
先の日記にも書きましたが、今日は直江津祇園祭の和太鼓の技術を「研究生(笑)」と呼ばれる初心者の子供たちに教える「山本塾」の卒業検定でした。
今年、自分の下に付いて和太鼓の技術を学んでいる2人の子ども達が、この2週間でどこまで和太鼓を上手に叩く事が出来てるか、研究生から選抜メンバーに昇格となるかを決める、いわゆる1つの「進級テスト(笑)」を行ったのですが、2人とも廃タイヤを叩いて練習をした最初の頃から見ると、かなり上手になったなぁ~と言うのが自分の気持ちでした。
同時に(毎年の事ではありますが…)自分が研究生の子ども達と同じ年齢の頃の出来事を思い返してしまったり。
いまから18年前…当時小学校4年生だったMMC山本は、近所に住んでる同級生2人と共に和太鼓の練習を始めたのですが…
自分1人だけ思うように和太鼓の音程を覚える事が出来ず、(当時は現在のように「


塾」や「研究生」といった制度はありませんでしたが)ほぼ毎日居残り練習で、半ベソかきながら廃タイヤを叩いていました。
「他の2人の同級生は本物の和太鼓を叩けるのに、何で自分だけいつまでたっても廃タイヤなんだろう!?」なんて思っていました。正直言うと、中学校に進学する辺りまで毎年、直江津祇園祭の時期が来ると嫌で嫌で仕方がなかった記憶があります(汗)。
…とまぁ~、こんな具合に和太鼓を叩くのがヘタクソでダメダメだった自分でしたが7年前…成人式の年から、昔の自分の分身(笑)のような初心者の子ども達に和太鼓の技術を今度は「教える」立場となり毎年7月になると山本塾を開き、現在に至ります。
最初、和太鼓の技術を教える事になった時は子ども達とどういう風に接したらいいのか全くわからず、どうすりゃ子ども達になついてもらえるのかな~?、どういう風に教えれば早く和太鼓の叩き方を覚えられるのかな~?と言う具合に、子ども達と共に自分も毎日が勉強でした。
最初に山本塾を開いてから今年で7年が経ちますが、某外食チェーンの「早い、安い、うまい」ならぬ「早い、覚えやすい、楽しい」をキャッチフレーズにして行う練習は変えずに現在に至るのですが、(来年以降も山本塾を開く場合は)今後もこの考え方は変えずに行こうと思っています。
今年は昨年以上に山本塾を開くか否かで相当悩んだMMC山本ですが、今は山本塾を開いて良かったと心の底から思っています。
実際、子ども達とのふれあいの中で、子ども達の一言で自分自身が気づかなかった事を気づかせてもらったり、だいぶ救われた部分があったり。
ちょっとクサいセリフになりますが…「二人三脚」って、こう言う事を言うのかなぁ~って思ったり(笑)。
何だか知らん間に文章がだんだん脱線してしまいましたが、今年の研究生の子ども達2人は、無事に卒業検定に合格し、選抜入りとなりました。
来週から直江津祇園祭の本番だけど、緊張しないでガンバって!
選抜入りオメデトー(^-^)!!
~と言うのが、今の自分の気持ちです

Posted at 2013/07/19 23:06:38 | |
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魁!!山本塾(笑) | 日記