初めて買ったクルマ。
貧乏学生の身分で維持出来る現実的な選択として軽自動車を
選択。それでも、マニュアルへのこだわりだけは貫き、この
クルマをチョイス。
形式が選択肢に出てこなかったので、上記をとりあえず選択
しましたが、実際はV-L200Vという型式のミラピットでした。
外見は乗用車と酷似していましたが、実は4ナンバー; ̄ロ ̄)!!
そう、軽貨物でした(笑)
後ろの座席が倒れて、荷台に。
もちろんオーディオも無し〜。
これで峠を走っていましたよ!
コツコツと手も入れました♪
超フラットなビニールのシートは、知り合いの整備工場に
頼んで、ホールド性のいいスポーツタイプミラの中古シートを
移植して、マフラーも交換して。
このクルマでマフラー交換しても、と最初は思っていました。
が、これが、はっきりとした変化を感じさせてくれるものでした。
それまで、手前で思いっきり加速しておかなければ途中で失速
していた坂道が、そのまま最後まで登れるようになりました。
感動でした(T-T)
今思えば笑って終わりですが、その当時はそういうことが、もう
楽しくて仕方ありませんでした。
当時、色々本を読んで勉強したり、ネットで検索したりという
環境ではなく、カーブ手前で減速してからシフトダウンした方が、
スムーズで気持ちいいとか、少しアクセルを煽っておけば回転を
合わせる間のロスが減らせるとか、知っていれば当たり前のことを
散々実験してました(笑)
そんなある日、究極とも思える方法に行き着きました。
ブレーキを踏んで減速しながら、同時に右足側面(?)でアクセルを
煽ることで、これまでにない、スムーズなコーナリングが可能に
なったのです!
本人的には感動の大発見でした!
が、それは常識でした; ̄ロ ̄)!!
恥ずかしい(;-_-)
気持ちよく走るための技術は、調べればいっぱいあるんだなって
いうことを、その時感じました(; ^ ^ )
そういう技術や知識は、1秒でも速く走りたい人達だけのものだと
思っていたのがそもそもの間違いで、思い通りに走る、操る楽しさ
にもやっぱり必要ですよね。
そんなことを考えながら、勉強をするようになったら、憧れのあの
クルマは、人馬一体を掲げ「速さ」より操る楽しさを求めたもの
だということを知りました。
普通車を所有するなんてこと自体が恐れ多かったのですが、子供の
頃からの憧れと、今の自分が求めているクルマ像が一つになった
ので、かなり必死でお金を貯めました。
それからおよそ10年経った今でも、ロードスターには非常に満足
しています。
そして、今をつくってくれたミラにも感謝しています。
今もどこかで元気に走っていると嬉しいのですが。
ミラについての記事はこれからもあまり登場しないと思うので、
一頻り思い出を書かせてもらいました。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました(^-^)ゞ