キャンカー号、メッキバンパー補強！

キャンカー号に付けているメッキバンパーですが、
フロントのオーバーハングが長いために、結構擦るんですね…

で、



取り付け部にクラックが…

このせいで、バンパーが揺れるようになり、走行中にバンパーが共振すると、
通行人が振り返るほどの結構大きな異音が出るようになってしまったんですね…

そこで、バンパー取り付け部を補強してみました。

まずは、お絵描き。


レーザー加工機でSUS304ステンを切り抜きます。
コレで、バンパーをサンドイッチして補強する作戦であります。

あまりガッチリと補強してしまうと、擦った時に負荷がモロにかかり、破損する可能性もあるので、
しならせて応力を逃せるように、３ミリ厚の板で作りました。


凹んだ部分を埋めるスペーサーもレーザーで切り抜きます。
現物合わせできるように、５ミリと６ミリの２種類作りました。


穴の大きい方が裏側用。
ステーに当たる部分の突起を避けて、固定する接触面積を増やします。


表側用。
こちらも固定する接触面積を増やします。


凹んだ部分にスペーサーを噛ませて、板の全体で押さえるようにします。


以前から使用している、ワンオフのメッキバンパー取り付けステーです。
市販ではキャンター用とエルフ用しかなかったので、ワンオフで製作。
本来、２トン車用のバンパーなので、ギリギリまで上に取り付けできるようにしてあります。
これもステンレスで製作してあります。


補強板をサンドイッチして、ステーを取り付けます。
これで、ステーとバンパーとの接触面積を増やし、振動を抑えます。


表側も接触面積が増えました。
これで完成です！

効果のほどは…

今のところ、全く異音は出ていません！

新品のバンパーに変えられればベストなんですが、カネはないので…

ちなみに補強板は、会社の残材＋会社のレーザー加工機での加工なので、
タダです。（会社の損害とも言う？）

苦し紛れの延命策ですが、コレでしばらくはメッキバンパー仕様が継続できることでしょう…

めでたし　めでたし