Stile 強化アクチュエーター（Prototype）  

新たに装着したNewハイフロータービンにスティーレが
作った強化アクチュエーターを組み合わせています。
(こちらは製品化前の試作品)
純正が0.5barで開くのに対し0.8bar近辺で開く様に強化。
(ギャレットは純正0.3～0.4barで開くそうです)

アバルトやMiTo、ジュリエッタと幅広く対応し、
IHIタービン(純正・ハイフロー)ならポン付け、
ギャレットタービンの場合は小加工で装着可能。
(加工内容についてはスティーレにお問合せください)

アバルトやMiToのレースやストリート仕様として
タービン交換を多数手掛けてきたスティーレならではの
ノウハウがたっぷり詰まっていて最後発の製品だけに
よく考えられた造りになっております。

個人的にそれを感じたのは内蔵スプリングが
強化されている割には粘りがあり、唐突な動きを
抑える事でブーストの掛かりや抜けにピーキーさを感じなく、
それでいてしっかり高ブーストを維持してくれる点。

また、調整ロッドには6角が採用されていてスパナで
しっかり押さえながらロッド長を調整出来るという、
セッティングユースにとっては嬉しい点。

こういった細かい部分に気配りされていて既存のアバルト系
強化品に対しリーズナブルな価格設定なのも良いです。

個人的に今までアバルトで5個くらいアクチュエーターを
交換して使ってきましたが、一番フィーリングが良く
ハイコスパかもしれません。

ただ、アクチュエーターはブーストアップするものではなく
あくまで制御パーツの手助けをするものと認識しておくのが吉です。
交換スプリングが付属やオプション設定しているタイプを
私自身も使った事ありますが、制御(ブーストアップ)は
ECU書き換えやブーコンで行うのが正統であり、安定した
高出力化に繋がると思います。