ラリーの表彰式も終わり、余韻を十分楽しんだら、翌日は、タイへ移動!
ですが、移動までの僅かな時間をぬって、アンコールワット見学です!
私はアンコールワット見学に向かう道すがら、川脇選手、井入選手にインタビュー!
仁科「ただいま、アンコールワットに向けてこのトゥクトゥクみたいのに乗って移動していますー」
川脇・井入「イエーイ!」
川脇「グッドモーニング!」
仁科「昨日の(ラリーの)話を聞いてなかったので、聞いてもいいですか!?」
井入「はい!100(メートル)先、穴!!(笑)」
仁科「(笑)昨日のドライバー、井入選手、どうでしたか?」
井入「昨日はこれより乗り心地悪かったなかなぁ」
川脇「これ、乗り心地ええね!」
井入「このリーフいいね!」
川脇「来年は足回りはこれにしてもらいましょう!」
井入「短かったけど、楽しかったですよ!」
仁科「昨日の70㎞あっという間でしたね。全体通して、振り返ってどうでしたか?」
井入「もうちょっと走りたかったねぇ」。
川脇「もうあと2日、1ステージずつ走りたかったね」。
井入「そうしたら、順位があと10位ぐらいは成績が上がってたね」
仁科「うん、上がってる!上がってる!」。
川脇「色んな小細工してね(笑)」。
井入「そうそう(笑)」。
仁科「やっぱり走り足りないですよね~」。
井入「2日ずつやもんね」。
川脇「他のドライバーの半分やもんね」。
仁科「やっと、クルマと路面に慣れたところで終わりって感じでしたもんね」
井入「正直、そんなとこかな」。
仁科「もっと走ってみたかった、と」。
井入・川脇「そやね」。
井入「でもまぁ、一回目やし、いい経験やった」。
仁科「楽しかったですか?」。
井入・川脇「楽しかった!」
仁科「楽しかったですか!ヨカッタ~!!」。
(私にとってはそれが一番の関心ごと!!楽しかったって言葉が聞けて良かった!!)
川脇「ナビがしっかりしてたからやね」。
井入「そうやね」。
仁科「(笑)もっと言って!もっと言って!!」。
川脇「ホンマ助かったわ」。
井入「奴隷のようにね、ナビの言うこときくだけやし」。
川脇「そうそう」。
仁科「私は猛獣使いと言われていましたからね!」。
川脇「行け行け~!GoGo!ってどっちもジェットコースターに乗ってるみたいやったし」。
井入「まぁ、上手くいって良かった」。
仁科「こちらこそ、ありがとうございました!本当にお世話になりました」。
川脇「仁科サマサマやったな」。
井入「ありがとうございました」。
仁科「ありがとうございました!」。
アンコールワットは3度目ですが、相変わらず感動です。
短時間でしたが、堪能しました!!
そして、アンコールワットからホテルに戻るトゥクトゥクに乗りながら、またもやインタビュー!
仁科「今回のレースで得られるものはありましたか?」。
川脇「得られるもの?」。
井入「やっぱり~、舗装してない道はスベルってことかな」。
川脇「あと、穴ぼ入ったら痛いってことかな。痛感したよね」。
井入「あと、クルマって川を渡れるんだなって」。
川脇「無いもんね。たぶん、僕らがいつも乗ってる車だったら水没やわ」。
井入「川は渡るもんじゃないって思ってるからな」。
川脇「川を渡るのは船や!」。
川脇「あと、きっちり作った車は丈夫やね。あんだけの道をいってもあれだけロールバーが入ってたら5日間走りきれるんやね。ウチらの車なんて、大きなトラブル無いもんね。それがすごいな~と思いましたね」。
仁科「ほぅほぅクルマがこんなところ走れるのかっていうことを知ったと。
・・・えー、もうちょっとカッコいいこと言ってよ~!!」
川脇「えー、かっこええこと?」。
井入「なんやろ。まぁ、ダート走ってる人の中には気ぃ狂ったような人もいるんやなってことかな(笑)」。
川脇「せやね」。
仁科「ますますダメじゃん!(怒)」
川脇「ゼッケン15の人やね。15の人はホンマ同じクルマとは思われへんような乗り方してたよね」。
仁科「15の人とは基本的に同じ車でしたよね。ってあぁ、15の人、後ろで曲芸みたいなことしてますよ!」
井入「15の人、ちょっとおかしいからね。やっぱあれくらいじゃないとアクセル踏まれへんねん」。
川脇「そうそう。で、さっきも言ったけど、脳みその中に単気筒の安物のエンジンが何個もついてて、どれかが動いってる。そういうマルチシリンダーがついてるんやね」。
仁科「なるほどね、それくらい入れとかないとダメだってことが分かったと、って意味が分からない!!(笑)」。
井入「それが一番の発見かな」。
仁科「じゃぁ、二番は無いんですか!?」。
井入「二番は、せやねぇ。ないねぇ。その衝撃が大きすぎて」。
川脇「せやね」。
仁科「もぅ、だめじゃーん!!(笑)」。
だめじゃーんって言いながらも、こうしてブログにアップ!!
要約すると、二人はラリーに満足したってことでいいでしょうか?
この動画から、競技が終わった翌日のリラックスした様子が伝わってますか?
3人のチームワークも良かったし、お互いに楽しい時間を過ごせたっていうのも感じ取れるでしょ?
こうして、私たちのラリーは笑いとともに終えることが出来たのでした!!
ホテルに戻って荷物をまとめ、タイに戻ります!
タイに入ると、本当にラリーは終わっちゃったんだな~て感じ。
でこぼこ道を走ってカンボジアまで来ましたが、帰りは舗装路でビューンです!
で
す
が
最後の最後まで油断ならないのがアジアンラリー!?
タイに入り、しばらく走っているとハンドルを握っている川脇選手がいち早く、
クルマの挙動がおかしいのに気付きました。
そこはさすが、野獣の勘!?
確認のため、クルマを道路の脇に寄せようとした瞬間!!
!!!!!
音も無く、クルマの左側を黒い影がものすごい勢いで駆け抜けていきました!!
「今の何???」
と思った瞬間に、リアから異音が!!
慌てて見てみると
「タ、タイヤが無い!!!?」
無残にもタイヤを失った車体は、ドラムブレーキの金属部分を舗装路に接触させながら走っているのが目に飛び込んできました!
ってことは、さっきの黒い影は!!???
タイヤだー!!!
なんと、リヤタイヤのナットのまし締めが甘かったらしく、タイヤが外れてラリーカーを追い越し
道端の草むらへと転がっていったのです!!
びっくりしたー!!!
先を走る青木選手に連絡を取りレスキュー要請!
通りがかりのおっちゃんも手伝ってくれて、なんとか事なきを得たのでした。。。
いやー、本当に大事に至らなくて良かった!!
ラリーは最後の最後まで気が抜けませんね!!
川脇選手いわく
「最後に抜かれたから総合12位じゃなくて13位やなぁ!」
だって!
つづく
おはようございます!
今日はまず、ヘッドクオーター(ラリー本部。HQ)があるアイビスホテルでエントリー受付をします!
朝食の会場に行くと、見覚えのある顔がチラホラ!
続々とラリーの参加者が集まってきています。
柳川選手と竹野選手!大荷物を抱えていますねぇ。
こちら、HQのあるアイビスホテル。
アイビスホテルの駐車場では、チームナイランの伊藤選手と平賀選手が
主催者から渡された、ゼッケンやステッカーをラリーカーに貼っていました。
伊藤選手、Roslyn(沈佳穎 )選手と握手しっぱなしじゃない!?
メディアの村松氏とRoslyn(沈佳穎 )選手久々の再会!
殿ご満悦!
メディア陣も続々合流!
河村大さんや、オランダからフレッドさんも!
チームトライアングルの吉野選手と熊井選手もエントリーを済ませました!
ゼッケン10番です!
こちらはMOTOチームのエントリー!
チームナイランも!!
そして、私たちのチームもエントリー!
我がチームの1号車、青木選手とRoslyn(沈佳穎 )選手はゼッケン15番。
HQにはエントリー受付をしに、次々と、コンペティターたちが詰めかけます。
内田選手!
競技長のヴィシット・スコシさんとも再会!
そして、オーガナイザーの笹さんとも!
あきんど号の山本選手と辻本選手!
哀川翔選手!
青木拓磨選手!
哀川翔選手と青木拓磨選手、ひさびさの再会ですね。
男気あふれる握手!!
takuma-gpもエントリー完了!
今年のtakuma-gpは、去年と同じ青木拓磨選手、椎根克彦選手、イティポン・シマラックス選手の3人です!
SHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAMの2号車のドライバー&ナビの
寺田昌弘選手と茅原田哲郎選手!
ラリーに関わる人達の新たな出会いと再会の瞬間です!
アイビスホテルの駐車場では、チームトライアングルの吉野選手がステッカーを貼っています。
ウインチの確認。
このお名前シールかわいい♪
スズキアートシステムさんからのご提供!
そして私はちゃっかり、カエルニシナシールをミラーに貼っておいたのは内緒。
にゃんこシールも貼ってありますねぇ。
エントリーを済ませたら、お買い物タイム!
パタヤの街は相変わらず、南国らしくカラフルですねぇ!
この電線は大丈夫なんでしょうか!?
ホテルから歩いて、私はビックCに大きなバックを買いに~。
実は、私のサブバックはこんな状態に。。。
これは、2000年のラリーに行った時にスポンサー様からいただいたもの。
そういえば2000年は、このバック1つに全ての荷物が入ったのに、
今回はとてもじゃないけど入りきれない!
LMサイズのスーツケース+このバックです。
まぁ今回は、仮モノのシートクッションやらネックガードやら、
レーシングスーツやらを手荷物で持っていったから、その分ですねぇ~。
ちなみに私が買ったのはこのバック。確か1500バーツ(4500円)ぐらいだったかな~。
心配されたトライトンですが、クラッチとツイントリップは無事に修理されて、
ビラに持ってきてあるとの情報!よかったー!
ビラサーキットへはパタヤから車で30分ぐらいデス!
2009年のラリーでも、このサーキットが使われていましたね~。
そして、これがビラサーキットで対面したトライトン!
まだ走らせてみなければ分かりませんが、取りあえず大丈夫そうです。
さて、これからステッカー張りです!
今回スポンサーとなるタイヤメーカーはフェデラル!
台湾のタイヤメーカーです。
このステッカー貼りですが、余分な部分は自分で切り取らなければなりません。
だから、ステッカー貼りにはハサミも必要なのです。
さすがRoslyn(沈佳穎 )選手。ちゃんと準備してきていますね。(もちろん、私も準備してきてますよ!)
日差しの強いタイですが、私たちは屋根の下でステッカー貼り!助かった~!
奥にいるのは同じく大阪からパジェロで参加の浅井選手。
お金をためて、オリンピックイヤーに参戦とのことで4年ぶりの参戦になるそうです。
ステッカーを貼り終えたところでランチタイムです!
エアコンの効いた事務所でデリバリーのパッタイ!
辛い物好きのロスリン選手。エクストラトウガラシを山盛りにして食べています。
これ、相当辛いですよ~。でもRoslyn(沈佳穎 )選手は美味しそうに食べています。
TWO&FOURの岡波さんも目を丸くしています。
台湾の料理って辛いわけでもないのに、すごいですねぇ~。
午後はウインチの操作確認と練習です!
オンロード出身の川脇選手と井入選手。
当然ですがウインチを使ったことはありません。
リヤの荷台に収納しているウインチを外して~、フロントのところに取り付けて~、電源を入れて~、
実際にウインチを使う場面は、こんな真っ平らでもないし、足場も悪いし、
天気も悪かったりするので、こんなにスムーズに操作ができることは無いのですが~。
(そして、まさか数日後に、本当にそんな状況になるとは!!!)
って、動かしてみたらウインチがちゃんと動かないよ!!
コントローラーを変えてみたりしましたが、やっぱり駄目。
接触不良的な感じで動いたり動かなかったり~。
後で聞いたところによると、接続部分に泥がついていたとか!
やはりテストはしておくものですねぇ~。
青木選手、この重たいウインチをRoslyn(沈佳穎 )選手一人に取り付け練習をさせていました!
そして、顔を真っ赤にしながらも、ウインチを運んで取り付けていました!!
さすがです!!
私もやろうとしましたが、重たくて重たくてとてもじゃないけど出来る気がしない!
二人の男性ドライバーがいる2号車は、男性陣にお任せよ♪
さて、このウィンチ。
ラリーカーのフロント部分にマウントがあるのですが、
このままではラリー中に泥だらけになって、いざという時に困った事態になるやも!?
ってことで、そこら辺にあった紙と白い布ガムテープでカバーを作ってみました!
私がこのカバーを作っている様子をみたチームメイトに
「あまりにも一心不乱に作っているから声をかけられなかった」と言われれてしまいました。。。
ステッカーも貼り終え、車の調子を確認するために、3人でヘルメットを被りラリーカーのシェイクダウン!
ビラサーキットのすぐ裏の未舗装の広場があったので、そこで川脇選手、井入選手が交代で
ラリーカーを走らせました!!
もちろん私は助手席。
ガンガンに走る彼らの走りに私がシェイクダウンされた感じ!
コマ図を読んでいるわけではないので、
実際のラリー中に、このスピードでコマ図が追えるかどうかは分かりませんでしたが
さすが分野は違えど車の世界で日本一を獲ったことのある二人!
今までのラリーでは経験したことのない速さです!!
コーナーを曲がるときはタイヤが滑るし車体は傾くのですが、
恐怖心は全く感じず、かえって楽しくなる快適な速さ!
さすがです!
猛スピードで真剣に走っている最中に、何とか撮影した写真。
リヤシートで川脇選手が踏ん張っています。
そんなこんなで、暗くなるまで作業!
泥だらけになって作業をしたRoslyn(沈佳穎 )選手!浅井選手!
よくがんばりましたー!
さて、私たちの夕ご飯はMKでタイスキ!
タイスキは、タイ人にも人気があるみたいで店内は大勢のお客さんで賑わっていましたよ~!
食事を終え、歩いてホテルまで戻る途中にあったマッサージでサバーイ!(タイ語で「心地よい」の意味)
スッキリしたところで、お部屋に戻って縫物です!!
今回スポンサーしていただいたアライヘルメットさんのワッペンをレーシングスーツに縫いつけます。
私がチクチク縫っていたら、ロスリンもこれから同様に、
これから縫物をしなければならないって言っていました!
こーゆーのもラリーっぽい!
いよいよ明日は車検!そしてLEG1です!
早朝の便で、大阪から川脇選手、井入選手がバンコクに到着!
川脇選手はタイに到着して空港からホテルに向かうタクシーに
携帯を忘れるというハプニングに見舞われながらも、
ホテルの監視カメラから、乗っていたタクシーを割り出し、
見事、携帯を取り戻すことに成功!
さすがです!
さて、当然のことながら、私はそんなハプニングがあったことはつゆ知らず、
ホテルの部屋で、皆さんとご対面!
いやー、今だから言えますがこの時はメッチャ緊張してました!
川脇選手は日本でも何度かお会いしていますが、
井入選手やチームをまとめてくれている岡波さんに会うのはこれで二度目だし。
私以外の方々は大阪でしょっちゅう顔も合わせているでしょうが
私ひとりアウェーな気分!!(T_T)
でも。
ホテルの部屋に集まったかたがたの顔を見て、
今年はこのチームでラリーに参戦するんだなぁ、っていう思いとともに、
川脇選手、井入選手を無事にカンボジアまで導く責任がある、
それを全うすることができるんだろうか、
久々のナビがちゃんと出来るんだろうか、とか
「期待と不安が入り混じった気持ち」というのを久々に感じました。
もちろん、夢にまで見た競技者としてのラリー参戦。
楽しみたい!って気持ちも持っていましたよ。
でも、きっとそれは今まで私が経験したラリーの楽しみ方とは違うんだろうな、
って思っていました。
さてさて、今日は仕上がったラリーカーを、ラリースタート地点のパタヤまで運びます。
川脇選手が手にしているのは、ムシコナーズ。
まずはチームのみんなでガレージに移動です!
川脇選手、井入選手はラリーカーの出来具合を確認しに、7月にもこのガレージに来ています。
ラリーカーを見て、その仕上がり具合をチェック!
ショックがダブルになっていたり、以前来た時とだいぶ変わっているようです。
荷物の固定方法を決めたり、インカムの配線やチェック、
シートベルトや座席の調整など、やることはたくさん!
お昼は再び、昨日と同じショッピングモールでピザ!
なんと、川脇選手井入選手はパクチーが苦手とのこと!
パクチーおいしぃのにねぇ。残念です。
午後には、台湾からRoslyn(沈佳穎 )選手も到着!
休む間もなく、ドライバーの青木選手と相談しながら、ラリーカーの中をカスタマイズしています。
私がアジアンラリーに持っていくモノの一つに、マジックテープがあります。
ボールペンをマジックテープでダッシュボードに留めたり、電卓をとめたりするのに使います。
今日はいくつか用事を済ませてからガレージへ。
これは、タイで移動するのに使ったハイエースの内装!
ボタンのところがカッコイイ!
内装も、控えめな派手さ加減でカッコイイ!
他の日に借りたハイエースもこんな感じだった!
タイでは、このタイプのハイエースが流行りなのかな!?
お問い合わせはこちらまで!?
さてさて、まず今日はSONレーシングさんに行って、注文しておいたウェアの引き取り!
このSONレーシングさんは、オーダーメードでパイロットシャツなどを作ってくれるお店です!
タイ国内はもちろん、ヨーロッパからも注文を受けているそうで、
かの有名なレーシングチームのウェアも手掛けたとか???
デザインを指定すれば、出来あがり!
見本として、沢山のレーシングスーツやパイロットシャツが並んでいました!
今回の私たちのチームのウェアはこれ!
いざって時は(?)このパイロットシャツをみんなで着ます!
白地をベースに黄色が効いてるでしょ!!
これらのウェア類は、お店の2階で作っていました~!
次に向かったのはタイ国内で一番大きい四駆ショップと言われているVVP!
店内にもこれだけの展示が!!
駐車場にも四駆がたくさん!
やっぱりここでも、ワンコは日陰でひるね。
VVPでの用事を済ませて、ガレージへ!
今日も、ラリーカーの作業しますよ~!
このラリーカーのラリコンには本体とは別に、クリアボタンがついていました~。
でも、クリアできるのは2つあるトリップの上の数字。
私としては、コマ図で書いてあるように、上の数字を総合距離にして、
下の数字を区間距離にして細かくクリアしたい!
それに、久々のナビで慣れないボタンを使うよりも、
今まで通り、本体のボタンでクリアしたほうがいいかなぁ。
使い慣れている人には、便利なボタンみたいなんだけど~。
ってことで、せっかくのボタンですが封印!
でも、本体のボタンでクリアするにしても、
ツイントリップの横にハンドグリップがあると良いんですけどね~。
普段は荷台に固定していて、必要な時に取りつけます。
取り付け位置はフロントのみ。
延長ケーブルがあれば、リヤからでも引っ張れるのかな。
ウインチのリモコンケーブルには、差し込み位置があるので、このように印をつけておきます。
あと、配線を引っ張ってしまって抜けないように、こうやってタイラップで留めておきます。
こうすれば、いざって言う時にも慌てずに済みますね~。
ここで、ランチタイム!
ガレージから車で数十分のところにある、ショッピングモールで日本食デス!
私はお寿司を食べました~。
日本の回転ずしのネタなんかも、今やタイで作っているとかで、
日本で食べるよりタイで食べる方が美味しい!?
タイと言えば、寿司!って日も来るかもしれませんねぇ~。
値段も日本と同じくらい。物価を考えたら高級ランチですねぇ。
さて、午後はガレージ戻って作業の続き!
むき出しだったフロントの部分にパーツがつきます!
ボディに比べて、ここだけピッカピカなのは御愛嬌~。
運転席にもシートがついて、いよいよ出来あがりも間近です!
ラリコンの日よけを作ってくれていました!アリがトウ!!
強い日差しが入ると、ラリコンの光が見えにくくなっちゃうんですよね~。で、ひさし。
室内作業もひと段落出来たようなので、私は自分のシートの周りのアレンジ!
ドリンクホルダーやボールペン、小物入れなんかを取り付けたりですけどね!
ドリンクホルダーはここ!
競技中、何かの拍子に手からボールペンが消えるので、手の届くところに何本も用意しておきます。
あと、手首のところにリストバンド状のものをつけて、
そこにひもを付けてボールペンが無くならないようにしたりも!
それから、日本から持ち込んだシートクッション!これも役に立ちました~。
普通のバケットシートでは女性の体に大きすぎるんですよね。
シートの中に、体がすっぽり入っちゃう。
これらのクッションやネックガード、レーシングスーツまで貸してくれたのは
FJクルーザーでGUAM Smokin Wheelsやファラオラリーに参戦している濱口敬子さん!
GUAM Smokin Wheels 2012
GUAM Smokin Wheels 2012
今年の春、グアムで行われたGUAM Smokin Wheelsに参戦した濱口選手を応援しに行ったとき
バケットシートにクッションをたくさん置いているのを参考にさせていただきました!
これのおかげで競技中でもシートとケンカすることなく仲良く出来ました!
大助かりです!!
荷物は多くなっちゃったけど、持って行って良かった~。
青木考次選手も、自分のラリーカーの中を作っています。
24歳の時から国際ラリーに参戦している青木考次選手のラリー荷物がコチラ。
(現在何歳かは、知りませんが^^;)
数々のラリーを経験しただけに厳選された品々が!
この中のものを1つ1つチェックして、解説してほしいですね~。
私は他の人よりだいぶ早く現地入りしたのですが、
こうしてラリーの準備が出来て良かった~って思いました!
本当はもっと時間をかけて準備したいぐらい!
でも、青木選手のように必要なものを必要以上に(←ココ重要。)用意して、
どんなラリーカーが目の前に現れても、すぐに自分の思うように作り上げられたら良いですよね~。
明日はラリーのスタート地であるパタヤに移動なので、なんとか今日中にクルマを仕上げたいところ!
遅くまで作業は続き、夕食はガレージで!
今日の夜食はセブンイレブンで売っているホットサンド
(カウンターにホットサンドプレートがあって、自分で焼く)とおいしいブランドの甘い玄米茶!
このホットサンドは、パンで挟んだタイプと、
甘いパンケーキ的なもので挟んだタイプがあるんだけど、
私はパンで挟んだ方が好み!
暗くなるまで作業をするなんて、ラリー気分が盛り上がってきますねぇ~。
しっかし、こうして道具から工具から器械から何から何まで
ちゃんとそろっているガレージでの作業は良いですねぇ~。
可愛がられていないようで、可愛がられているわんこ。
愛想を振りまかない犬と人との距離感が、猫みたい。
扇風機を独占したりするけどね!
私はラリーがスタートするよりも、だいぶ早めの8月6日にタイ入り!。
(8日までは観光したり買い物したりして過ごしていました。それについては後ほど!)
8月8日はチームメイトの大阪の青木考次選手と合流して
私たちのラリーカーを作ってもらっているガレージに行きました!
青木考次選手
私たちのラリーカーを作ってたガレージがコチラ!
ガレージ内には数多くのラリーカーや、トロフィーが所狭しと並んでいました!!
トライトンから乗用車まで~!
これは??
トロフィーもたくさん!
そして、こちらが私たち(川脇選手、井入選手、私)が乗るラリーカー!
助手席の足元にはボタンがあります。
(右のボタンは赤いポッチが取れちゃってるけど、後で付けたよ)
一番左のボタンがホーンで、右がウォッシャー液とワイパーです。
ホーン2系統は車検の規定で必要だったはず。
ウォッシャー液とワイパーは???(だれか教えて~!)
オンロードの競技しか参戦したことのない
(しかも、競技する車に自分以外の人間を乗せて走って事の無い)
川脇選手や井入選手は、
なぜナビ席にホーンボタンやウォッシャーとワイパーのボタンがあるのか
不思議に思っていたみたいですが、
競技が始まったら、ハンドル操作が忙しくて必要な時にホーンを鳴らしたり、
ワイパーを動かしたり出来ないからだーって納得していました。
私は足元にホーンボタンがあるラリーカーは初めてで
(今までのラリーカーは、ラリコンの隣にボタンがあった)
試しに左足でホーンボタンを押してみたら、押にくかったので、
右足でも押せる真ん中に後で移設してもらいました。
(でも、クルマに乗りこむたびにホーンボタンを押してしまい、
周りの人を驚かせてしまうことになってしまいました…。)
エアコンはついてました!良かった~。
(競技車両はエアコンが付いていないこともある)
ロールケージはこんな感じ!
リヤの足回りと、荷台です。
ここにタイヤや工具なんかを乗せます。
お!このお二人はステッカー屋さんですね!
ガレージ内にステッカーを切り出す器械を持ちこんで、ステッカーを切り出しています。
ステッカーってこんな風に作っているんですね!
こちらは、車載の工具や救急箱、レスキューグッズなどのセットを用意しています。
普段からこのガレージで作った車がラリーに参戦しているだけあって、
こういったものは何でもあります!
さて、私はシート合わせ!
ちょっと前に出してもらって(短足?)ちょっと下げてもらいました(座高が高い?)。
こんなことをやっている間に、お昼の時間になってしまいました。
お店の料理をビニール袋に入れてテイクアウトです。
これで、汁物、麺類、飲み物までテイクアウトしちゃうんだから便利ですよね~!
これらを容器に移していただきます!
タイ料理にか欠かせない、砂糖、トウガラシ、酢もありますよ~!
こちらは青木選手、ロスリン選手のラリーカー。
こちらは、ほぼ出来あがっているとのことです!
作業の途中ですが、必要なパーツをもらいに、バンディッドのガレージへ!
お世話になっているガレージから車で30分ぐらい!
場所はこの辺り!(ってタイ語だから分からん!)
去年はこんな感じ!
AXCR2011 LEG1SS1
お!去年のサポートカーだ!!
この白いピックアップは勝間田選手のラリーカーです!
再び、ガレージに戻って作業です。
ステッカーも貼り終わって、だいぶラリーカーらしくなってきました!
しかし、このガレージはわんこが多い!
暑さのせいか、いつもゴロゴロしています。
作業している横で寝る犬。
今日の作業はコレくらい!
このあと、ホテルに戻って超豪華なディナーを食べて一日を終えました~!