり従えて


白のこぼれる


緑から生まれて



6月といえば紫陽花。

潜在意識のなかで
そんなふうに 刷り込まれている ようで
気がつくと 紫陽花ばかり 撮ってしまいます。

でも、
紫陽花の きれい を探そうと目を凝らしていると
思わぬ出会いがあったりして

天までのぼれ


ハナモック


小さな小さな いきもの が
精一杯 命を謳歌している様子に

立葵の見る夢


紫陽花のステージ


花蜘蛛の休憩


やさしさ と 命の尊さ を感じて
虫嫌いの私でさえ
その姿を 美しい と感じるのでした。

美しい人




・・・ *・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*・・・



6月最後の週末ともなると
多くの紫陽花は既に 盛り を過ぎていて
美しく咲いている紫陽花を見つけると
とても嬉しくなってしまいます♪

やわらかな人


そんな
ゆっくりと育っている紫陽花を見るにつけ
成長するのが早くても遅くても 花は必ず咲くのだと
その美しさに 違い はないのだと
改めて気づかされるのでした。



この Blog。

久しぶり… ということもあって
とりとめもなく長くなってきました (^_^;)
そろそろ終わりましょうね(笑)

最後に並べる 紫陽花の絵 は、
先週末に撮ったもの。

約束の印


港の見える丘公園から
山下公園に向かうルートは幾つかあって
そのうちの 一番好きなルート が
フランス山公園を通るルート (*^^*)

緑のなかで


土の匂いがして
瑞々しい ひかり溢れる この場所は
そこにある 空気 に
たくさんの水分を含んでいて

水珠


水色と緑色の融合した
私が 好きな彩の世界 が広がっているのです。


どこか色褪せていて
どこか寂しげで

梅雨の空気に


霞紫


そんな 落ち着いた彩 に
いまの自分自身の気持ちが重なって
妙に心地よく
朝の時間を過ごすのでした。

印象派


水色の花珠


力が抜けて
自然体で 感じるまま に撮った 絵 は
私の心を映し出す鏡。

ひかり満ちて


風車のように


紫陽花の蝶


いまの私の気持ちは
こんな感じの 世界 にいるのでしょう (*^^*)

最期の美


暦の上での祝日が一日もなくて(笑)
雨ばかり降るイメージがあって
あまり好きではなかった6月。

それでも、
こうして 6月の1ヶ月間に撮った絵 を並べてみると
やさしい気持ちになれる景色がたくさんあって
なんだか 好きな月 になってしまいました。



【本日の一枚 〜 紫陽花色のファンタジー 〜 】



水無月の景色として、
6月に撮っていた私色の世界。
いかがでしたでしょうか?

期待に違わぬ いつもの世界 だったよ♪

なんて思ってくれる人がいるとすれば
それは嬉しい限りです (*^^*)


私の撮る 絵 は
万人から 評価されるものではない との自覚はあるのですが
評価する人や観てくれる人を意識するのではなく
自分自身が 好き と感じるままに撮ることを
大切にしたいと思っています。

独りよがりであってはいけないのでしょうが
常識に囚われたり 時流に迎合することで
私自身が薄まってしまったりなくなってしまわぬよう
感じたままを伝えたいと思うのです。

そんな考えを貫けるのは ここみんカラで
私の撮る絵を 好き と言ってくれる人がいるからで
そんな人たちの言葉を心の支えに勇気の源にして
少しずつ前に進めればと思っています。


この Blog を始めてから初めてとなる
1ヶ月間もの おやすみ をさせてもらったのは
仕事上の忙しさもさることながら 実は
仲間と一緒に開催する はじめての写真展 の準備に
忙しくしていたためでした。

写真展を開催しようと
プリントの世界に足を踏み入れてみると
そこには新たな世界が広がっていて
思わず たじろぎ 戸惑い、そして
写真の奥の深さに打ちのめされたのですが、
ここ みんカラ でもらった勇気を握りしめて
ようやく開催にまで漕ぎ着けました。


写真展は
成田空港の NRT ART GALLRELY にて
7月14日から8月2日までの間、

“大地の情景 -Hokkaido photography- ”

として 28作品 を展示いたします。

私の撮った 絵 も
大きいものから小さいもの、そして企画物まで
全部で 8作品 を展示いたします♪


成田空港の近くにお住いの方。
夏休みに成田空港を使われる方。

お時間が許すならば、
第1ターミナル 中央ビル 5階にある無料ギャラリーに
立ち寄ってみてくださいね。
✿*,(*´◕ω◕`*)+✿.*
Posted at 2016/06/30 22:22:09 | コメント(7) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記
2016年05月24日 イイね!

小さな世界 -港の見える丘公園-

小さな世界 -港の見える丘公園-今回のBlogに載せた 絵 を撮ったのは
美瑛に出掛けた翌週末のこと。

奥様の手前…(^_^;)
出掛けない週末にしたわけですが、
本当のことを言えば
身体が 出掛けることを拒否した というのが
真実かもしれません。

歳は取りたくないものです。


ということで、
今回は散歩しながら ゆる撮り した絵を中心に
お送りいたします。


山手資料館にて



近くに住んではいても
港の見える丘公園を訪れたのは
久しぶり。

静咲


色溶けて


ここは
少し前まで造成工事がなされていて
完成したとき観にいったら
あまりにも無節操に花が植えられていて
少し がっかり していたのですが、

恥じらい


想い人


なるほど
それはバラが咲くまでの 場つなぎ だったようで
この週末に来てみたら
たくさんのバラが美しく咲いていました♪

正統派


もちろん、薔薇の他にも
ラベンダーが風に揺られながら匂っていて

ひとり離れて


誘われて


光と風に揺れて囁く


とっても 魅力的 ではあるのですが、
私が見たいのは
現実とは異なる別の世界。


それは、おそらくは
こんな 月のひかり に覚醒したものたちが

緋色月の夜に


一瞬だけ
見せてしまう本当の姿。


最初に見つけたのは
暗がりのなかに密やかに広がる
春の雪景色。

春の雪景色


光の月を右上に従え
見つけられてしまったことを隠すため
私を驚かせようと…

サンタクロースのアババババ


そんな彼を見つけた私は
彼の思惑とは 真逆の反応 を見せて
ファインダー越しに
彼の姿を追いかけてしまうのです (*^^*)

野に棲むものたち


ファインダーから目を離さずに
どんな角度で撮ってみても
どんな設定で撮ってみても
一度見つけた彼は そこ にいるのですが

春の雪


少しでも目を離すと
もう見つけられなくなるのは
不思議な真実。

スノードーム


やっぱり
そういう類の ものたち なんですね。



見あたらなくなってしまった彼を
しつこく探すほど
無粋ではない私は次を探します (*^^*)

そして、
期せずして見つけたのは、
とっても大好きな ニワゼキショウ の群生。

ひかりの野に咲く


ほんとうに 小さな花 なので
私の標準レンズである 100mm macro でないと
その世界の真実は見えてきません。

ついておいでよ


最初は、バブルボケがキレイに思えて
それを撮ること自体に
夢中になっていた私なのですが、

光珠


緑珠


そのうち いつものように
別の世界へと
誘われてしまいます。

おんぶの先生


あのね なあに


この辺りまでならば
こじつけ…
と言えなくもないのですが…

通せんぼ


わ〜い わ〜い


ここまで来ると
やはり これは別世界の情景 だと
確信するのです。

これをあなたへ




少し前のこと。

こういう世界が
まったく見えなくなってしまいました。

いま思えば
それは 見たい 撮りたい という気持ちが
強すぎたのかもしれません。

大切な一粒種


その場所から感じる 美しい を
素直に受け入れていればこそ微笑んでくれるのでしょうね。

草はら


そんな私の小さな世界。

私の撮影活動のなかでは
このスタイルは とても大切なもの で
時々はこうした撮影をしないと
自分を見失いそうになります。

元気になあれ


確かに
美しい場所 での撮影は 心ときめく ものがありますが、
私のカメラワークの原点は
こういう撮影なのかもしれません。



【本日の一枚 〜やさしさを紡いで〜 】



この Blog の絵を撮影した週末は
錦織選手のジョコビッチ選手との試合が行われ
試合は惜しくも負けてしまったのですが
3時間睡眠で観戦しました (^_^;)

なので
とっても寝不足だったのですが
興奮していた私は二度寝する気になれず
そのまま散歩に出掛けたのでした。

だからこそ
こんな情景に 出会えた のかもしれませんね (*^^*)


いつの日か
誰もが 美しい と感じる場所で
私にしか撮れない世界を紡げられるように
私の世界を深めていきたいと思います。
Posted at 2016/05/24 23:01:10 | コメント(7) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記
2016年05月03日 イイね!

藤色に包まれて -河内藤園-

藤色に包まれて -河内藤園-前々日の水曜日は大雨。
前日の木曜日は小雨。

仕事で 福岡 を訪れていた私は
その日の天気がどうなることかと はらはら しながら
天気予報とにらめっこ (*^^*)

今回の ツアー に
晴れ男がいることを祈るのでした(笑)


そんな祈りが通じたのでしょう♪

藤の海原


誰のおかげか
その日の天気は晴れ♪

でも、雲は多く
日陰の時間と陽射しの時間が織り混ざり、
予報のような 快晴♪ とまではいかなかったのですが、
私自身の 日頃の行い を考えれば
上出来です(笑)


新緑に伸びて



着いた早々、私は
甘い香りと藤色に囚われてしまいます。

“こちらから行きましょう”

確か そんな風に
声を掛けてくれた人がいたような記憶もあるのですが
いつの間にか
ひとり 違う道順で 回りはじめるのでした。

誘われて


もっとも、
ふと我に返って探してみたら既に全員が別行動。
皆様、同じ種類の人間かと… (*^^*)



さて、
訪れた 河内藤園 といえば、

藤のトンネル


実在する世界の美しい場所。

そんなフレーズで人気に火がつき
この藤のトンネルが 見どころ となっています。

実在する美しい場所


ただ、
訪れた日は ピーク には少しだけ早かったようで
そこまでの美しさではありませんでした。


それでも
時を忘れるには十分な美しさで、

青藤に咲く


赤藤に白蕾


朱に染まれ


春色のステージ


空と森と藤と


光とランデブー


こうして撮影をしていると
何時間でもいられるような気がしてくるのです。


新緑の道


風に揺らされ流されて


夢への旅立ち



それにしても、
藤色とは不思議な色です。

その色は
単純な ひとつの色 ではなくて

淡く藤色を纏う白だったり

淡藤色


ほのかな薄紅だったり

薄紅藤色


濃淡が織り交ざっていたり

藤色濃淡


さらには
ひかりによって色調が変わるようで
くもり空のときには
色温度が落ちて青味がかかり

青藤色


陽が差し込むほどに
赤味を帯びてきて

陽に焼かれて


ついには
赤紫へと変化していくのです。

赤藤色


そのすべての色が藤色だとすれば、
藤色とは
なんと表情豊かな色 なんでしょうね。

季節の彩を撮りたい

そう思っている私にとっては
最高の被写体なのかも…です (*^^*)



河内藤園のなかで
もっとも気に入った場所は 大藤棚 のあたり。

木道の回廊が設けられていて
真横から古木を見据えることができますし、

大藤棚の古木


縦というか
風が吹き抜けていくような角度で
全体を見渡すこともできますし、

奥行感


いつものような イメージ撮影 をするにしても
いろんな表情の藤を見つけられます。

藤のカーテン


特に
この成長とともに垂れ下がってくる
花房が風になびいて

さらさら


ひかりが零れ落ちていく様は

きらきら


とても美しい情景♪

紫の風


ひかりに導かれて


心まで
藤の甘い香りに満たされるのでした。



最初は 怪人 のようにも見えた藤の花(笑)

怪人藤面相


そのうち、甘い香りに絆されたのか
小さな 羽を持つ天使 に見えてきます。

天使降臨


袴を履いた和天使



いつも
藤の花にまとわりつくクマンバチは
色からして悪魔の化身 (^_^;)

しかし、
この日は金をまとった彼がいて

天使の遣い


天使の卵


最盛期に向けて卵を返そうと
準備に忙しそうに見えるのでした。

天使のお仕事



そんなふうに
現実ではない世界に居られる時間は短くて
藤の蕾が ちいさな靴 に見えるようになってくると
そろそろ終わりの合図。

天使の靴



人の声が聞こえ始めて
現実に引き戻されたはずの私の目の前を
天使が駆けていきました♪

天使駆ける


その子の視線に合わせようと屈んでから
眩しさに上を見上げると
すべての視界が藤の花で埋め尽くされて

藤色の雨


心に残る 情景 となるのでした。

静かなるとき


天使からの贈り物ですね♪

揺れ落ちて



今回も
長い長〜い blog になってしまいました。

おつきあいいただきましたこと。
感謝いたします♪




【本日の一枚 〜藤色 降るとき〜 】




私が河内藤園に出掛けたのは
4月29日の昭和の日。

週末にかけて福岡に出張が入ったので
もう一泊して行きたかった河内藤園に
出掛けようと決めていたのでした。


そんな折、
福岡にお住いの austin_さん からお誘い?の言葉 (*^^*)
逆に河内藤園にお誘いしたところ
予定を変更してまでおつきあいしてくれました♪


朝の6時半に天神を出発して
austin_さんご夫婦とそのお友達のSMさんとのプチオフ。

とても初対面とは思えないくらい自然な時間が流れていて
楽しい ひととき となりました。
みなさん。本当にありがとうございました (*^^*)


クロのEVOQUEは
白革の内装もあって ラグジュアリーな雰囲気 と
どこまでも走っていけるような安心感を兼ね備えた
美しいクルマ。

銀のアルファは
青味がかった塗装と低い車高と
乗られているSMさんのファッションもあって
お洒落なクルマ。

そんな魅力的なクルマたちに囲まれたというのに
1枚も撮っていないことに今更ながら気がつく私… (^_^;)

河内藤園への 思い が強すぎたようですね。
Posted at 2016/05/03 20:00:01 | コメント(8) | トラックバック(0) | 撮影日記 | 日記
2016年04月19日 イイね!

明日はきっと -震災に思いを寄せて-

明日はきっと -震災に思いを寄せて-熊本県と大分県を中心とした
一向に収まらない地震災害に遭われている方々に
心からお見舞い申し上げます。

心も身体も疲弊し
不安な日々をお過ごしのことと思います。

1日も早く 平穏な日々 が訪れることを
切に祈っております。


しあわせのつぼみ



その地震が起こった
先週末。

ここ横浜では
横浜公園や山下公園や港の見える丘公園など
いたるところで
たくさんの 春色 が満ちていました。


ハナミズキの空


ネモフィラの小舟



思いの外
足早に通り過ぎてくれた 低気圧 は
強い風だけを残して
青空と太陽の光をもたらしてくれたので
虫のように外へと誘われるのです。

にぎやかに


雨上がりのひかり



花たちもこの風で倒されているだろう…


そんな心配をよそに
雨あがりの空の下で咲く花たちは
とても元気に揺れていて

風にも負けない


生き物の強さを
思い知らされるのでした。


青き蜜壺



夢中になって撮っているうちに
噴水の近くにいるからか
小さな水の粒が顔にあたるのを感じます。

冷たいなぁ…

と頭の片隅で思いながら
それでも集中して撮り続けていたのですが、
はたと気づいて
太陽と反対の空を見ると

虹の空


そこには
天気雨によって架けられた虹 ٩(ˊᗜˋ*)و

七色の橋


青空にかかる
七色の橋は しあわせ を運んでくれる道。

きっと いいこと があるのに
違いありません。



それから
向かったのは例のプライベートガーデン♪

プライベートガーデン


8,000本もの チューリップ の彩は
さすがの美しさで

瑞々しく


揺れる想い


その娘


エスコート


最初は それ自体 に目を奪われながら
夢中で被写体を選んでは撮っていたのですが、
そのうち…

君こそスターだ


その明るく鮮やかなチューリップの脇で
ひっそりと咲いている 菜の花 の方に目がいってしまうと

春よ来い


もう 私の撮りたいもの は
菜の花から戻れなくなるのでした(笑)


春色の風に吹かれ


午後のひかりのなかで



特にこの一枚♪

光の情景


この時間 この場所 でしか見られない
私だけが見つけた 光の情景 はとても美しく感じられて
一期一会の出会いに感謝するのでした。



かなり満腹気分になったのですが、
せっかく外に出ているので
そのまま山下公園から横浜公園へと
散歩を続けます。


モッコウバラの空


みどりの白昼夢



そこここに あふれる春色♪

ふたりの出会い


あふれでる


公園の片隅や

片隅の美


道端の傍に

春立ち昇る


思いを寄せて


ひっそりと咲いている
それでも確かな 春色 を見つけては
自分のものにしていく行為は
まるで ロールプレイングゲーム で
レアアイテムを集めているかのよう(笑)

この日は
たくさんのアイテムを獲得しました (^^**



そうこうしているうちに
最終目的地である 横浜公園 に到着します。

さわやかな公園にて


4月14〜16日にかけて
チューリップ祭りが行われていたようで

おわりははじまり


少し前には まだまだ蕾ばかり だったのに
すでに終わりかけの花もある状態。

春を受け止めて


春の背比べ


深紅の一花


春色に満腹気味の私は
撮影もそこそこに
家に戻って Pirelli に乗り込むのでした♪


秘密の小部屋で




そして、夕方。

思い立って来てしまった
山中湖の湖畔。


パノラマ台ではなく湖畔を選んだのは
水面に映る 春の色 が見えそうな予感がしたから♪

水面の予感


到着した時には
雲が多く夕焼けなんて期待できそうもなかったのですが、
わからないものですね (*^^*)

春色抽出


次第次第に
色づいてくる湖面に目を奪われていると
空までも焼け始めて…

春色の情景


その景色は いつの間にか
美しすぎる春ならではの やさしい情景 となって
この日の思い出とともに
私の心に深く刻まれるのでした♪

暮れていく空





今どんなに苦しくても
どんなに辛くても
明日は必ずやってきます。


苦しい時は弱音を吐いて
哀しい時は涙を流して
そして、彩に満ちた明日を信じて
前を向いて歩いていってください。

私は心から応援しています。

がんばれ熊本♪



【本日の一枚 〜寄り添いあって〜 】



その日 その時。

私は 羽田発佐賀行き の最終便に搭乗していて
その飛行機が佐賀空港に降り立ったとき
周りの乗客たちの携帯電話から 緊急地震速報の警報音 が
鳴り響いたのです。

ただならぬ雰囲気が立ちこめるなか
それでも乗客のすべての人が冷静でいたことに
日本人としての誇りを感じながらも
5年前の あの日 のことが頭を過ぎります。

携帯のニュースを見ると
信じられないことに 熊本で震度7 の文字。
言葉を失いました。


その後、
なんとか佐賀市内のホテルまで辿りつき、
テレビをつけると大変な状況であることが
徐々にわかってきます。

同僚や友人や家族に無事を知らせている間も
絶え間なく続く余震。

この夜、
佐賀市内も何度も何度も揺さぶられ
緊急地震速報の警報音が鳴り響き
眠れない時間を朝まで過ごしました。

私がいた佐賀市内の最大震度は 4 。

その程度の震度で
こんなにも 不安やストレス を感じるのだから
震源地に近い場所におられる方々の
心労はいかばかりかと。


東日本大震災のときも思ったのですが
自らそれを体感しない限り
本当の意味での その恐怖や大変さ は
わからないのだと思います。

それでも
思いを寄せてくれる人は たくさん いて
それを力に この窮地 を
なんとか乗り切ってもらいたいと思うのです。

私は明日、
仕事ではありますが九州に行かせていただきます。
Posted at 2016/04/19 22:41:30 | コメント(9) | トラックバック(2) | 撮影日記 | 日記

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