
6時間50分。
30,636歩。
22.98km。
393カット。
転倒1回(笑)
これらの 数字 は
この土曜日に出掛けたトレッキングの記録♪
7月に出掛けた
美ヶ原高原でのトレッキングの帰り道。
“尾瀬には一度行ってみたい”
何気なく口にした言葉を覚えててくれた
masamasa10さん。
他にも行きたい場所があっただろうに
尾瀬行きを企画してくれたのでした(たぶん…(笑))。
尾瀬の葉色
戸倉駐車場に到着したのは午前零時。
車中で4時間ほど仮眠をとってから
午前4時半に鳩待峠行きの乗合タクシーに乗り込み
5時半前にトレッキング スタートです。
前日の夜に降っていた雨は上がり
空には かすかに青空の素 が見えています。
青空の素
今回の参加者は
masamasa10さんに 室井庵さん。
そこに私を加えた3人♪
今回も 雨が降ったならば
八方池を諦めたあの日と同じメンバーですから
この組み合わせが問題だと確定してしまいます(笑)
3人とも初の尾瀬体験。
しっかり予習していた masamasa10さん を先頭に
鳩待峠から山ノ鼻までの 3.3km を降りて行きます。
降り切ったところには小屋があり、
その脇から 至仏山に向かう道 が美しく思えて
わざわざ寄り道して撮影開始です(笑)
湿原の幻
いきなりの 道を逸れての撮影タイム は
このメンバーならでは ٩(ˊᗜˋ*)و
みんな同じ気持ちだから 気持ちいい のです(^_^)v
旅の象徴 -イワショウブ-
そして…
その場所で見かけた この花 が
私の中で今回の旅の 象徴 となるのでした。
3人
白い星を纏うように咲くこの花は
尾瀬の緑の湿原に白のアクセントを加える存在。
ひっそりと咲く その姿 その色に
心奪われるのでした ヾ(๑╹◡╹)ノ”
白の星々
そんな風に 休憩 をとりながら
楽しんでいた私に衝撃が走ります。
それは
私の目に飛び込んできた ある光景。
子熊の木登り
その彼がいた場所は
これから歩いていくはずの方向… (๑°⌓°๑)
これには
多少のことは気にしない性格の私であっても
不安になるのでした (。•́︿•̀。)
くもり空の情景
熊との遭遇を恐れつつ
山ノ鼻から牛首分岐に向かう道を歩いていると
今度は俄かに降り始める雨 (๑ó╻ò๑)
雨の木道
やはり この組み合わせ が問題なのか…
そう思い始めた その時
雲間から 天使の梯子 が降りてきて… (*˘︶˘*).:*
その梯子は
私たちが進む方角に架かっていきます。
未来は明るい
そして、
これを合図とばかりに変わっていく
空模様♪
青空が どんどんと その領域を広げていくのでした♪
広がれ青空
いつの間にか
点在する湖沼も青色に染まります♪
曇った心が晴れるまで
さらに周りを見てみると
光が満ちてきたからか 世界が彩づいて きて
湖沼の水面から顔を出す緑の葉が
蝶のように見えたり
ひらひらと
かと思えば、
それは緑のハートのようにも思えて
それぞれの心で
夢中になるのでした♪
そんな 水面の緑 に見とれながらも
水面自体が空へと変わってくるのを感じます ٩(ˊᗜˋ*)و
空に浮かぶ
空と化した水面は
すべてを宙に浮かして 静かに 異世界を創りだすのです♪
美しいのは水面だけではありません。
太陽の力は偉大で
周りの情景も一斉に輝き始めます。
陽の光を待つ白樺の木も
陽を待つふたり
一足先に陽の光をもらった
野の花も
黄降る
真白降る
どれもこれも魅力的で
そんな情景を 見逃すまい と足早になってしまい
ひとり 先走って歩いてしまうのでした(笑)
ふたりの姿
ひとりはぐれて
牛首分岐のあたりで
この日2回目の休憩をとります。
後ろから来ていた家族連れが
ヨッピ吊橋の方へと向かったのを尻目に
家族の距離感
私たちが向かったのは竜宮十字路。
その途中、
この日 一番の場所 にたどり着きます。
紫陽花の誘い
そこは
少しだけ 大きな水面 が広がっている場所で、
水面の人
水面は
すっかり空色に染まっていて
空色の水面
その美しさに動けなくなるのでした。
空と水の間
水面の色は
水そのものの色と空の色とが溶け合って生まれる
濃く透明な青♪
この色は
私たちが住んでいる 青い星 を彷彿とさせてくれる
色なのです。
天気は完全に回復。
青空の川にも雲が流れはじめて
空が流れる川
その川の中を覗き込めば、
水の中で魚が雲と泳いでいます。
雲と泳ぐ
私自身も
その景色の 1ピース になりたくて
たくさんの魚たちと記念写真♪
緑の額縁
なんだかレコードのジャケットみたいで
お気に入りとなりました♪
そんな景色に興奮冷めやらぬ私でしたが、
腹が減っては写真は撮れぬ(笑)
来た道
ということで
竜宮十字路で 3回目の休憩 をすることにして
そこで朝食を摂ります。
コンビニのおにぎりが
こんなに美味しく感じるなんて… (๑´ڡ`๑)
巣を持つ木
尾瀬ヶ原。
あまりにも美しい その情景 を風を感じながら
眺めては歩き 歩いては眺める。
白樺の群れ
寄り添いあう
青と白と緑と
空の浮島
それは
ただ ただ 贅沢な時間。
野の花たちも…
空に育つ
空へ咲く
ミズギクのささやき
スコップを持つ花
イワショウブのため息
ツリガネニンジンの夢
生き物たちも…
水色空色
生きる意味
羽の輝き
尾瀬色を持つ者
秋の使者
すべてが ありのまま自然 で
その姿が美しくて、
着飾らなくても キレイ と感じられる世界があることを
改めて認識させてくれるのでした。
道標
帰り道は
ヨッピ吊橋を経由して帰ることに。
この時点で 15km程 歩いていたので
本格的なトレッキングが初めての私は
さすがに足にきます。(^_^;)
それでも
それを助けてくれたのは、
すれ違う人が掛けてくれる “こんにちは” の声と
ところどころに潜んでいる はっ とさせられる情景♪
尾瀬の心
風に吹かれて
なんとか 歩き続けるのでした。
午前11時を過ぎた頃、
空には不穏な雲。
さっきまで
あれほど降り注いでいた太陽の光が
翳りはじめ、
疲れもピークに (;´Д`A
水面の太陽
翳りゆくなかで
そんな時、
見つけた花が ひつじ草。
昼前から咲き始め夕方には閉じてしまう花。
3日咲くと水中に没していくという花… (๑′ᴗ‵๑)
暗き水面に
咲くは短き命かな
だから行きに通ったときには気づかなかったんだ…
と家に帰ってから知るのでした。
それはともかく、
見つけたとき 疲れが一気に吹き飛んだ ことを思えば
ひつじ草は尾瀬ヶ原から私へのエールだったのかも…
ですね (*^_^*)
牛首分岐から
行きに通った道に戻ります。
時折射し込む陽のひかりを
大切に使いながら撮影を続ける時間は
名残惜しい気持ちでいっぱい (*^_^*)
空を想うかワレモコウ
はじけるとき
水辺の景色
きらきらから
そして…
最後の休憩は
最初に休憩した場所で。
白一点
この日の象徴となった イワショウブ を撮って
撮り納めといたしました。
はなひとつ
それにしても…
花の季節の狭間だったからでしょうか。
人が少なく 風は爽やかで
聞こえるのは動物の声と風の音だけ。
それはそれは静かで豊かな時間が
そこに流れていました。
とても 素敵な場所 だったので、
“また行きたい” とは思うのですが、
最後の 急な上り坂 が…(笑)
躊躇してしまいます (^◇^;)
【本日の一枚 〜水の惑星〜 】
この日の前々日である木曜日から
1泊2日の出張だった私。
金曜日は 仕事が順調に捗った ので
一本早い飛行機で羽田空港に到着しました。
それでも、
一旦、自宅でシャワーを浴びてから
上野東京ラインに飛び乗って
待ち合わせの駅に到着したのは午後9時半。
そうなんです。(^_^;)
今回も masamasa10号 に
同乗させてもらったのでした (^_^)v
今回の旅は
苦手な車中泊だったけれど
“また行きたい”
と思えるほど
心に残った旅となりました。
Pirelliで出掛ける自信は
またまた 遠のいた というのも事実ですが…(笑)
いずれにしても、
乗せていただいた masamasa10さん。
ご一緒していただいた 室井庵さん。
楽しい時間を
どうもありがとうございました。
またの機会を楽しみにしています♪
次は Pirelli で行こうかな(笑)
Posted at 2015/08/25 21:47:48 | |
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