実はボク、ヤマハのセローというバイクを持ってます。
あっ、正確には、持ってました。です。
最近はほとんど乗っていないし…
86も納車になったことだし…
というわけで
今日、バイク王に引き取られて行きました。
2008年の年末、12月20日くらいに
「そうだっ!初日の出ツーリングに行こう!」
と思い立って買いました。
225ccセローの最終モデルで走行わずか1000キロ。
最終モデルはガソリンタンクの容量が大きかったはず。
たしか20万円弱で、納車は晦日12月30日ギリギリでした。
セローははっきり言って遅い。
高速道路だと左側車線でも
流れに乗って走ろうと思ったら常にアクセル全開。
でも、ものすごく取り回しがよくて燃費もいい。
ツーリング、山道や砂利道は大得意。
バイク初心者の女の子でも十分乗れるし
ベテランが乗っても味わい甲斐のあるバイクです。
クルマで言ったら、まさにミニみたいなキャラクターかも。
もっと言ったらクラシックミニとか2CVとかかな。
そんなこんなで
2008年の大晦日、紅白歌合戦がはじまると同時に
ボクとセローは駒沢の自宅を出発したのです。
最高の2009年を迎えるべく。
目的地は…
いせじんぐーっ!
そうです
「伊勢神宮」です。
のんびり休み休み走って
初日の出を二見浦・夫婦岩で迎えて
初もうでは伊勢神宮で。
2009年は絶対いい年にするぞ〜っ!
超ポジティブな気持ちでした。
もちろん完全防備。
ヒートテック上下、タートルネック、スキーセーター
スキーパンツに冬用バイクジャンバー
スキーグローブと冬用バイクブーツ。
ヘルメットの中はレース用のフェイスマスク
さらに腰と足先にはホッカイロ。
仕上げは手首、足首をガムテでガード。
どうです?
富士山で初日の出だってOKなフル装備でしょ?
リュックには
コッヘルと携帯ガスコンロとコーヒー。
カップヌードルまで入れてたっけ。
ホントは一般道で行こうと思ってたんだけど
万が一伊勢までたどり着けなかったらカッコ悪いから
序盤に少しでも稼いでおこうと、まずは高速を使うことにして
東京用賀インターから東名へ。
ひゃっほ〜っ!
天照大神さん、待っててね〜っ!
ノリノリでした…
東京料金所までは…
用賀〜東京料金所はほんの10分。
なぜか…
なぜか…
太もも(前面)が
めちゃめちゃ痛いんです…
太もも(前面)が
ホントにホントに痛いんですよ〜っ
港北PAへ逃げ込んで
太ももマッサージのあと
腰に貼っていたホッカイロを
太ももに貼り替えて再び出発。
気を取り直して、さあ行くぞ〜っ
わかったこと
その1)冬のバイクツーリングは太もも(前面)が死ぬほど痛い。
その2)ホッカイロは風には無力。
死ぬ思いで横浜町田インターまでたどり着いて
インターを降りてすぐのところにある
「万葉の湯」へ。
お尻も洗わずに(ゴメンナサイ)お風呂へ。
危機一髪、生死の境から無事生還しました。
あらら、このペースじゃ超大作になっちゃいそうですね。
というわけで、つづきはまたこんど。
んっ?
本題はなんだっけ?
あっ、そのセローを今日バイク王に買い取ってもらったんでした。
ずっとほったらかしで、エンジンはかからなくなっていたんだけど
バッテリーさえつなげばかかるだろうという状態だったから
受付をしたときに、オペレーターに聞いてみたわけ。
そしたら…
「バッテリー上がりなら、エンジンはかかってもかからなくても
査定には影響はないですからそのままで大丈夫ですよ」
って言われたの。
きっと査定のときにジャンプコードとか使ってかけてくれるのかなぁ?
なんて思っていたら…
結果は1万円…
「不動車はほとんど査定がつかないから1万円でもいいほうですよ」
「走行も少ないし、見た目もキレイですから。
ただ、エンジンさえかかれば5万円以上はいったと思いますよ」
と、査定員のスズキさん。
スズキさんはとても感じがよくて
本当にバイク好きなんだろうなぁって人でした。
その場ですぐに本部に電話して
ボクと受付担当者とのやりとりのことを報告してくれてた。
それでも、査定は…
1万円…
今日学んだこと。
バイクの買取査定を受けるとき
エンジンがかからないバイクは、もはやバイクじゃありません。
だからエンジンがかかるバイクとの査定結果は雲泥の差です。
バッテリー上がりくらいなら、絶対にかかるようにしておきましょう!
でも、ふつうに考えたら当たり前ですね。
共に生死の境を走った(大げさ!)セローへ。
ありがとう&さようなら!
つぎのオーナーにはいっぱい乗ってもらえるといいね。
Posted at 2012/05/13 00:42:47 | |
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