ノンターボのとろろのブログ一覧

これはノンフィクションの話し。

話をすすめる上で、私の名前を仮に山田一郎とする。

大学の時、教育実習に母校（高校）へ行く事になった。
まだ私が卒業した時の担任がいて、早速挨拶に行く。
私の顔をみて「どうか？元気か？」とたわいもない挨拶のような質問をするので私は「まあ、元気にやってます」と無難に返答した。一通り軽い話をした後、ふと、「う～～ん」と元担任が首をかしげる・・・「えっどうしたんですか？」と訪ねるとこう応えた。
担任「山田、おまえ山崎由希子（仮名）覚えてるよな？」

私　「そりゃ～同級生だから覚えてますよ」

担任「最近電話とか連絡とったりしたか？」

私　「いや・・・最近はとって無いですね、１年前に何度か電話したくらいですかね」

担任「・・・・冷静に聞いてくれ・・・実はお前の名前を名乗る男から、彼女の実家に脅迫電話があるそうなんだ」

私　「え～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～！！まじっすか？え！え！どう言う事！？」

担任「実は山田一郎さんってどういう方だったのか？と学校に親御さんから電話があり事情を聞いてだな、いや～山田はそういう人間じゃ無いですから、今度学校に実習で戻るので聞いてみますが・・・」と答えたそうだ。

さっきまでの、たわいもない会話はその詮索だったのかもしれないがそれで、私が「異常」では無い事を確信して話してくれたのだろう。ひと事では無い事なのでいろいろ聞いたが、今から由希子を殺しに行くとか由希子のアパートに火をつけるとかマジでヤバイ内容。そもそも彼女とも連絡が無いのに実家の電話番号も知るはずが無い。

私自身では結局どうする事もできないので元担任から向こうの両親には別人であると伝えてくれると言う事で話を終えた。


犯人像を探る
実は私の出身高校は男が少なくクラスに６人女子３０人くらいの学年１クラスなのだ（変わってるでしょ？）
しかも私の本名は少し珍しい名前。また他の男友達はあまり珍しい名前は無い。彼女の元カレかフラレた男の腹いせの悪戯で珍しい私の名前を出せば、目を誤魔化せると思ったのか・・・

もしくは１年くらい前に電話した時の相手側の着信履歴から浮気相手と間違えられたのか・・・（その時にチェックしてて、別れた時の八つ当たりに使用。。）


結局は何も判らずでしたが、私を確認する為の判別方法を伝授したのでようやく疑い？が晴れたのかそれからは何もなく今に至る。確認方法とは私の名字の呼び方が変わっていて例えば山田と書くが読みは「ヤマダ」ではなく「ヤマタ」となると言った発音をするのでそこを確認して欲しいと念を押しておいた。

その後彼女と連絡が取れて、「こういう事を言われて吃驚したよ～」と会話をして、「私も誰か別人だとはおもっちょったんよ」と本音話しをした。