サイドビューカメラ映像のMFD表示
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
以前ブログで書いたように、走行速度の条件はあるものの任意のタイミングでMFD(マルチ・ファンクション・ディスプレー)にVIDEO映像を映すことが可能になりました♪
http://minkara.carview.co.jp/userid/1483128/blog/36377296/
実は、納車当時からMFDに任意のVIDEO映像を映そうと探ってはいたのですが、MFDがCAN通信によりリバース状態を検出した場合しかVIDEO入力映像に切り替える手段が無いとの結論に至り諦めていたんですよ。
そして、納車から3年経った今、このナイスな情報が飛び込んできたので、早速サイドビューカメラの映像をMFDに映して、なんちゃってセイフティパッケージ装着車に仕立ててみましたw
2
MFDの背面にはリアビューカメラのVIDEO入力用ハーネスを接続するコネクタがあります。
そのコネクタの一つのピン(左側画像の赤く塗ったピン)に12Vを印加するとVIDEO映像が表示されるという情報でしたが、12Vをそのピンに印加しても回路上問題が無いかは不明との事。
そこで、まずは入力回路の解析を実施しました。
その結果、デジタルトランジスタ受けの入力回路と判明し、12Vを常時印加しても回路構成上は問題が無いことが確認できました♪
右側の画像は、その入力回路の入出力特性をシミュレーションしたもので、3V付近にしきい値があることが分かります。
なお、コンデンサ(C4&C7)の静電容量値は測定していないので適当な値を入力しています。
3
実は、該当するピンにACC電源(12V)を接続して出来上がったつもりでいたのですが、実際に走行してテストしたところ、リバースギアに入れた後、ドライブポジションに戻すとサイドビューカメラの映像が映らなくなるという現象が発生。。。
スイッチ操作により再度12Vを入力し直してやるとまたサイドビューカメラの映像に切り替るので、リバースギアから他のポジションに切り替ったことを検出するとMFDのデフォルト表示に戻す仕様みたいです。
仕方ないのでリバース信号を利用して、12Vを再入力する回路を作ることにしました。
最初、リバース信号を遅延させないで作ったのですが、上手く映像が切り替わらなかったんですよ。
みん友のおちぼさんから、最低でも20msくらい遅延させないとダメみたいという情報をもらったので、コンデンサ(C101)を追加して遅延させました。
計画性も無く着手したので、限られた手持ち部品でざくっと設計してからシミュレーションで動作検証♪
4
回路規模が小さいので、ユニバーサル基板のかけらで製作。
念のため基板単体で動作確認したら、リバース信号の遅延時間を含め、ほぼシミュレーション通りでした。
最近はSpiceモデルの出来が良くなってきたので便利になりましたね♪
ちなみに、遅延時間の実測値が55msですから、必要な時間に3倍弱のマージンが取ってあります。
とはいえ、0.055秒なので、遅れを体感することはないでしょう。
5
簡単な回路なので、組立図をサービス(^^)
ちなみに、今回使用したロームのデジタルトランジスタは、もうリード品が絶版なんですよ。。。
イサハヤ電子とかの他社品で同等品(R1=R2=10kΩ)が入手できるなら、それでも特に問題ありません。
また、部品点数が増えても良いなら、汎用トランジスタに10kΩの抵抗を外付けしてもOKです。
6
さきほどの基板に接続用の配線とサイドビューカメラの表示を無効化するスイッチ(グローブボックスの中に入れるだけ)を付けて装着準備完了♪
7
本来なら、コネクタに端子を追加して接続するのですが、準備してなかったのでMFDの基板に直接配線を追加w
なお、配線に引っ張りストレスが加わらないように、緑色のインシュロック(タイラップ)を付けています。
基板をケースに組み込んで、ギボシ端子で接続できるようにしておきました。
あとは、インプに組み込めば、快適そのもの♪
走り出して15km/h以上になると自動でMFDの画面になり、10km/h以下に減速するとサイドビューカメラの映像が映し出されます。
いやー、やはりMFDにサイドビューカメラ映像が映ると視線移動が少ないのでかなり楽です(^^)
実はね、サイドビューカメラなんてあまり見ないと思っていたのですが、外してみると結構頼りにしていたんだなと思いますよ。
嫁も同じように感じたようで、できれば30km/hくらいまではサイドビューカメラの映像が欲しいと言われました。
たしか、レヴォーグ等は30km/hで切り替わるんですよね?
うーん、さすがに、これは難しそうです。。。
8
今までは、Panasonicのリアビューカメラ(鏡像)を使っていたのですが、MFDに反転表示機能が無いため、ALPINEのサイドビューカメラに付け替えました。
Panasonicのカメラは、リアビューカメラという用途上、広角レンズの採用により広範囲を映していましたが、ALPINEのカメラはサイドビューカメラ専用品のため、適度な画角で大変見易くなりました♪
もう少し縦方向に映ってほしい気もしますが、実はMFDの『車両周辺を直接確認してください』という文字でカットされているんです。
リバースギアに入れると、文字が下側に移動して、上部の隠れている映像が見えるので気がつきました(^^;)
この文字、何とか消せると良いのですが、これも難しいですね。。。
皆さんのように、ミラー内部にカメラを埋め込むことも考えましたが、以前痛い目に合っているので、信頼できる大手メーカー製のカメラを選択しました。
見栄えよりも、手間(メンテフリー)を取ったわけです。
カメラカバーを付けると、それなりの大きさがあるので、フォレのサブミラーが付いてなかったら、かなり目立つでしょうね(^^;)
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