SCOPE Cycling R4D CeramicSpeed
オランダのカーボンホイールメーカー「SCOPE(スコープ)」。
ロードバイク乗りでも現時点あまり知られていない
ブランドでしょう。
2013年創業のまだ若いメーカーなので。
しかし、創業者達のホイール造りへのこだわりからか欧州では
かなり人気が高くなっている様で、今年になってようやく日本初上陸。
エアロ要素の入ったカーボンホイールを検討した際、お店に相談し
車体と同様、人があまり使ってないながら良さそうなヤツをと探したら
コレにしてみます?と提案が。
実業団チームもあり、実力あるライダー達を抱えるY'sRoad社内でも
仕入れて既に購入して使っている社員からも高評価でベタ惚れとも!
これはオススメ出来る逸品だそうで。
大メーカーのカーボンホイール達に対抗する為、小さなメーカーながら
遜色ない比較データを公表しているのはその自信から。
大学研究施設で風洞実験も行い、エアロ形状や強度もしっかり研究。
それでいて後発だから出来るかなり戦略的な価格設定にも注目され、
この性能でこの価格はまず無いとお店やメディアからも太鼓判が。
ラインナップはリムハイト別に3種類。
エアロタイプのR5(55mm)、ヒルクライム向けR3(30mm)、
オールラウンダーのR4(45mm)とあり、それぞれ末尾に付く
Cがリムブレーキ仕様、Dがディスクブレーキ仕様というシンプルな構成。
カーボンリムは自社製でハブはベアリング業界の老舗SKF社と共同開発。
(SKF社はその回転部品技術で自動車メーカーVOLVOを創業した事でも有名)
リムを作るホイールメーカーは数あれど、ハブも自社開発するメーカーは
珍しいとの事。
スポークは世界の定番・SAPIM社製でリムブレーキ用が定番CX-Rayに対し、
ディスクブレーキ用はより剛性の高いCX-Sprintをリム仕様より多く使い
更に剛性を確保しています。
日本市場では正規販売元が初年なので様子見で輸入本数を絞っていた関係で
入荷がまだ少なく、今の車体市場の勢力図からもディスクブレーキ仕様が
どんどん売れてしまっていて、年内入荷がもう終了している中、
Y'sの関西方面の支店に入荷したR4D最後の1セットを取り寄せて装着となりました。
今までのアルミに装着していたチューブレスタイヤGP5000TLを流用。
漕ぎ出しの印象はペダリングに対する反応が良く
加速が結構速くなりました。
重量的にはアルミ時に対し素材は軽く作れるがリム高が増えた分、重量は相殺。
カタログスペック比200g程度の軽量化でしかないのですが、
リムやスポークの造りからくる縦剛性の向上によりダイレクトに推進力に繋がる感じが。
ヒルクライム区間でも違いが。
車体を左右に振るダンシング(立ち漕ぎ)すると
横剛性も高く前輪の撓みが極端に減り、
シッカリと路面追従していく様な力が逃げない感じに。
これで坂をグイグイ登っていきます!
平地でもリムハイトが上がった分、エアロ効果も増して巡航時の
空気を切り裂いて進む感じがアルミエアロより更に良く感じられました。
そんな性能を持ちながら他社よりも何割か安い価格。
ブランド料を差し引いてもコレはコスパ抜群なのは間違いなし。
そして自転車フィールドで見掛ける事がまず無いので人と被りたくない
向きにとってはサイコーかと♪
馴染みのコースにロードバイクが多い時間帯に走ったら、休憩中に
通りすがりでチラ見した人が戻ってきてガン見される場面も多々。
知ってる人には気になるホイールなんだなと改めて認識。
見た目もホワイトラベルを選択したせいか、
以前よりレーシーな感じでフレームカラーとも
バランスが取れて疾走感が大幅にアップされました☆
※2021年12月
CeramicSpeedアップグレードキット組み込みにより
セラミックベアリング化し、ハブの回転性能を強化済。
〈ご参考〉
Y'sRoad紹介記事
http://ysroad.co.jp/higashiyamato/2019/10/17/53473
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カーボンリムは自社オリジナル。ハブもスウェーデンのベアリングメーカー、SKF社との共同開発。
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オランダ発を謳うロゴが。
これから人気が出そうなホイールです!
スポークはサピムCX-Sprint。
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アップグレードキット組み込みにより、モデル名もR4D CeramicSpeedに進化!
購入価格 | 198,000 円 |
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入手ルート | 実店舗(その他) ※Y'sRoad |
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