
朝方は 陽射し もあったこの日。
とても心地の良い時間を
京都嵯峨野にて過ごすことができました。
それは 斜めに優しく入ってくる 秋の陽射し のおかげ♪
私の撮影にとって、
陽の光は、とっても大切な 自然の恵み なのですが、
ほんの僅かな時間ではありましたが、天気予報を覆して、
この恵み を分けて貰えました♪
神様に感謝です(笑)
今回ご紹介する 絵 は、すべて
天龍寺塔頭(たっちゅう)宝厳院にて撮影したもの。
ここの庭は「獅子吼の庭(ししくのにわ)」と呼ばれています。
有名な庭園ですから、いろいろな 見どころ があるのでしょうが、このブログでは、そういった紹介はありません… というか、できないんです(笑)
この庭のなかということは確かなのですが、もはや、撮ってる本人でも、どこで撮ったのかを覚えていない…(爆)
もっとも、キレイと感じるままに、撮影に入ってしまったので、私自身も何があったのか定かでなかったりして…(笑)
なので、ここからは、ここで出会った 紅葉のイメージ だけ…。
この庭の詳細が知りたい方…
お役に立てず、ごめんなさい。
ということで、心置きなく(笑)
この庭に入って最初に感じたのは、
「落ち葉の美しさ」
赤い絨毯
庭にある小川の流れのなかにも、
光の流れのなかに
水面のひかり
水中紅葉
そして、土の上にも…
紅一点
光と影
さらには、屋根のひさしの上にも
日光浴
落ち葉と ひとこと で言い表すには、あまりにも多くの表情を そちこち で見ることができました。
なかでも、この景色は私を虜に♪
煌めく世界
苔の緑と落ち葉の赤… それに優しい陽射しの金色が混ざりあって、ここに ずっと 佇んでいたくなりました。
蜘蛛の糸
同じ場所で じっ としているからこそ見えた景色。
糸だけに集中していると、糸以外の周りの景色は消えて彩だけ残っていきます(*^_^*)。
もっと、伝えられたらいいのに…。
落ち葉とは、葉っぱとしての死。
死と近い場所 嵯峨野 だからこそ感じるのかもしれませんが、
死してもなお、美しさを放つ姿に あこがれ さえ感じます。
目を上に向けましょう。
ファインダーのなかに飛び込んでくるのは、様々な彩♪
薄紅
懐かしさ
鮮紅
橙
オレンジの光
とり残されて
やさしさ
錦絵
主張
落ち着き
苔の背景なんて初めて…
緑の日々
解けゆく
次の 絵 は「本日の1枚」に選ぼうかと思ったくらい気に入っている絵。
希望と未来を象徴するかのような ひかり を感じました♪
ひかりへ
紅葉三昧
時の流れに
パステル色の銀杏
ひとり
情熱の彩
甘い想い出
黄金色
金色に輝く
銀色の世界〜豊丸垣〜
ここまで見ていただいた皆様。
だいぶ、お疲れのことでしょう。
実際この庭は被写体や見所が多すぎて困りました(笑)
至る所に 美 が隠されているようで、なんどか回遊していると
新しい発見があります。
ほかにも、気づかないものがあるんじゃないだろうか…
そう思う気持ちが、私をこの場に縛ります。
なかなかここを離れる勇気を持てませんでした。
ひさしの上の小世界
もみじのベッド
ずいぶんと長いブログになってしまいました。
最後に、この場で出会ったお気に入りの 絵 をお届けして おしまい にします。
おつきあい ありがとうございました。
白の世界(ハンモック)
黒の世界(自然の額縁)
秋模様
彩り
窓鏡
ドイツ???
朝、開園直後の庭には庭師の方が仕事をされていました。
お声掛けしたところ、少しだけお話を聞くことができました。
なんでも、今年は十年に一度の美しい紅葉だとか…
時期的にはやや遅かったようですが、
そんな年に来られたことに感謝したいと思います。
【本日の1枚 〜私の好きな紅葉〜】
この庭の名「獅子吼の庭」の「獅子吼」とは、
「無言の説法」という意味で、この庭を歩き、
鳥のさえずり…風の音…を聴くことで人生の真理を感じられるということだそうです。
私には、もちろん「人生の真理」なんて大きなものは感じることは叶いませんでしたが、
「紅葉のように生きて行きたい」とは思いました。
儚いなかに一瞬の輝きを放ち、
死してもなお誇れる人生にしたいと…。
やたらと広い(12,000㎡)庭を何度も回遊していたので、頭がくらくらしてそんなことを思ったのかもしれませんが…(笑)
次回は、
京都嵯峨野報告の最終章「紅に染まる〜余韻〜」をお届けします。
ちょっと 時間がかかるかとは思いますが…(笑)
Posted at 2012/12/01 01:54:44 | |
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