
アマゾンで激安アクションカムを買ってみました。
年に一度行くかどうかのスキーと、年に2度行くかどうかのマスツーリング用なので、GOPROやソニー、パナなどのアクションカムは予算オーバーだったのです。
買ったのは最安帯の5000円の品…。基板、バッテリー、レンズ、CMOSなどを合わせてそんな金額で売れるというのは信じがたいのですが、それが数多くのメーカーから、ほぼ同一設計で出ているという恐ろしさ。
さて、私が買ったのは4K HD超高解像度、1200万画素、2.0インチLCDを搭載、170度広角レンズ、高画質のフルHD1080P録画、2.7K@30FPS/1080P@60/30FPS/720P@120/60/30FPSなど多彩な撮影モードも選択可能という奴。
こんなに機能てんこもりで、発熱対策大丈夫かよ、と突っ込みたくなります。まあ、発熱のためモバイルで使えなくても最悪、ケースに入れずにハイスピードカメラとして使って遊ぼう、と判断してポチった次第。
この類似商品群、装着アタッチメントも豊富です。ただ、精度はかなり甘くだいたいがガバガバ。詰め物をしてクリアランスを調整する必要があります。
それでも、トップページの写真のように、追加で何も買わずに、バイクにハンドルマウントできてしまいた。
さて、撮影テスト開始です。霧島の林道をざっと流して不具合があるか確認します。
まずは舗装道路。マウントの遊び調整がまだまだでした。◯0km/hだと風圧に負けますね。

流れに乗る分には十分OK。
ワインディングを気持ちよく走ってもOK。
相対速度があるので、すれ違ったバイクの種類の特定は困難ですね。
トライアンフのTIGERかと思ったのですが…。
林道は…
ギャップ一発でマウントの締め付けが動きました。

それなりに締まると思っていた関節部が動いたものの、手を入れた関節は耐えていたので、一通り手を入れればなんとかなりそうです。
連続一時間ほど撮影しましたが、
撮影機能自体は0トラブル。装着前にバッテリーを外したら画素数設定がリセットされていたため、データがでかくなって14分ごとに3.5GBのファイルを作っていたのが気になった程度。
今回はやっていませんが、リモコンでシャッターを切れるので、左親指のところにリモコンを仕込めば走行中の静止画像の記録ができますし、その場合はバッテリーやメモリー残をあまり気にしなくていいでしょう。
この価格なら楽しい玩具です。マイクもちゃんとエンジン音を拾っていて、その場の感覚が蘇りますよ。
ただ、製造業に身を置いているものとしては、この値段では国内メーカーが絶対に太刀打ちできないということもわかるため、ちょっと複雑な気分です。お試しはこのような商品で。本格的に使うなら、国内メーカーかGOPROですかね。
Posted at 2017/07/02 17:56:24 | |
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