だじょーのブログ一覧

草津オフに同行して皆さんのお世話になった当時は小学生だった娘が免許を取りました。
この間までキッズシートに座っていたのに自分で運転するようになるとは・・・成長を喜ぶ前に自分が歳を重ねているという現実に打ちのめされますw


さっそく初心者マークを付けてお試しランとなりました。ゴルフは教習車とほぼ大きさが同じなので比較的スムーズ。

ですが、「なんか教習車と違う」と言い出しております。

何が違うのかというと、

・アクセルをちょっと踏むだけでスルスル進む
・エンジン音が大きい

ECUチューンしているとか、日常生活で車を使う分にはある意味無駄に必要以上のグレードであるGTIだとか、ま〜色々と車の素性がバレちゃったw
でも、総じて運転しやすい車だという感想だったのでヨシ！

年末になると今年撮りっぱなしの写真や動画データの整理をようやく重い腰を上げてやり始めます。
アルバムを整理していたらたまたま2015年のnVidia主催のGPUカンファレンスの写真が出てきました。会場は虎ノ門だったかな？

パソコンのCADやゲームで3D映像を出すnVidiaのグラフィックカード(GPU)というパーツがあります。自作PCを組み立てるときはどのクラフィックカードを組み込むか一番悩むパーツでもありました。
当時、特にゲームで3Dグラフィックの高速演算をするGPUの能力に目をつけて、グラフィックカードを高速計算用のコンピュータとして使う研究が大学で始まり、nVidiaもこれを強くバックアップしていました。

GPUを使った高速演算に関するnVidia主催のカンファレンスがこの会場でした。
GPUをCADやゲームの画面描画ではなくて通常演算に使うなんていう大学の研究は初めの頃はハッキングみたいな世界だったのですが、その可能性に賭けたnVidiaがちゃんとソフトウェア開発キットを用意して演算マシンとして使えるようになってきて、研究者ではない一般のエンジニアもGPUの高速演算に注目し始めた時期でした。


で、会場にはなぜかTTクーペが展示されていたのです。


その理由はバーチャルコックピットのCGエンジンがnVidiaだったから。へー、知らなかったよ。

テレビをながら観運転できる機能はいらねーと思うけどね！


その後、ディープラーニングをはじめとする人工知能の新しい演算手法が生み出された頃、その高度な演算にnVidiaのGPUが大活躍します。祖業の3DグラフィックもニンテンドーSWITCHにnVidiaが入っています。
今では車のコックピットから自動運転のAIボードまでnVidiaが入り込んできます。

ここまで来て今の有名なnVidiaの姿が出来上がるわけです。

ところで、先に書いたGPUカンファレンス当時のnVidiaの株価は1ドルだったんですね。まだ当時のGPUメーカーはパソコンの周辺部品メーカーの立ち位置であり倒産も多かったのです。ですが、人工知能の演算に不可欠な演算マシンという立場を手に入れて今じゃ株価は100倍です。あのようなカンファレンスを世界各地で開催されたあたりからnVidiaは一部から注目され出して、翌年には株価2倍になっていたらしいです。
が、当時あれだけnVidiaの将来性に触れていながら株価のことには頭が全く回らず、、、みすみす目の前にチャンスに気が付かず１株も持ってないんですよね😆

チャンスが目の前にあっても、それに気がつかないと未来予想ってむずかしいですね。