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2022年05月01日 イイね!

ロータリーエンジン用スパークプラグ

ロータリーエンジン用スパークプラグロータリーエンジン用のスパークプラグは、特殊な形状をしています。

レシプロエンジンと比べて着火がし辛いロータリーでは、スパークプラグは失火を防ぐための特殊形状をしています。


私は、これらのプラグ全てを使い分けている訳ではなく、半分はコレクションです。

画像左側の12本は新品で、右側12本は中古品です。

コスモスポーツの10Aエンジンに純正で付いていたのは、B7EMかBR8EMです。
型番の数字は熱価です。
レシプロよりもやや高め。

ちなみに私のコスモは、リーディング側をフルトラ化して、コイルも強化タイプを入れ、プラグコードもハイテンションコードとして点火系を強化してあります。
また、キャブはウェーバー48ダンドラに換えてあります。

当初はノーマル仕様のB7EMやBR8EMを使用していましたが、BUR9EQPも使ったことがあります。

今のところ、私のコスモの仕様でのベストなプラグ選択は、リーディングにBUR7EQP、トレーリングにBR8EMです。

ちなみにRE7C-LとRE9B-Tは、RX-8の13B-MSP用純正イリジウムプラグですが、ウチのコスモではまだ使ったことはありません。
一度試してみたいとは思っています。

また、R6187-11はレーシングプラグで、熱価11という常に全開走行を行うレース専用プラグです。
我がコスモに着けて街中走行をしたら、カブるばかりで使い物にならないでしょう。
単なるコレクションです。

<画像のプラグ解説>(画像右から)
中古BUR7EQP:プラチナ 沿面型 熱価7
中古BR8EM:ニッケル 2極型 熱価8
中古RE7C-L:イリジウム 1極+沿面型 熱価7
中古RE9B-T:イリジウム 1極+沿面型 熱価9
中古BUR9EQP:プラチナ 沿面型 熱価9
中古R6187-11:1極+沿面型 熱価11
新品B7EM:ニッケル 2極 熱価7
新品BR8EM:ニッケル 2極 熱価8
新品BUR7EQP:プラチナ 沿面型 熱価7
新品BUR9EQP:プラチナ 沿面型 熱価9
新品RE7C-L:イリジウム 1極+円面型 熱価7
新品RE9B-T:イリジウム 1極+沿面型 熱価9
Posted at 2022/05/01 11:12:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年05月01日 イイね!

13B-MSPリアサイドハウジング

13B-MSPリアサイドハウジング前回の記事の続編です。

13B-MSPのリアサイドハウジングも入手してしまいました。
これで、13B-MSPのオブジェも完成形です。


入手したジャンク品は、マルチサイドポート(MSP)の位置や形状が良く解ります。

さらには、このハウジングにはブリッジポートが切ってありました。

画像の純正?ポートの上に細長いポートが開いているのがわかると思いますが、これがブリッジポート加工で、混合気の吸入量を増やし、よりパワーをアップさせるのです。

なぜブリッジというのかというと、メインのポートと追加のポートの間に、ローターのコーナーシールがポート内に落ちないように、コーナーシールが通る橋を残してあるからです。


並べると、マツダが市販した最初のロータリー10Aと最後のロータリー13B-MSPの違いが比較できます。
Posted at 2022/05/01 10:07:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年04月17日 イイね!

新たにエンジン部品入手

新たにエンジン部品入手タイトル画像を見て、左右のエンジンの違いにすぐに気付いた方はかなりのロータリー通です。


そうです!
左が10A、右が13Bです。
10Aのジャンクパーツをオブジェにしていることは以前にも記事にしていましたが、この度ついに念願の13Bのパーツを入手することができました。

10Aと13Bの違いは、ローターおよびローターハウジングの厚さの違いです。
10Aが60㎜で、13Bが80㎜です。
ローターの偏心量はどちらも15㎜で、ローターハウジングの内径は同じです。
排気量は、1ローターで10Aが491㏄で、13Bが654㏄になります。

レシプロで言うと、偏心量がストローク、ローター厚がボアにあたりますので、13Bは10Aのボアアップ版ということになります。


10Aは、コスモスポーツを初め、ファミリアやサバンナにも搭載されました。
13Bは、あらゆる車種に搭載され、多くの仕様があります。
今回入手した画像右のパーツが、どの車種のものかすぐにわかった方もなかなかのロータリー通です。

そうです。
RX-8(SE3P)用の13B-MSP(RENESIS)です。
左の10Aの下部にある排気ポートが、右の13Bでは塞がれています。
マツダの歴代市販ロータリーエンジンはペリフェラルポート排気を採用してきましたが、RX-8の13Bのみサイドポート排気です。
エンジン名のMSPとは、マルチ・サイド・ポートの頭文字です。
サイドポート排気の実現は多くの技術的困難があったそうですが、燃焼効率や排気効率を向上させ、燃費や排気ガスの浄化にも効果がある優れた技術です。
残念ながら、RX-8を最後にロータリーエンジン搭載モデルは販売されていません。


1967年に販売が開始されたコスモスポーツに搭載された、マツダ最初のロータリーエンジンである10Aと、2012年に生産が終了したRX-8に搭載された、マツダ最後のロータリーエンジンである13B-MSP。
マツダの最古と最新のロータリーエンジンのパーツを入手するという念願がついにかないました。


リーディングとトレーリングのプラグ位置はほとんど同じのようです。
ハウジングを比較すると、10Aの方はアルミ砂型鋳造品で表面がザラついており、非常に軽い。
一方で13Bの方はアルミ・ダイキャスト製で、無駄な肉はそぎ落とされた複雑な造形をしており、精密に鋳造されていることがわかります。また、質量感もあってアルミの密度の高さが伺えます。


だるま落としのようにローターを3つ積み上げてみましたが、上からコスモスポーツ(L10B)用10A、RX-7(FD3S)用13B-REW、RX-8(SE3P)用13B-MSPの各ローターです。
10Aと13Bのローターの違いは一目瞭然ですが、RX-7用とRX-8用のローターの違いは、主にローターリセス(燃焼室のくぼみ)の形状です。
FDの13B-REWはターボ車なので圧縮比は9.0ですが、RX-8の13B-MSPは自然吸気で圧縮比は10.0です。
ちなみにコスモスポーツの10Aは自然吸気で圧縮比は9.4です。

また、ローターの製造精度も大幅に向上し、10Aのローター側面のおむすびの頂点近くにある重量バランス調整のための丸い削り加工跡が13B-MSPにはありません。


同じ13Bでも、FD用と比べてSE用ではローターの工作精度が上がっており、強度に関係のない無駄な肉が削がれて軽量化もされています。
ちなみに13Bのローターが金色をしているのは、防錆のアルマイトメッキがされているからです。

13Bのローターは、どちらも深い傷が入っており、ブローしたエンジンから下したものであることが想像できます。
再使用不可能なジャンク品であったお陰で、ヤフオクで非常に安く入手することができ、オブジェとしては十分な品です。


マツダ初の市販ロータリーエンジン10Aとマツダ最後の市販ロータリーエンジン13B-MSPを並べて飾り、一人悦に入っています。
Posted at 2022/04/17 15:26:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | コスモ生活 | 日記
2022年01月23日 イイね!

オブジェ10Aエンジン磨き

オブジェ10Aエンジン磨き自宅リビングにオブジェとして飾ってあった10Aエンジンを何年ぶりかで磨きました。

2013年にオブジェ用にと思ってジャンク品を入手しました。
コスモスポーツ専用の希少なアルミ砂型鋳造品ですが、ローターハウジングのトロコイド面のメッキが浮いてきていて、使用不能のパーツです。

入手当初はこんな感じでした。

これを地道に磨いて、見るに堪えうる状態にしてからリビングに飾っていましたが、ウォータージャケット内に錆びや水垢が残っている状態でしたので、今回は徹底的に磨くことにしました。



電動ワイヤーブラシが届かない隅は、手作業でやすり掛け。


完璧ではありませんが、かなり綺麗になりました。


ペリフェラル排気ポート内も磨いて、カーボンを削り落としましたが、ポート内壁は意外とデコボコしていて、厳密に言うと排気抵抗になりそう。


外観も磨いて・・・


輝きが戻りました。


リビングの元の展示ケースに戻しました。
完全に自己満足。


余談ですが、2019年にもコスモスポーツ用10Aエンジンのジャンクパーツを入手しました。

ローター1個、ローターハウジング2枚、フロントハウジング1枚、リアハウジング1枚のセットでした。
ローターは錆びの塊状態(写真を撮り忘れました)で、ローターハウジング1枚とフロントハウジングは摺動面のメッキが剥離していて使用不能。

リビングのオブジェにしている品より程度が悪かったので、こちらは大まかに磨いて、旧車イベントに持って行って展示するための第2のオブジェにしました。


でも、このジャンク品セットには、お宝と思われるパーツも混じっていました。

画像のハウジングも、他と大差ないジャンク品に見えましたが、よく見ると摺動面のメッキにダメージが無い。
フロント&リアハウジング、インターミディエイトハウジングは、再メッキして再生することが可能ですが、再メッキ不能なのがローターハウジング。
だからこそ、メッキが生きているローターハウジングは1枚であっても貴重なのです。
このローターハウジングは、貴重なスペアとして大切に保管しておきます。
Posted at 2022/01/30 11:29:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | コスモ生活 | 日記
2021年02月10日 イイね!

ロータリーマニアのための宇宙船

ロータリーマニアのための宇宙船異常なプレミア価格がついていることもあり、ロータリーエンジンとコスモスポーツという車を相当愛している人にしかお勧めできません。
私は中学生の頃(1980年代中頃)からの憧れの車であり、中年(40歳代)になってから入手しました。
かなりのボロだったこともあり、トラブルや修理を繰り返し、維持にはかなりの苦労をしてきました。
ですが、長年の憧れの車であっただけに、所有する喜びは大きく、ドライブする楽しみは半端ないです。
Posted at 2021/02/10 22:07:22 | コメント(3) | クルマレビュー

プロフィール

「ロータリーエンジン用スパークプラグ http://cvw.jp/b/1427441/46069579/
何シテル?   05/01 11:12
mazguarと申します。 憧れのコスモスポーツ(L10B)オーナーになった日を記念して、みんカラを始めました。 更新は不定期ですが、よろしくお願いします。
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