復活への道　フィアムエアーホーン修理

いつからかフィアムのエアーホーンが鳴りません…ホーンボタンを押しても「ギュッ！ギュッ！」って小さな音が聞こえるだけです。
以前もコンプレッサーが壊れて鳴らなくなった事があるので、今回もコンプレッサー交換だな！と思ってヤフオクで安いエアーホーンを購入。
まず、フロントトランクを開けて写真の黒いカバーを取り外します。この下にホーンのコンプレッサーを取付けしてあります。

カバーを外したところ。
このABSのアキュムレーターなんかが付いてるユニットの下の空間にドクターの手で取付けられています。
このままでは全くアクセスできません。

サービスマニュアルと現物を見て、ここはナット２個とボルト１本外せばこのユニットごとずらせそうなので４５番のナットと５３番のボルトを外していきます。

このサービスホールの奥に４５番の１０㍉のナットが２箇所あります。
手前のナットは何とかメガネレンチが掛かりましたが動かせるストロークはほんのちょっとです…
奥の方はメガネは掛けられず、色々試していたら短いコンビネーションレンチが辛うじて掛かりました。１本の指でレンチを押して緩める感じで何とか緩めました。

ナットは全部外さなくてもサービスホールのある鉄板側に切り欠きがあるので上に引き上げれば外せました。
外したユニットごと横にずらせば奥にフィアムのコンプレッサーがやっと見えます。

上から見ただけではドクターがどう固定したのか分かりませんでしたので手探りで触っていたら、おかしな点に気付きました。
エアーのホースが見当たりません…
更に手探りで探してみたらコンプレッサーの前の方にあるケーブル類の中に埋もれていました。

前方の方に埋もれていたエアーホースを引っ張り出してコンプレッサーに繋いでからホーンボタンを押してみたら…ホーン鳴りました！！
結局、単にホースが抜けていただけでした。

フィアムのラッパ式ホーン、最近はカーショップで売ってないのでコンプレッサーだけなら代替品でもいいやと思って今回買った安いエアーホーン。
結局使わないのでストックに回ります。

後は外した部品を元通り組んでいくのですが、やはりこの右側のナットを締めるのにまたまた苦労しました。戻す時も指の腹でレンチを押して締めるしかないのであまり強くは締められませんが動かない程度には締めれたのでOKです。

全部部品を組み戻して作業終了です。
フェラーリ風？なホーンが蘇りました。