エアコンプーリーの交換　その3（ラスト）

ベアリングのコマにも薄くグリースを塗りました。

取り付けの際、このベアリングカバーをよく落とすんですよ。（ラジエーターファンのシュラウド内、もしくはアンダーガードの上）

プーリー取り外す際のスライド位置はこんな感じです。

ベルトはエンジンと、エアコンのコンプレッサーとプーリーベルトと3つにまたがって掛かっていますがそれらからベルトが外れた場合や、ベルトを交換する必要がある場合、手間が増えます。

プーリーを取り付ける際、ここが一番の難関。

画像の青い線の位置に長いボルトが入っていると思われます。

右手の人差し指、もしくは中指でプーリー側に押した状態（画像の点線が指）で、
ベルトをプーリーに乗せ、ベアリングカバーを入れてからワッシャー、ボルトの順で入れる。

※作業スペースが狭いため、ここでプーリーを落としたり、ベアリングカバー、ワッシャー、ボルトを落とすことでしょう。

マグネットなどの拾い上げツールを用意しておくといいと思います。なおかつ日中などの明るい時の作業をお勧めします。

その他のプーリーにベルトが掛かっているかチェックしましょう。

これはエアコンのコンプレッサーからベルトが外れていますね。
エンジン側もプーリーにしっかりベルトが掛かっているかチェックを。

プーリーのナットを締めて、ベルトの張りを調整します。

エンジンを掛けて異常・異音が無いかチェックをして終了です。

26万キロ無交換だったベアリングはグリース切れでゴロゴロ感がありました。