私たちはこの先、どこへ向かって走ればいいの?
オーバービューマップがあれば、目指すべきゴールの方向はだいたい分かるのに、
このレグに限ってオーバービューマップが無い!!
(参考) LEG3のオーバービューマップ
後で他のエントラントに聞いて分かったのですが、
このSS3の一部と昨日走ったSS2の一部が約10 ㎞弱に渡り同じ道だったのです!
LEG2にも同じようなコマ図があったよ!!
昨日と今日が同じドライバーだったら、
運転している当人は気付いたのかもしれませんが、
昨日のドライバーは川脇選手、今日は井入選手。
私が気付かなければ、ドライバーは気付かないでしょう。
そして、私は他の人に言われるまで、気がつきませんでした・・・
ちなみに、コースが重複しているところをチェックして見ると。。。。
左がLEG2、右がLEG3
LEG3のコマ図を右に90度傾けると!
同じだ!!
そして、その先のページは・・・
左がLEG2、右がLEG3
左がLEG2、右がLEG3
注意書きがちょっと違うけど、まったく同じだ~!!
左がLEG2、右がLEG3
同じようで微妙に違う!
LEG3の上から3つ目のコマ、76.13㎞のカーブの感じとか!
その下の下、76.59㎞のコマも、
左だと突き当りを左に曲がった後で狭くなってるような絵になってるけど、
右側には無い!
左がLEG2、右がLEG3
うーん。よく見比べてみると区間距離が微妙に違うなぁ~。
左がLEG2、右がLEG3
同じようでちょっと違う!
左がLEG2、右がLEG3
何とココでは、LEG2の3コマ目にあるコマ図が、
右のLEG3では抜けてる!!
コーション2「!!」なのに~!!
左がLEG2、右がLEG3
一番上のコマの区間距離が微妙に違うのは誤差の範囲として~
その次の突き当りまでの距離が400m違う~!
さらにその先の十字路は同じ場所なのか違う場所なのか???
でも、私がデジャブを感じたコマ図までの総合区間距離は一緒だな~。謎。
この先も、大体同じようなコマ図が続き、
約16㎞に渡り、同じ道を走っていたことに!!
それにしても、同じコースだからって全く同じコマ図を
コピペで使っているわけではないのですね。
微妙に角度が違っていたり、省略されているコマ図があったり!
とにかく、そんな理由からオーバービューマップが無かったと思われます。
(オーバービューを見ると、昨日と同じところを走るって分かっちゃうから)
(そして、メディア用のコマ図にはオーバービューマップがあったらしい)
さて、これからどうしたものかと思っていると、後ろからバンディッドがやってきました。
LEG2
「とぅーうぃーる!とぅーうぃーる!」と言っています。
彼も、青木選手のトライトンと同様に二駆になってしまった様子。
道がない旨を話すと、バイクで通りかかった現地の人に何やら聞いています。
そして、ついてこい、と言って走り始めました。
どうやら現地の人から目指すべき方向の道を聞きだした様子。
二駆とは思えない速さで走っていくバンディットを
2台のトライトンと1台のパジェロが追いかけます。
バンディットのピックアップは、ハマッっていた所から少し引き返して右に曲がり、
そのまま道なりに走って村の中にのようなところに入っていくと、
いきなりフライングフィニッシュの看板が出てきました。
????
え!?ここがゴール?
ここからゴールまではあと50㎞以上もあるはずなのに????
訳も分からず、オフィシャルにタイムカードを渡してタイムを記入してもらうと、
216.43㎞のコマ図に、手書きでコマ図を書き加え、
さらに217.11㎞で本来なら右に行くY字を直進し、
228.31のコマ図からサービスエリアを抜け、ホテルに行くように指示されました。
何があったのか分かりませんが、とにかく競技区間が短縮された様子。
この時点ではなぜ、競技区間が短縮されたのか私たちにはわかりませんでした。
コマ図が抜けていたための混乱により、短縮されたのか?ぐらいに思っていました。
しかし、後でわかったことですが、この先の川が増水して危険と判断されたための措置だったそうです。
ちなみに、私たちがレスキューを終え、バンディットとゴールに向けて走り去ったのちに、
青野選手・鶴山選手の操るトライアングル号がこの場所に来て、
運よく本来の道を見つけてオンコースを走って行ったものの、
私たちの時にいた短縮された位置でのゴールのスタッフがおらず、
そのままコマ図通りに走り、
危険と判断されて誰も渡っていない川を、単独で渡ったそうです。
その時の動画がコチラ。
Deep River crossing at SS3, LEG3 2012 AXCR
結構深そうだし、距離が長い!!
そして、コマ図通りに走ってゴールにたどり着いたあかしの写真がコチラ。
18:05 唯一の完走チームがゴールしました!!
鶴山選手のドヤ顔!!
唯一、本日のコースを完走したのがこのトライアングル号だったのでした!!
とにかく、昨日に引き続き今日も
「ゴォォォルゥゥゥ!」
という感じではなく、あっけなく終わってしまったのはちょっと残念でしたが、
もしあのタイミングでバンディットに会わなければ、
道を探して右往左往して、まだゴールも出来ていなかったのかもしれないのです。
とにかく、今日一日は無事に終わった。
明日につながる今日になった、とホッとしました。
ホテルに戻る途中のガソリンスタンドで給油。
クルマもドロドロですが、靴もドロドロ!!
ホテルに戻ると他のラリーカー達も戻っていました。
ドロドロになったクルマをメカニックの人たちに任せ、
私たちはドロドロになった靴を水でジャバジャバと洗い、
あすのカンボジアへの国境越えへと備えます。
モンチパジェロも共にカンボジアへ!!
こんな風に困難なことがあった日のゴール後の宿泊地で、
あそこはどうだった?ここはどうだった?と話が出来るのも
共に同じ道を走ってきたコンペティター同士ならではです。
(私は靴を水洗いしたために、こんなカッコで失礼します)
どうやら我がチームリーダー青木選手がスタックした175.01㎞のコマ図の1つ前に、
左に曲がるコマ図が、どうやら抜けていたことが判明。
チームナイランのナビゲーター、平賀選手は
コマ図の方向とプロトレック(腕時計)のコンパスを頼りに、
スーパーナビゲーションをしてオンコースへ戻ったとのこと。
さすがです!!!
とにかく、明日はカンボジア!!
去年、押しかけメディアとして通過した国境を、今年は競技者として通過できるのです!!!
カンボジアへ入ればラリーも終盤。
いよいよ、という気持ちです。
先ほどのステアケースから約10㎞。時間にしたら十数分。
ツイントリップとコマ図がピッタリ一致して、気持ちよくナビをしていました。
何といっても、あの井入選手が私の言いなりに、右に左にとクルマを走らせてくれるんですよ!!
コマ図通りに左に曲がると、青々と葉の茂った畑の中の、見晴らしの良い一本道となりました。
そして、175.01㎞地点に窪みがあり、それを越えて道は続いているはずでした。
窪みがあるであるであろう茂みのあたりで、
先ほど私たちを抜かしていった赤いトライトンが、身動きが出来なくなって、もがいていました。
???
ここまで確かにコマ図はあっていたし、道は間違いないはず。
コマ図に書いてある窪みが、思ったよりも深くて先に進めないのか?とも思いましたが・・・
「この先に道がない!」
茂みの先はただ土手があるだけで、道らしきものは見当たりません。
コマ図通りなのに、なんでこの先に道が無いの?
コマ図が違ってる?
アジアンラリーでは、まれにコマ図の距離が違っていたり、抜けていたりすることがあります。
距離が違うのは、コマ図をもらってチェックした時に区間距離と総合距離の計算で気がつくこともありますが、
何百コマとあるコマ図の数字を1つ1つチェックはしきれません。
(もちろん、なかにはチェックする人もいるようですが)
そしてコマ図を読みながら、走っている最中にトリップメーターとコマ図の距離が合わずに
「???」と思い、数字を確認すると「!!!」と気づくことも。
ナビゲーターはそんな時でも慌てず騒がず、何事も無かったようにドライバーに悟られないように、
道案内をするのが経験と技術ってもんです。
まぁ、私の場合は大抵は悟られがちですけどね!
ともかく、この試練は競技者全員が同じように受けるわけです。
私たち競技者はどんな困難な状況であれ、ゴールを目指すのが、クロスカントリーラリーなのです。
ラリーカーを停めて、#15のトライトンの近くへと向かいます。
緩やかな下り坂で、路面状況はヌタヌタ。
歩くにつれて、靴に泥がまとわりついで足元が重くなる感じ。
身動きできなくなったトライトン、二駆になってしまって自力では脱出不可能の様子。
どうやって、このトライトンを引き上げたらいいものかと思案していると、
コマ図通りにやってきたバイクやラリーカーも次々とこのポイントへやってきました。
そして、トライトンがスタックしているのを見て、コマ図通りに道が無いのを知り、
正しい道を探してクモの子を散らしたように、見晴らしの良い畑の道に散らばって行きました。
ナビのRoslyn SHEN選手が、助けを求めています。
コマ図が違おうが、なんだろうが、今はとにかくトライトンを引き上げなければ!
ですが、スタックしたトライトンのドライバーの青木選手は
「ええから行けって!」
といって私たちに競技を優先し、先を急ぐように言いました。
特に、クラス優勝がかかっている浅井選手のパジェロに先に行くように言っていましたが
我がチームリーダーを見捨てられるわけないじゃないですか!!
その時の青木選手の様子について、川脇選手によると
「捨てられた子犬のような目をしてはったで~(笑)」。
とのこと。
AXCR2012 LEG3 SS3-1.2
↑↑↑ この動画を取った後で、カメラの電源を、
うっかり切り忘れてポケットに入れっぱなしになっていて、音声のみが入った動画がコチラ
カメラで撮ることを意識していない、その時のそのままの音です!!
これはこれで、貴重かも!?
私たちのトライトンと、パジェロの2台でトライトンを引き揚げます。
しかし、2駆になったトライトン、そう簡単に上がりそうにありません。
こんなときに、自分にレスキューの技術があれば!!と悔しく思い、
また、トライアングル号が来てくれたら!とも願いました。
ちなみにこの時、2台のトライアングル号はニ駆になったバンディットを
レスキューしていました。。。。
We love Bandit 2012 AXCR
スタックしたトライトンを引っ張っても、こちらが引き寄せられてしまうような状態の中、
タイヤだけがその場でむなしく泥をかき、さらに深く埋まっていくだけ。
時間だけが刻一刻と過ぎていきます。
先ほどまで、他のラリーカーやバイクが遠くで右往左往している様子が見えていたのに
もう、その姿も音も感じられなくなってしまいました。
タイのいなかの畑の中、私たち以外のだれの気配も感じない農道に静かに風が吹いているだけ。
一瞬、全ての音が途切れて耳の中が「シン・・・」としました。
もしかしたら、このままトライトンを上げることは不可能か?という不安が表に出てこないように
7人と2台の四駆があれば絶対に上がるはず!と自分を奮い立たせました。
そして、ウインチを使ったり、トライトンの荷台に人が乗って荷重をかけたりと、
出来る限りのことをして、スタックしたトライトンをなんとか茂みからは引き上げることが出来ました。
しかし、2駆になってしまったのトライトンが自走できるようなところまでは、
なかなか引き上げあれません。
青木選手がバックギアに入れてアクセルを踏むも、
その場でリヤタイヤが回転しているだけ。
なんどももがいているうちに、畑の作物をちょっと踏みつけてしまいました(農家の方ごめんなさい)
それが山芋っぽくて(たぶんタピオカ?)砕けたイモが、
さらに路面をヌルヌルに滑りやすくする始末。
パジェロと私たちのトライトンの2台を連結して、青木選手のトライトンを引っ張ります。
AXCR2012 LEG3 SS3-2
だってほら、もうこんな路面だもの。
泥の中でもがいたから、マッドガードも外れちゃって。。。
どれくらい時間がたったでしょうか?
とてつもなく長い時間のように感じましたが、
レスキューに要した時間は小一時間といったところでしょうか。
コマ図もドロドロ。
後続のラリーカーがどこに行ってしまったのかも分かりませんが、
私達ほのかには、だれもいません。
正しい道を見つけて、先回りしてしまったのか、それともエスケープしてどこかに行ったのか。
みんなどこに行ってしまったの!?
しかし、この先の道が分からない!!!
私たちはどこへ行けばいいの?
さっきのダイナミックな川渡りから20Km弱。
道の先に、砂煙が上がっているのが見えました。
草の陰から白いピックアプが見え隠れしています!
こうなると、ナビとしてはちょっとホッとするところでもあります。
だって、コマ図どおりにちゃんと走れている!ってことだから。
(とはいえ、集団でミスコースすることもありますが)
仁科「次、道なり左で川を渡って右!」
と思ったら、前を走るインドチームのピックアップが
その手前で右の茂みにサッとクルマを入れました。
「??????」
確かに道は左でいいはず。
私たちに道を譲ってくれたのかな?
いいや行っちゃえ!!
フロントガラスからインドチームの車が消えて、車体が左を向くと、目の前には小川が。
ここで、問題なのは小川ではなく深い段差!!。
しかも左手には深そうな池まで伴ってる!
普通に行ったら段差にフロントを突っ込んだ状態で、上がれなくなるのは目に見えています。
仁科「・・・えーっと、後ろにインドチームもいるし、行ってみましょう!
ダメだったら引いてもらえそうだし」
井入「よっしゃ、いくで~!」
ガクン!
フロントタイヤが溝に落ちたところで、身動きが出来なくなりました。
バックもできません。
右側に盛り上がった土手に上手いことタイヤが引っ掛かれば、行けそうかな~??
と思ったんですが・・・。
こうなるとサードシートの川脇選手の出番です!!
身動きのとれなくなった車から降りて、
レスキューグッズを取り出して、けん引の準備です!
私はインドチームに身振り手振りで「引いて~!!!」とお願い。
川脇選手と協力して、けん引フックをインドチームのピックアップと
トライトンに掛けて引いてもらうことに。
でも、上手く引き上がらなかったら・・・、
そして、そのまま左手にある池に落ちて行ったらどうしよう、
不安な気持ちで一杯になっている私をよそに、クルマはあっけなく引き上がりました。
よし、こうなれば、アタックあるのみ!?
ロープを外して、再びアタック!
しかし、再び段差を越えようとするもやはり越えられず身動きが取れなくなりました。
時間に追われて、困難な状況に追い込まれる。
うわー!!このアドレナリンがバンバン出る感じ!!
これですよ、これ!!これぞラリ~!!
なーんて悠長なことも言ってられません。
そうそう、こんな時でも井入選手と川脇選手は私と違って落ち着いていてくれたので、
本当に助かりました!
さて、どうしたものかと思っていたところで
神の助け!!
我がチームリーダー、青木考次選手の登場です!!
青木考次選手(参考画像)
インドチームの後ろに、赤いトライトンが!!
青木選手は小川のなかの大きな石をどかし、井入選手にひと言、ふた言、声をかけました。
そして、トライトンは小川に向かって走っていきます。
見事!トライトンは段差を超えました!!
川の手前でトライトンに置いて行かれる格好となった私と川脇選手。
躊躇することなく水の中に入って川を渡り、トライトンに滑り込んだときの私をみて
チームメイトがそのワタシの「男らしさ」に惚れたとか惚れないとか!?
息を切らせてヘルメットとシートベルトを付け、コマ図の確認してラリー再開です!!
実はこの時、先を急ぐあまり後続の青木選手たちを置いてスタコラサッサと行ってしまいました!!!
同じチーム同士、こんな時は後続がちゃんと来るのか確認するものですが、
まぁ、青木選手だし、このトライトンが行けたんだから行けるでしょ!
って気持で・・・
でも後日、青木選手にその時のことで「まったく、恩知らずなやっちゃな~」と言われてしまいました。
(でも、ネタばれですが、そのあとででっかい恩返しをするんですよ!!)
言いわけはダメですね。あの時は本当にごめんなさい。
その青木選手が操るトライトン、私たちと同じクルマとは思えない走り。
青木選手にとってアクセルはきっと、ON-OFFのスイッチなんだと思う。
しばらく走ったところで、たちまちブチ抜かれてしまいました!
ちなみに青木選手の走りはこんな感じ!!↓↓↓
ASIA CROSS COUNTRY RALLY SUPER ACTION !
そうそう青木選手との後日談として
仁科「青木選手、本当に速いですよね~」
青木「せや、悪いけど何度も抜かさせてもらったでェ!」
えーっと。。。私たちを何度も抜いたってことは、
私たちに、何度も抜かれてるってことですよねぇ・・・(笑)
今日2個目となる、渡河ポイントは141.76㎞地点。
!!!(スリーコーション)のDEEP WATERは、こんな感じ~!
普通、こんな川が目の前に出てきたら、渡ろうとは思わないでしょうが、
コマ図に書いてあったら渡るしかないのです!
だってそこがコースだから!
この川に一番に飛び込んだのは、
#13 HOT BITS THAILAND BY KEEN
先ほどの小川に入ってきた時のままの順位を保っています!
#1 ABTEC SITTHIPHOL GROUP ISUZU BRIDGESTONE
Vorapot BUNCHUAYLUEAP&rakorb CHAOTHALE選手!
去年のチャンピオンの意地!
ですがなかなかNo15が抜けません!!
#5 MAXXIS N MOTORSPORT ISUZU
Wichai WATTANAWISUTH&Thayapat MEENIL選手
ウィチャイ選手も順位を保ったままです!
このジオランダーのボンネットは~!!
#2九州男児
KINYA MORIKAWA&Masahiko UCHIDA 選手
#12
Chamnan ON-SRI&Cholanat PHOPIPAT選手!
このトライトン、速いです!!
#3 takuma-gp
Takuma AOKI&Kastsuhiko SHIINE&Ittipon SIMARAKS選手
#7 WICHAWAT CHOTIRAVEE
Wichawat CHOTIRAVEE&Thanachok SANSAWAT選手!
先ほどより、2台のラリーカーを抜いてきています!
おぉーっ!っとこことで、黒いD-MAX!!
#22 TEAM NAIRAN
Yoshiro ITO&Takeshi HIRAKA選手!
こちらも2台、抜いてきました!!!
ボンネットの「下野四駆会」のステッカーが目立ってます!!
運転している伊藤選手と、ナビの平賀選手!!!
#14 MAXXIS N MOTORSPORT ISUZU
Sarun YOOSOOK&Ekachai PANPHIAN選手!
#6 MAXXIS N MOTORSPORT ISUZU
Sanjay TAKLE&Musa SHERIF 選手
そして、やっときました~!!!
#19 Two & four asian rally team
Hiroyuki IIRI/Kazuteru KAWAWAKI / Minako NISHINA
井入「ここいけんの~!?」
仁科「キター!スリーコーションの川渡です!」
ラリーが始まる前に、もしコース上に川があったら、サードシートの人には
「道を確認してもらうために、川の中に入ってもらいますから!」
と言ってありました。
だから、川脇選手にはクルマから降りてもらい、
川を歩いて確認してもらおうかとも考えましたが、
川の中にはメディアの人も立っているし、行けそう!
ってことで、
仁科「いっちゃってくださーい!!!」
今思えば、サードシートで窮屈そうにしている川脇選手の見せ場だったかも!!?
フロントガラスを駆け上がってくる泥水で一瞬視界が悪くなりましたが、
そんなことで井入選手のアクセルが緩むことはありません!
海から上がったクジラのように、ボディに乗った水を一気に落として
先を急ぎます!!
#17 TEAM INNO
Shoji KATSUMATA&Masayuki FUKANO選手!
#15 Two & four asian rally team
AOKITakatsugu AOKI&Roslyn SHEN 選手
#23 Garage-monchi world rally team
Satoshi TAKENO&Naoyuki YANAGAWA選手!
ジムニーの窓が開いてます!!
室内に水が入るのは必至です!!!
#18 Michihiro ASAI&Koji WAKUTA選手!
先ほどビート落ちしたタイヤの交換を済ませて走ってきました!!
#16 SHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAM2号車!
TERADAMasahiro &Tetsuro CHIHARADA選手!
助手席のミラーが折りたたまれ他状態なのは、
どこかにぶつけたのか、はたまたジャングルを走るためにわざと畳んでいるのか?
そしてそのすぐ後ろには
#8 SHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAM
AIKAWA Show&Sadatoshi ANDO 選手
絵になる!
間違いなくこのシーンはいろいろなところで使われること間違いなし!!
四輪が全て通過していませんが、二輪もやってきました!
#103 池町佳生選手!
バイクを降りて、押して渡ります!!
続いてやってきたのは四輪!
#11 Bandit PANTHITA&Anuraks Tosri選手!
今までにない勢いで突っ込んできました!!
水しぶきでクルマが見えません!!
天井にまで水が!!
ってあれ?ナビゲーターが置き去り!!
まさか助手席から振り落とされた?
ってことはなく、二駆になってしまったラリーカーのイザと言う時のために降りておいたのか?
軽くするために降りたのか?
川の中の確認のために降りたのか?
(って、ラリーカーが先に行っちゃってるからそれは無いか)
バイクも次々やってきました!
#107 江連忠男
#110 松本典久選手!
#114 福村久澄選手
#105 福岡秀之選手
#121 Koun Phandara
そしてまた四輪です!
#10 TEAM TRYANGLE☆LRB2号車!
YOSHINOYukio&Kentaro KUMAI選手!
バンディットに負けず劣らずの水しぶき!!
四輪と二輪の混走となってきました!
#120 Iv Leng 選手。
川を見て、冷静にゴーグルを外しています。
落ち着いた様子で川を渡って・・・
渡り切ったらGo!!
#102 Jetsadang Chotana選手!
カメラに狙われまくっています!!
#109 松井航選手
先ほどの川渡りでは、バランスを崩して川を渡りきったところで、
バイクを倒してしまいましたが、今回は確実に押してわたっています!
#116 GULRyu Myung Gul 選手
#118 タイのDusit Sema-ngoen選手!
#108 山田伸一選手!#119 Chan Daravuth選手!
バイクのほうは、だいぶ順位が入れ替わっているようです!!
それにしても、バイクの人たちは競技中に話が出来るぐらいの距離でいることもあるんですね。
当たり前のことかもしれませんが!
実際に、話をしたりすることはあるのでしょうか??
このポイントの写真はココまで!
まだ来ていない四輪の
#20 SA KAEO OFF ROAD
Mr.Songyos THIENTHONG&Nopporn JANGBUMRUNG選手と
#9 TEAM TRYANGLE☆LRB1号車の
青野選手と鶴山選手は~~~?