ロングスイングアーム。
通称ロンスイのTWくんは当然チェーンが長くなる。
結果、リンク数が増え、たるむ。
と、いうか、普通適正にたるませておくものなんだが、トルクを掛けた際にチェーンが上下に暴れ、そん時の振り幅が半端ないって話。

通常のオンロードなバイクは上下2センチに動くくらいのテンションにしておくのだが、オフ車は4センチくらいが基準。これはスイングアームごと動く仕組みなのでフロントスプロケの位置に対してリアスプロケが上下に動くことでチェーンの張りが変わるので1番テンションが高くなるところにチェーンの張り具合を合わせる。そうしないと例えば段差を乗り越えフルボトムさせた際にチェーンによってリアサスの動きを抑え、結果、、

チェーンは最悪切れるし、スプロケの取り付け部分やらあちこちに力が掛かり多大なダメージを受ける。
1番やばいのはフロントスプロケのシャフトが曲がり、綺麗に回らなくなったりしたらスーパーオオゴトなので、チェーン交換は何気に何も知らずに触るには結構なリスクがある。

オフ車のTWくんはリアサスの可動域が大きいから4センチくらいは動くたるませ方にしときます。
リアサスのバネを強化タイプにしてるので、多少は動きの制限にはなるもののレバー比が高くなるロンスイなんで、純正をキープくらいのイメージです。