2012年07月30日
昨日、直江津祇園祭最終日のイベント「御饌米奉納」があり、途中経過にはいろいろありましたが、自分の町内の今年の直江津祇園祭が無事に終わりました。
自分の中で今年の直江津祇園祭の思い出はと言うと…これまで何回か日記に書いてきた直江津祇園祭の和太鼓の技術を教える「山本塾」が町内全体に認めてもらえた(!?)事でしょうか。
そもそも「山本塾」を始めた理由と言うのは、直江津祇園祭の時期になると小学校の中学年から始める直江津祇園祭の和太鼓の練習会の時、辛い練習を少しでも楽しんでもらうため。
この文章を書いてる自分も今でこそ小さな子供たちに和太鼓の技術を教える立場でありますが、小学校中学年で一番最初の頃はというと自分を含めた同級生3人の中では一番ヘタクソで、いつも居残り練習を1人でしていました(^^ゞ
で、やっぱり自分自身その当時は和太鼓の練習に行くのが辛かったし、同じ思いを小さな子供たちにはさせたくないし、どっちみち同じ時間を使って同じ練習をするなら楽しく練習しましょ~(!)って事で始めたのが「山本塾」なのです。
2006年頃、一番最初の年は和太鼓の技術を教える自分も、教わる子供たちも、どっちも勉強の日々でした。
今だからカミングアウトしてしまいますと「山本塾」を始める前は「子供たちの世話なんてかったり~」なんて思っていた自分ですが、いざ子供たちに和太鼓の技術を教え始めたら意外と楽しくて、最終的には和太鼓の技術だけでなく、子供たちのいろんな悩み事やお話しを聞いて(果たしてそれが適切であるかどうかは別として)悩み事やお話しして来た子供たちにアドバイスをする事もあったり。何だかんだで子供たちには子供たちの悩み事等があると言う事もこの時学びました。
最初の頃は軽いノリとジョークで「山本塾」なんて言っていましたが、年を追う事に…と言うか、自分が知らないうちに子供たちの間で「山本塾で和太鼓の技術を教えてもらえば大丈夫」的な風潮になっちゃったり。
で、そんなこんなで今年の山本塾の終盤の辺りで「塾長」なんてニックネームを子供たちだけでなく、青年会の仲間内からも付けられてしまいました(汗)。
いまだに「果たして子供の頃に和太鼓を叩くのがヘタクソだった自分が同じ町内の小さな子供たちに和太鼓の技術を教えて良いのかな?」と考えてしまう時もありますが、今年も1人、新入生を無事に育てる事が出来ました。
その子も最初の頃は昔の自分と同じでヘタクソだったのですが、直江津祇園祭最終日の昨日の夜、今までで一番上手に 和太鼓を叩けていました。
いろいろ諸事情があって、最初の話では「今年は山本塾を行わない」方向でいたのですが、ウチの両親や、ご町内の方々からの要望に応えて山本塾を行って良かったなぁ~と今では思っています。

Posted at 2012/07/30 22:37:37 | |
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魁!!山本塾(笑) | 日記