腰痛が治らず、レースの明後日は、長野、新潟に1泊2日の強行出張ということで、前日に注射を打ってレースに臨みました。
注射は凄いです。翌日レース場で、すたすた歩けました。
本日現在、ほぼ完治。
さてさて、まずは結果から
チーム名「クラブワークス」
88ラップ
男気NAクラス12台中10位
総合58台中35位
5時間30分の長丁場、予想どおり全体的にサバイバルレースになりました。
が、アベレージ速度が遅い、我が男気NAクラス・・・
全車タフネス!!!!
スタートで1台消えた以外は、致命的なトラブルもなく全車完走。
タナボタ作戦、完全不発
さて、我がチーム、ドライバー3人、サポートなしの寂しい限り
参戦車両を300km彼方から自走で運ぶ無謀さが我がチームの誇り
が、車を運ばせる予定だった、メカニックが、不参加。
しかたなく、オーナーの私が、自走。
自分で運ぶので、今回は、完走だけでなく、帰還までがレースの目標。
そんなわけで、少しでもレース中のリスクを減らすため、ドライバーの集中力が欠けない30分交代作戦。
っていうか、火も肉もないので、暇を持て余さないようにってのが、ほんとの理由。
予選や走行中の状況で、作戦変更しようとは、思っていたのですが・・・
残念ながら、エッセの現在のポテンシャルでは、トゥディ軍団にはまったく太刀打ちできず。
なんか、終始まったりモードで、楽しめました。
さて、我がクラブワークス。結成以来何年経過したでしょうか?
わかりません。
が、準備からゴールまで、阿吽の呼吸でできます。
今回も、ドライバーに、参加費と集合時間、集合場所を指示したのみ。
荷物?作戦?
そんなの知らん。
というわけで、当日。
が、忘れ物が一つ。
サインボード。
十勝では、重要なペナルティとか、マシントラブルあってもコントロールからゼッケンが出ません。
なので、チームから出す必要があったのですが・・・
自分的には、前回、メカニックが恥ずかしいサインボードを作ってくれたので、仲良しの第2ドライバー君が持ってきてくれると思ったました。
ドラミ終了後、第2ドライバー君にサインボード持ってきた?
はっ?あんなの捨てたんじゃない?おれ、携帯のハンズフリーもってきたよぉ
っていうか、俺、ハンズフリー持ってきてないし。
と、まったくかみ合わない会話
ということで、万が一のピットイン指令に備え、サインボードを作成することにしましたが、ちょうどいい大きさのものがない。
助手席とかリアシートを掲げるのは、さすがに気が引けます。
踊っても見えないし。
っていうか、踊られると見たくない。
と、荷物を見ると、ありました。エッセのベージュのフロアマット。
自分的には、他チームとの差別化というか、オリジナリティを出すために、ベージュ面使用を主張。
が、第1ドライバー氏が、恥ずかしいしコントラスト的に見やすい裏面使用を主張。
で、第2ドライバー君は、どっちでもいいと。
そんなわけで、監督権限で、表面使用決定。
で、予選中に使ってみたのですが・・・
周りの冷たい視線。
Mもまんざらではない、自分には、たまりません。
っていうか、噴き出すのを懸命に堪える大人のしぐさが、かわいい。
とS心もくすぐられて、いい。
まあ、なんというか、フロアマットを掲げるチームなんぞ、自分も見たことがありません。
今後も、我がクラブワークスのサインボードは、フロアマットにします。
さて、
予選の結果は、58台中53位。グリッドは51番目
予選はドライバー全員走りました。が、ファストは、アタックしていないはずの周でカウントされていたので、第3ドライバーの俺なのか第2ドライバー君なのかわかりませんでした。第1ドライバーさんではありません。
今回、自身サーキット初アタックのエッセですが、足がピシっとしていたので、楽ちん。
が、終始限界付近の挙動が、いまいちわからない。なんというか、無謀にコーナーに飛び込めない。
こりゃ、ちょっと、真剣に走んないと上には上がれないね~、という感じ。が、無茶はいけないと、心のブレーキも・・・
結局、自分は、全力で走行しないまま、ゴール。
で、グリッドは、あまりにも後ろ。

天気も良く。見晴らしもいいので、ピクニックでもしたい気分でした。
そんなわけで、本戦スタート。
今回は、長丁場なので、全神経をバックミラーに集中し、ドライビングは8割でマージンをたっぷり残し、タイヤと車に優しい運転。
それにしても、グランプリコースは、長い。
クラブマンコースなら、ストレートとインフィールドで各1回、つまり2回集団に追い越されるのだが、今回はインフィールドで2回集団に抜かれる。バックミラーから目を離す時間がありません。
自分は、そんな感じ。
第2ドライバー君も、そんな感じだったと思います。
が、第1ドライバー。
残り2時間で、俺や第2君の平均ラップを5秒も上回る、スーパーラップを1周だけ刻んだ。
もっとも、全開アタックなら、自分も出せる自信がありますけど、おいおい、かなり突っ込んでね~?
ってか、かなり無茶してるぞぉ、ってか目測大丈夫か?と第2君と顔を見合わせ、ギョウテン。というより青ざめる俺。
実は、第1氏は、病気で入院中、今日は法事と、脱走中。
交代に帰ってくると、案の定、もう、走れないと・・・
それでも、その後レッドクロスのタイミングで、きっちり仕事をこなした第1氏。さすがというか馬鹿というか。
さて、終盤、掲示を見ながら、ふと、気になっていたことが一つ。
男気NAクラスにタナボタはなさげですが、総合は、どんどん上がっていきます。
給油とかトラブルで、過給機クラスも我がチームの後ろに下がっています。
で、我がチームの2周後ろに、我がエッセの元オーナーの過給クラスチームが・・・
あれ?
元自分の車に負けちゃう?ぷぷっ
それでも、残り1時間半くらいなら、逆転されちゃうかしら?
と笑っていたら
のこのこと、某元オーナーが現れました。
曰く「負けそうでヤバい」
そんなわけで、今回の小さな目標。
エッセの元オーナーチーム打倒!
で、残り、30分。
元オーナーチームに1周差近くまで詰め寄られるが、逃げ切れるな・・・
と、俺がドライバーチェンジの準備をしていると、第1氏が最後に走らせてくれと。
この緊張のタイミングで、緊張感のない申し出。
が、薄暮の中、マシンもだいぶタレてきて、第1氏の体調も心配。
最後の最期で、なんかあったらヤバい。
が、これが第1氏の最後のレースだったら(笑)
と、いうわけで、15分だけという約束で、交代。
残り15分。
ギリギリ1周差で、俺にドライバー交代。
逃げ切り成功!でゴール!
完走目標の細切れ作戦。とりあえず、成功。