RNS510市販VICSビーコンユニット流用
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回、Sciroccoに標準搭載されているナビ(RNS510)へ、市販のVICSビーコンユニットをDIYにて流用装着します。
RNS510に対応したVICSビーコンユニットは、取説に記述があるにもかかわらず、なぜかオプション販売されておりません。
そこで調べてみたところ、先人の方々のご苦労により市販のビーコンユニットを加工すればRNS510へ装着できた事例が多数報告されており、今回はリーズナブルなコチラの方法を試してみました♪
2
まず、動作確認が取れている市販のVICSビーコンユニットを入手します(今回は左写真のものを使用)
新品で¥1.5~2論吉くらいですが、中古ナビ販売ショップ等で¥1000~6000もあれば手に入れる事ができます^^
そこでユニット入手後、配線に必要なある程度のケーブル長を残しつつ、最初から装着されている先端のコネクタをバッサリ切り取ります(^^♪(このままではピン数が合わなくて装着不可な為)
3
VICSビーコンユニットを入手したら、次にmini-DINコネクタ(6pin)をパーツショップ等で入手します(¥200/個くらい)。
写真は購入したコネクタをバラしたものですが、この中央に写っているピン端子部分に、ビーコンユニットケーブル内に色分けされた各ケーブルを接続(ハンダ付け)します。尚、今回のビーコンに接続する時のピンアサインは以下のとおり。
(mini-DIN(6pin)コネクタのピンアサイン(番号位置)はデータシート等で確認の事)
1-白,2-NC(接続せず),3-灰,4-NC(接続せず)
5-茶,6-青,GND(コネクタ銀色枠部分)-シールド線
4
VICSビーコンユニットから出ているケーブル端とmini-DINコネクタ(6pin)とをハンダ付けした写真です。
各ピンへのハンダ付け時には、熱を加え過ぎるとピンを留めているブラスチック部分が溶けてピンが傾いてしまうのでご注意をっ!
最後にケーブルのシールド部分(GND)を束ねて、コネクタ銀色枠部分へハンダ付けしたら、細かい作業は完了です(^^ゞ
(最後にテスター等を用いて、各ピンやGND間がショートしていない事を確かめるのを忘れずに^^)
5
Sciroccoの助手席側のグローブボックスを開け、その上部に入っているETCユニット&B-CASユニットを、マウント毎(黒い発泡樹脂の枠毎)手前に引いて抜き取ります。
その後、写真の赤い丸印で示した場所の奥を手で探ると、黄色い丸印で示した保護スポンジに包まれたコネクタが見つかりますので、手前に引き出します。
【注意】
私の愛車の場合はこの場所に見つかりましたが、コネクタの場所は車両や年式毎に異なるようですので注意が必要です(あくまでも参考ということで・・・)。
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接続先のコネクタが見つかったら、ダッシュボード左側の蓋を内装剥がし等を使用して開けます。
その後、作成したVICSビーコンユニットのコネクタを、写真の黄色い丸印の位置から差し込み、グローブボックスの中へ通します。
次に、VICSビーコンユニットを好みの場所(ダッシュボードの中央や左端等)に両面テープ等で設置し(最上段の写真参照)、ケーブルを美しく配線すると共に、余ったケーブルは束ねておきます。
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グローブボックスの中で見つかった保護スポンジに包まれたコネクタと、今回作成したVICSビーコンユニットのコネクタとを接続します。
(写真は左側が車両側に見つかったコネクタで、右側が今回作成したVICSビーコンユニット側のmini-DINコネクタです)
接触不良が起こらないよう確実に奥まで押し込んだら、これにて接続作業は完了です(^^♪
8
接続後にRNS510の電源を入れます。そして写真の「車両情報画面」を立ち上げます。キチンと配線ができていれば、ビーコンがOFF→ONへと変わっている事でしょう♪
最後に・・・余ったケーブルをまとめ、ダッシュボードの蓋を閉じて作業完了(^^ゞ・・・これでビーコンのリアルタイム割込入力が可能なナビへと進化してくれました(^^ゞ
【DIYの心得】
以上の作業内容(DIY)をされる場合はあくまでも自己責任でお願いします。上記作業内容の実施で車両に不具合が生じても、私は責任を取れません。年式によっても配線が変わる事もありますし、あくまでも参考まで(^^♪
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