食欲の秋、あげいもチャレンジ

道央圏ドライブの代表的スポット、中山峠の、名物元祖峠のあげいも。

中身のじゃがいもにまで染みる油ギッシュさ。
幼い頃より親しんだ商品ですが、味や品質が安定していない時期もあり、正直、凄く美味しい！と思ったことはありません
が、ちょっと立ち寄れば、なぜか棒に刺したあげいもを持って店を出しまう自分。
その中毒性。恐るべし。
で、自分、おそらくは３００本以上を食べた完全なあげいもジャンキーです。

さてさて、今や北海道民のソウルフードと化し発売から半世紀。
５０周年を記念したとの話は聞いていませんが、２０２０年、ついに進化版が発売されました。
その名も「進化版あげいも2020」
まさかのそのままネーミング。
発売を知ったのは、夏に観光雑誌を見てなのですが、知ったからには食べねばならぬあげいも中毒者。
しかし、コロナ禍、札幌には近づけないと、ぐっと我慢。

そして、降雪・凍結のリスクで交通量の減る１０月中旬以降、あげいも購入チャレンジを開始しました。
ドライブついでではなく、ドライブの目的が、あげいも購入。のみ！
コロナ禍なので、一切立ち寄り禁止！トイレも禁止！
自宅から中山峠まで片道５０分、直行の旅。

が、行楽シーズン末期に考えることは、皆同じ。あげいも売店は列を成す超過密。
２週連続で、自宅から駐車場を回って、降りないどころか、止まらずに速攻帰宅。
そして、３週目。
駐車場が少し開いてる！売店は並んでいない！チャンス！とやっと購入できました。

さて、夢にまで見た憧れの「進化版あげいも2020」
あげいもにたっぷりチーズがのった品。
レギュラー版より２５０円増し。２５０円分のチーズ・・・。乗ってます。
袋がなく、トレーで手渡し。
メニュー表にトレーで手渡しですと書かれてしまっているので、袋ちょうだいと言えない。
んん？残したらどうする？
ん？食べきるまで動けない、罰ゲーム？
まあ、いいと、かぶりつくと、あげいもが大きく、チーズが口について苦戦。
口についたチーズを拭こうとしたら、チーズが顔に伸びて顔中チーズだらけ
奥様に、綺麗に喰え！と怒られました。
５０のおじさんが、顔にチーズ付けて怒られる、ショボーンな図。
食べるだけで、罰ゲーム。
綺麗に食べるには、箸か必要です。いや、こぼれたチーズとイモを残さず綺麗に食べるならスプーンがベスト。スプーンを持参しましょう。
食が細ければ、お持ち帰り用の容器も必要です。
この不親切さが、チャレンジ的でいいのかも？

味は・・・。
あげいもに負けない味も香りも濃いチーズと、油ギッシュなあげいものコラボ。
もう、想像どおりの味です。
なんの意外性もありません。


いもとチーズは相性抜群、チーズドックも良し。そんなんで、チーズ好きなら、大丈夫。
くどいのが好きなら極楽な味
くどいのが苦手な人なら昇天レベル
どちらも満足

とりあえず、行楽シーズンの最期に、満足できました。