リアエンブレムイルミ化

完成イメージ

まずパワーバックドアの内張を外します。
ドアの取っ手とスイッチパネルをはずします。

中央上部のインナーカバーと左右2箇所のインナーカバーをはずします

インナーカバーを外した状態
ネジはなく全て白いクリップですので両サイドから手でバキバキと外していきます。
少し隙間ができたらバックドア中央下のLEDのコネクタを外しておきます。

中央のバックドア開閉ボタン両側の10mmのボルト2本を外します。

ドア内側から見て左下の穴の奥に同じく10mmのボルトがあるので外します。

右側話はウエイトが少し邪魔ですが、奥の10mmボルトを外します。
エンブレム部分のパネルはこの4本を外せばあとはクリップだけとなります。

リアエンブレム部分のパネルを外した状態。
赤丸部分が白いクリップの位置ですが19個も付いているのでかなりしっかり固定されています。
どちらかのサイド縦3個並んだあたりから内張剥がしで外していきます。
サイドの次は一文字のテールランプ下側あたりが外れやすいです。
逆サイドまで浮かせられたら下側も外れやすくなります。
クリップがドア側に残ることがありますので外してパネル側につけておきます。

ここからはパネルを部屋に持ち込んで室内作業です。

光らせる土台となるエンブレムの文字にカットしたアクリル板。
ここはアクリル加工ショップに依頼してカットしてもらいました。(3mm厚で発注しましたが製作側の間違いで5mm厚で仕上がる)
これを自分でやるにはレーザーカッターを購入して…と大変な作業になるため、ここはプロにお願いしました。(イラストレーター形式のデータを作って依頼すれば数千と格安)
本当であればすりガラスの様に曇ったタイプのアクリルだと後の加工が楽ですが透明のものしか取り扱ってないとのことなので、これをサンドペーパーで擦って曇らせます。

左のUがサンドペーパーをかけたもの、Sは透明のまま。
実際にはここまで白くなく良い感じのすりガラス状に曇ります。

アクリル文字の上にメッキのエンブレムを貼りますがその間に0.16mmという非常に小さなマイクロLEDを貼り、アクリル文字に開けた穴から配線を出します。

写真を撮り忘れたので既に施工済みのMIYAKENさんの画像をお借りしました。
1文字に4から6個のLEDを貼ってそれぞれのLEDから出ている+と-の線を1本ずつにまとめます。
私の場合各文字3個ずつにしてみました。
LEDの接着にはホットボンドを使用。
この上に両面テープを貼りメッキのエンブレムを取り付けます。
アクリルとエンブレムの間は両面テープだけでは防水が心配なので、ホットボンドで防水対策しました。その後のはみ出たボンドを綺麗にするのが少し手間です😅

これもお借りした画像。
＋側の配線に抵抗をはんだ付けし、＋ー共に配線をはんだ付けして延長します。
私の場合3個の並列接続の+側に580Ωの抵抗をつけました。(各文字)

エンプレム剥がしでエンブレムを剥がします。
事前に位置がわかる様マスキングテープなどを貼っておきます。
元々両面テープで貼ってあるだけなので簡単に剥がれます。

アクリル文字に開けた穴の場所と同じところにドリルで穴を開けます。
私の場合直径3mmの穴を各文字にあけました。

配線を各文字に開けた穴から裏側に通し、各文字の＋、-をそれぞれ繋ぎエンブレムを貼り付けて点灯テスト。
無事全てが綺麗に点灯しました😅

エンブレム部のパネルを車両に戻します。
パネル裏の配線は全てテサテープを巻き文字裏の穴はホットボンドで埋めて防水対策。

配線はライセンスランプのクッションを利用してここから通しています。

マイナスはボディへのネジに取り付け。
プラスの線はスイッチのプラス側へつなぎます。
ここでもスイッチのオンオフで点灯／消灯を確認。運転席まで約5mの配線をバックドアの蛇腹から室内に通し、ルーフづたいに運転席まで配線。

運転席からオンオフできる様スイッチを前席まで這わします。(約4.5mの配線が必要)
スイッチイルミの電源としてライセンスランプの左側の赤白の配線がACCオンで電源とれるので、ここに接続。

スイッチをここに取り付けました。
オンの時にブルーのLEDが点き、見やすいです。

完成写真。
やはり苦労した甲斐があり、満足度は非常に高いです。🙇‍♂️

作成したイルミの配線です。

使用したパーツ