後期型フロントグリルのピアノブラック塗装 【前編】
1
実は、後期型のフロントグリルを2014年末に入手していたんですよ。。。
もういつの話?って感じですがね。
そのまま取り付けても良かったのですが、どうせならピアノブラック化してから取り付けようと思ったのが大きな間違いでした。。。(^^;)
想像以上に手間がかかるので、流石にコレは二度とやりたくないと思いましたねw
2
とりあえず、小ネジ(+)とスナップフィットで固定されたグリルオーナメントを取り外した後、両面テープで固定されたエンブレムを取り外します。
◆エンブレムの取り外し
・ドライヤーでエンブレムとグリルの裏面を交互に熱して、両面テープを軟化させます。
・エンブレム枠とグリルの隙間に釣り糸等の糸を入れ込み、両面テープを切るようにゴシゴシと外周から攻めていきます。
(私はミシン糸でやったので、切れまくりでした・・・)
・ある程度進むと隙間が大きくなり手でもぎ取りたくなりますが、焦ると樹脂エンブレムにヒビが入りますので、じっくりと進めましょう。
慣れると5分ほどで取れるようになりますが、初めてだと30分ほど掛かるかもしれません。。。
3
次が問題です。。。
えぇ、心が折れそうになる作業が待っていますw
◆グリル・フィンのシボ加工除去
ピアノブラックといえば、ピカピカのヌルヌルテカテカというイメージですよねw
それを目指すには避けて通れないのが、細かいグリルフィンに施された 『シボ加工』 を除去することです。
画像のように、電動工具(リューター)にバフ系の先端パーツを取り付けて、コンパウンドの目を変えて研磨すれば楽に取れるだろうと思っていたのですが、
まぁ、想像以上に時間が掛かります。(^^;)
右下の画像をご覧いただければ仕上がりは完ぺきなのがお分かりいただけると思うのですが、2つくらい研磨したところで、嫌気がさしましたw
だって、こんなにフィンの数があるのに、完ぺきに仕上げようと思うと一つ当たり10分くらい掛かるんですもの(´;ω;`)
もうね、完全にやる気ナッシングですよ。
これが原因で1年半ほどお蔵入りさせたわけですw
4
ところが、昨年(2016年)の 『スバルだよ全員集合!』 前に事件は起きました!
ボディメンテナンスをしてる際に、グリルオーナメントのウォータースポットを劇薬で除去していたら、洗い流し迄の時間が遅かったようで、オーナメントのメッキが白曇りしちゃったんです(^^;)
てなわけで、急遽このグリルが日の目を見ることになったのよねw
とはいえ、先述の方法では時間がないし(やる気はもっと無いw)、ちょっと方向転換して、この段階でツルツルにすることは断念。
サンドペーパー(#400~#800)でシボを粗削りして、画像右側に写っている3Mのスポンジ研磨剤でそこそこに仕上げました。(ミガキロンZは後行程で活躍します♪)
左画像の白っぽいところが、この方法でシボを除去したところ(ほとんどやんw)。
5
グリルを風呂場に持ち込んでシャワー洗浄したら、良く乾かして塗装しない部分にマスキングを施します。(風呂場である必要はありませんが、私はこのグリルと3回風呂に入りましたよw)
ここからは一番大事な下地塗装です。
多くの経験者が言っているように、下地の出来が完成具合を決めると言っても過言では無いでしょう。
6
まずはプライマー処理としてミッチャクロンを薄くムラ無く塗り、15分ほど乾燥させます。
次にプラサフを5分間隔くらいで薄く塗り重ねていきます。
7
気が付きました?
そう、スポンジ研磨剤で消しきれなかった僅かな傷を消すためにプラサフの工程を追加したんですよ(^^)
なので、プラサフは厚めに吹き付けてしっかり乾燥させた後、さきほどの画像に写っていたミガキロンZでツルツルになるまで全面を研磨します。
こう書くとずいぶん大変そうですが、リューターでツルテカにするよりもずっと楽ちんで早いです♪
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