• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2013年11月10日

頭が下がります。

頭が下がります。 昨晩は、地元を走る第3セクター鉄道の天竜浜名湖鉄道、天竜二俣駅の構内に置かれている、気動車「キハ20」と寝台20系客車「ナハネ20」が公開されていると伺い、お邪魔してきました。

この車両たちは、以前より駅の構内に展示されていたのですが、此処からさらに北にある飯田線の中部天竜駅に「佐久間レールパークが」あったり(こちらも2009年に閉園、名古屋のリニア鉄道館へ車両が託されました。)で、観覧者も少なく、長いあいだ放置気味になっていました。

しかし、せっかく残された貴重な車両をみすみす朽ちさせるのは忍びない、と数年前から
「天竜レトロ・トレインクラブ」の方たちがボランティアでコツコツと修理されていて、ナハネ20の方はまだ、車両の半分は修復途中ということでしたが、キハ20の方は、見た感じ往時の雰囲気そのままに再現されており、本当に懐かしかった。

キハ20

この車両は、現在の第3セクター式に切り替わる、そして国鉄がJRに替わる直前の昭和62年まで天竜浜名湖鉄道の前の名称である国鉄二俣線時代に使用されていた車両です。
キハ20自体は割とポピュラーで、全国各地の非電化地区で活躍しましたが、現在ではほとんど残っていないようです。

ありましたね~、栓抜き!!
今は瓶ジュースなど車内では飲みませんしね。でも気の利いた装備であったと思います。


灰皿に扇風機、これも現代の車両ではすっかり姿を消してしまいました。
JNR(Japanesse・National・Railway)の文字も懐かしい。


運転席且つ車掌室。
こちらでは、クラブの方々のご好意で、マイクで車内アナウンスと、ドア開閉が体験でき、娘2人は堪能しておりましたwww
っつうか、自分もやりたかったwww
このドアは、ローカル線によくある方式で、ドアを開ける際も
全開にはならず、乗り降りする人が自分で開けるようになっています。
閉める際はもちろん、しっかり閉じますが(笑)



そして、寝台客車のナハネ20です。

昨日は、日中から公開されていたとのことですが、この20系客車を見るには暗いほうが雰囲気があるかな、と敢えて夜の公開時間にうかがったのですが、やはり寝台車、ムードがありますね~。



室内の寝台状態です。
窓に写ってるのは亡霊ではありません。わが家族たちですwww


こちらは、昼間の走行状態、ベッドが収納されて通常の対座シートになります。

自分は九州に親戚がおり、20年以上前はよく寝台車に乗って祖母に会いに行ったものです。

周りは新幹線や飛行機の方が早いし、疲れないしコストパフォーマンスが良いから、とブルートレインには批判的でしたが仕事ならともかく、休みを使って旅行、というか旅情を楽しむなら断然コッチ!!
本当に楽しかった。
大体、鈍行列車も好きで、特急料金をくれる、といってもわざわざ鈍行に乗ってた変わった小中学生でしたからね。
でも、40過ぎた中年になってもそうそう嗜好なんて変わらないものですね。
現在は列車の旅というのはありませんが、クルマの嗜好がそうですもんね(笑)

最新の合理化された便利な車が移動「だけ」には適してるのは間違いありません。
でも「情感」があまりにも無いんですよ。

やはり、鉄道もクルマも古い方が、自分のようなアナログ人間にはホッと出来て向いていますwww


最後に、この列車達の修復をボランティアでなさっていて、また自分たち一般人にも惜しげなく公開してくださった天竜レトロ・トレインクラブの皆様、心よりお礼申し上げます。

代表の山崎さんという方は、毎週神奈川からこちらへみえて活動されてるとのこと。
ただ鉄道が好き、というだけではなかなかできないことです。

こういったら、失礼ですが現代の「我が身のみ良ければ」「ゼニ・カネ」という時代にそれら抜きで純粋にこうした活動に没頭できるなんて、本当にできることではありません。

今後の活動も成功されますことを心から願っております。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2013/11/10 11:24:19

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

7年の月日がフォレちゃんを変える🤔
WILDさん

朝の一杯 8/15
とも ucf31さん

ライトアップ🔦
よっさん63さん

気持ちの悪い症状
SELFSERVICEさん

もも狩り
アコさん

今日のiroiroあるあーる538 ...
カピまこさん

この記事へのコメント

2013年11月10日 11:42
懐かしいですね。
センヌキに灰皿、ありました、ありました!
寝台車は、小学生の頃「はつかり」が初めてでした。

私は、「汽車」の響きがとても好きです。
目いっぱいアナログですね^-^
コメントへの返答
2013年11月10日 12:19
センヌキや灰皿、自分も昨日見るまですっかりそうした装備があったことを忘れてました。
shiro.さんは、はつかりに乗られたのが初めてなんですか~。

自分は九州方面の寝台車しか乗ったことないですが、当時の上野発の東北方面行きの列車にも憧れました。
(自分は「あさかぜ」が初めてでした。)

「汽車」の響き、本当に良いですよね~。
あの時代の時の流れが、自分には合っていましたwww
2013年11月10日 12:07
こんにちは。

寝台車は憧れました。

結局、今まで、寝台車に乗ったことが無いですが。


クルマの免許を持っていない頃、
田舎に帰る時に飯田線を使いました。
ローカル線の旅という雰囲気が満載でしたね。

東海道線から飯田線への乗り換え時間に
豊橋の街中をブラブラするのも楽しみの一つだったなぁ(トオイメ)


いつか休みが合うときに、
JR倒壊(ぇ)の博物館に行きたいですね♪
コメントへの返答
2013年11月10日 12:41
こんにちは。

寝台車、ロマンティックなイメージと違って、なかなか疲れる乗り物ではありますが、我々の好きなクルマと同種、といえばわかりやすいでしょうか(笑)

何でも、再来年には現在残ってる寝台特急も全廃になるとか(臨時列車では残るようですが・・・)。

本当に寂しく、残念でなりません。

飯田線も素敵な沿線ですよね~。

自分は豊橋発、辰野行きの鈍行に乗るのが夢だったです。
現在もあるのかな~?

そうですそうです、」是非JR倒壊って(笑)
東海の博物館、ご一緒したいです。
2013年11月10日 16:32
こんにちは。

>40過ぎた中年になってもそうそう嗜好なんて変わらないものですね。
50過ぎてもやっぱり変わってないです。(^_^;)
私も先日、岡山へ同様の施設へ見学に行ってきたところです。

>最新の合理化された便利な車が・・・・・・・・
道具としてはもの凄く進化しているし否定はしないけど、みんなそんなのばっかりだと・・・
そうなんですよ!「ホッと」できないですよね。
最近疲れ易いのはデジタル社会のせいかなぁ?(イヤ歳のせいか・・・(^_^;)
コメントへの返答
2013年11月10日 17:33
こんにちは。

お久しぶりです。
マーブルホワイトさんも、見学に行かれたんですね。
岡山の方ですと、伯備線とか吉備線などの車両でしょうか?
今、この地元でもなく乗ったこともない路線の名がスラスラ出てきたのに自分でも驚いてます(笑)
やはり、小中学生の頃、時刻表ばかり読んでたからでしょうか?(爆)

そうなんですよね。
もちろん、最新の車が良いのは間違いないんですが、運転席に座っても落ち着かないんですよね~。
信号でエンジン止まっちゃったりするので(笑)

いやいや、やはりデジタル社会のせいだと思いますよ(^O^)

便利だけども、急かされる感じがしますものね。
携帯もガラケーとスマホが共存してるように、クルマも主流がスマホ的なのは良いとしても、ラインナップの1部には少しアナログティックな物も残して欲しいです。
(と言っても、ガラケーにもすごいものがありますがw)

プロフィール

「@Gris Boreal さん。遅くなりスミマセン!いやぁホントですよwま、さすがの坊っちゃん社長も、宮内庁にGRは売りつけられなかったとみえますwま、GRで壱億円なんてったら世間が黙っちゃいませんがwww」
何シテル?   10/01 18:28
slcinquecentoです。クルマに関しては、ストライクゾーンがかなりワイドです。少し旧めの欧州車全般、80年代のGMのCカーやクライスラーKカーなどの一般...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

6月も、もう半ばだ… 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/01/02 16:56:25
ALL TIME STARS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/11/21 21:49:20
(再UP!!)偉大なる“UP! DOWN! 野郎たち”!!!…6 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/11 19:11:32

愛車一覧

スバル R1 スバル R1
このクルマも発売時から気になっていましたが、以前乗っていたi同様、新車時が高価でしたので ...
サーブ 9-5 エステート サーブ 9-5 エステート
以前から所有してみたかったクルマです。 周囲からは、注目されることも少なく、分かる人にし ...
三菱 リベロバン 三菱 リベロバン
前車のiの不調で、沈んでいた我が家に三菱車をこよなく愛するみん友さんより、譲っていただけ ...
マツダ ポーターキャブ マツダ ポーターキャブ
アウディS6の後にやって来た、小さく愛嬌あれど逞しい軽トラック。 初期モデルほどの可愛 ...

過去のブログ

2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation