AEM フューエルポンプ  

【再レビュー】(2025/06/14)
2023/3/14(100857km)に装着、
以前より若干ブーストの掛かりが遅くなった気がした程度でしたが、
2024/8/17(103500km)フューエルポンプヒューズが飛び、走行不能になりました。
ポンプの取り付けを確認するも問題無し、
ヒューズ交換のみで走行可能にはなりましたが、
フューエルポンプコントロールモジュール(FPCM)の定電圧駆動時、
フューエルポンプが停止するために、
低回転でアイドリング継続が不能になりました。
FPCM配線を短絡し、
常時フューエルポンプ全開駆動とし、
アイドリングは安定化し、
一旦は調子が良いようにみえました。

その後もたまに、
しばらく乗ってからエンジン停止、
次にエンジン再始動時にフューエルポンプヒューズ飛びが再発しました。
フューエルポンプリレー、
EGIやイグニションなど同じ大きさのリレーを交換、
それでもたまに、フューエルポンプヒューズ飛びが再発しました。

2025/5/24(105518km)タービン交換に伴う現車セッティングに出し、
その際にもフューエルポンプヒューズ飛びが再発したため、
フューエルポンプ配線をバッテリーから引き直し、
純正配線からリレー駆動にてフューエルポンプ駆動、
30Aのヒューズを追加し、
ヒューズは飛ばなくなりました。

2025/6/7(105799km)高速道路を走行後、
一般道に下りてすぐに走行中にエンジン停止。
エンジン再始動を試みるも、
フューエルポンプ駆動音が無く、
FPCMを短絡させても変化無し。
結局AEMフューエルポンプが焼き付き死亡。
外部電源を使用してもAEMフューエルポンプは、
作動することは無く、
外部電源のヒューズが飛ぶのみでした。

2.5年5000kmほどしか使用出来なかった理由として、
このような小型で大流量のポンプは、
ガソリンに浸かった状態で冷却が必要ではないかと思われます。
今回の取り付け方法は、
ニスモポンプのステーを利用し、
ガソリンタンク上部に位置しており、
ガソリン残量が減ってくると、
ガソリンに浸かっていないために、
フューエルポンプの冷却が不十分であったためかも
知れません。

また、大流量のポンプのため、
フューエルポンプ配線の引き直し、
管理ヒューズの用量アップも必須だったと
思われます。

ただ、そのような情報は説明書には何も書いていません。
以上を気を付けて装着し、使用していればもっと使用出来た可能性はありますが、
フューエルポンプ関連の全ての原因は、結局AEMフューエルポンプであったと考えられました。