2010年12月12日
パテ盛り
現在デッドニングのやり直し中です。
軽さ優先の簡易デッドニングで、共振するわ、低音出ないわ、音濁るわで散々。
ヘッドユニットを変えたら荒ばかり目立ち我慢できなくなりました。
未だにデッドニングの手法で、間違いのない理論とか施工方法が分からないのですが、
いくつかアテを見つけたような気がします。
1.インナーパネルの剛性をあげる。
2.バッフルは質量がある程度必要。
3.固体伝搬音を防ぐため、バッフルはフローティング構造にすること。
1. について。 制振材をいくら貼っても柔らかいため、インナーパネルが振動しやすいことには
変わりない。 制振する前にインナーパネルの剛性を上げてあげることが必要。
パテ盛りしてあげると割と簡単に剛性があがることが分かった。
2004年頃にはセメントで剛性を上げるのをカーオーディオショップで行っていたみたいだけど、
最近見ないなあ。
オーディオとは3年ぐらい離れていたから浦島太郎状態。
さてそのパテについて。
a.ロックペイント カーボンファイバーパテ。
b.BRAX エクスバイブレーション。
c.パテに混ぜ物をする。
さてどれがいいかな?
2. について。 リングバッフルはやっぱりダメだなあと思ふ。背圧が抜けにくいし、剛性が低くなりがち。
スピーカーの振動を受け止めるだけの質量がいるような気がする。
間違っているかもしれないが、軽自動車とトラックがぶつかって、軽がペシャペシャになってしまう
のに似てるかも。
3. インナーパネル、アウターパネルがビビルのは、そもそもスピーカー背面からの空気伝達振動も
あるが、バッフルから伝わる固体伝達振動も大きいと思う。
バッフルとインナーパネルが接触していなければ、固体伝達振動はゼロ。
インナーパネルがブルブル響くのもかなり減るはず。
免振構造住宅とかYAMAHAの防音室とか、遮音室の設計とか見てたら、やっぱり難しいねえ。
バッフルとインナーパネルをどんな手法を使って接触させるかは、難しい。
スポット増し溶接をするだけでフレーム剛性は上がるのだから、バッフルとパネルとつなぐボルトの
数が増えるほど剛性は上がるよね。
振動を遮断させつつ、スピーカーそのものの動きを吸収しないためには、
バッフルはできるだけ大きく、重く、高い剛性(と適度な内部振動損失)と振動吸収するものを
バッフルとパネルに挟む必要がある。
ざっくりとヤマカンで言って、バッフルは質量はスピーカーの3倍ぐらい、大きさはスピーカーの直径の倍ぐらいは必要かなと。
1.5kg 16.5cmのスピーカーなら、バッフル4.5kgバッフルの大きさ30cm×30cmぐらいになる。
さてどうなんでしょ。
以上はS-MXとUsherのウーファーである程度実証されてるから、もう少し先に進めないとね。
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Posted at
2010/12/12 02:46:29
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