【富山】越の潟駅
投稿日 : 2008年12月21日
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富山新港開港に伴い切断された生活輸送道路を補完するためのフェリー乗り場です。
立山の雄々しい姿を背景にのんびりと渡るフェリーの姿が叙情を誘う。
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後ろに見える新湊大橋が完成すれば,渡船も廃止か?
しかし,当初,完成予定が「平成20年代前半」となっていたのにどうなったんだ?(笑)
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続く,路面電車「万葉線」の越の潟駅はこんな感じ。
なんか,映画のロケにでも使えそうだが・・・
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そうそう,ここは「万葉集」に出てくる由緒ある地。
ここを通学に使う高校生は毎日歴史と古文のお勉強をしているという・・・(笑)
>「越中万葉歌」
あゆをいたみ 奈古(なご)の浦(うら)みに
寄(よ)する波(なみ)
いや千重(ちえ)しきに 恋(こ)ひわたるかも
(大伴家持の歌 巻十九・四二一三)
【歌の意味】
「あゆの風」が激しく吹いて,奈古の浜辺へとくり返しくり返し寄せてくる波のように,私もますますしきりにあなたのことを恋しく思いつづけています。
天平勝宝二年(七五〇年)五月に大伴家持が,当時の都があった平城京(今の奈良県)に住む親類の家に贈った歌です。海を見たことがない親類の女性をなつかしむ気持ちを,くり返し寄せてくる波にこめています。
「あゆの風」という越中の方言や,「奈古の浦」という景色をよんだのは,都に住む人にもぜひこのすばらしさを知ってほしいと思ったからです。
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そして,現在はこんな近代的な車両が・・・・
σ(^_^;)のお友達の中にも「鉄ちゃん」がいたっけか・・・
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