NGK RACING COMPETITION（R2525-9）  

ノーマルプラグでの走行距離が11000km以上になったので交換する際、
サーキット走行等で高回転＆高ブーストという負荷状況を考慮し
ランエボでも使い続けてきたレーシングプラグの定番中の定番、
NGKレーシングコンペティションでアバルトに合う品番を探しました。

サイズ的にバイクがメインターゲットな細型プラグの為か
レーシングのラインナップは9～11番。
なので最低熱価である9番を選択しました。
（車用で9番は結構冷え型な方で、街乗り大半ですしね）

この商品の比較ライバルとしてよくHKSスーパーファイアレーシング
シリーズを挙げられますが、よく両方を使用していた私自身の印象と
馴染みのチューニングショップの言う信頼性からすると改造内容が
ハードになるほどNGKの方に軍配が上がると思います。
HKSは元となるDENSO製品に対して材料の見直しで強化＆耐久性は
アップされているようですが、結局通常のDENSOプラグと
同一電極形状の突出型でトルクを出し易い反面、常に高温な燃焼ガスに
さらされる形状の為、高ブーストを掛けるようなチューニングに
なってくるほど熱負荷や振動により絶縁体の割れや電極の溶解、
外側電極の折損が発生し易くなります。

これに対しNGKのスラント型は絶縁体が金具奥に引っ込む形状の為、
燃焼ガスにさらされ難くなっているので高ブーストでの安全マージンが高くなります。
（写真のパッケージは共通の突出型の絵になっていますが現物の電極形状が違いますね）
この辺は自身の車のチューニング度合いによって換えてみると
良いかと思います。
私は後者の理由からHKSより高額な金額となりますが、
NGKにして安心感を買っています。
（HKSも悪くはありませんので少しでもトルクアップしたい方はセッティング用に選ぶと良いでしょう）

■覚え書き
最新交換日：2025年7月5日
走行距離：111,710km(-82,000km)

関連情報URL：http://www.ngk-sparkplugs.jp/index.php