
フロントに設置されている 「ウーファー」「ミッド・バス」「ツィーター」 を交換した。 と言っても、ネットワークからのスピーカー配線等々 面倒な部分がカナリあるので、
大塚電装 さんに依頼。 この
大塚電装 さん、「997」「スピーカー」「交換」 この 3 ワード で ググったところヒットした クルマの電装屋さん。しかも ウチから近いのだ(^^)。 メールで何度か問合せをしたが、「出来ること」「費用」を明確に教えて頂け、非常に分かりやすく、気持ちの良い対応であったことから、依頼することにした。
今回の施工ポリシーは 「クルマ側 を 切った 張った しない」 こと。加工が必要な場合は、スピーカー側を加工し、取り付ける。 クルマ側には 「防振材」 を 貼る のみ。 これでいつでも ノーマルに戻すことが出来る。
朝 11 時、
大塚電装 さん 着。早速 運転席側の「内張」「ダッシュボード」 の 取り外し。先ずは 予め作成して頂いたバッフルの状態確認をしつつ、ウーファー交換から作業開始。
ウーファー比較 (左:ノーマル/右:MW-180)
ノーマル ウーファーの装着状態
MW-180 インストール状態 (特注バッフル)
バッフルは完璧(^^)!
MW-180 が 取付け外周より 若干 大きかったので、ウーファー外側の「折返し部」を 1 ~ 2 mm 削っての装着である。非常にキレイに装着された。ちなみに ノーマル ウーファー は コイルも非常に小さく、ペラペラ な ウーファーであった。 重量も
MW-180 の 1/4 ~ 1/3 程度しかない。よくこんなペラペラのウーファーで あの音を出すなぁ~と、ある意味 感心してしまう。
次に ミッド・バス の 交換。先ずは スピーカー比較から。こんな感じである。
ミッド・バス比較 (左:ノーマル/右:PCE210)
ミッド・バス コイル比較 (左:PCE210/右:ノーマル)
見て分かるとおり、コイルの大きさが全く違う。ミッド・バス も ノーマルは
PCE210 の 半分程度の重量感であった。
PCE210(ミッド・バス) インストール状態
上記写真から分かるとおり、ミッド・バス は 「内張」 にネジ止めする。
Audi TT の ミッドバスと同じインストール方法である。 ドイツ車は このタイプが多いんだろうか? なお 写真 は デッドニング前だが、これに防振材を巻き付け、ミッド・バス と 「内張」 が ビビらないように インストール している。
そして 最後 に ツィーターの交換。 先ずは その 比較 から。
ツィーター比較 (左:ノーマル/右:PCE210)
右側
PCE210 の 方が 若干 大きく見えるが、ツィーター径 は 同じ 2.5 cm である。ツィーター は ダッシュボード 内部に 以下 写真のように インストールされている。
ノーマル ツィーターのインストール状態
この状態にするには、B ピラーから 順番に 内装を剥いでいく必要があり、手慣れた人でないと 爪を折ってしまう。 DIY される方は 要注意。
ノーマル状態での ミッド・バス / ツィーター は それぞれにスピーカー・ラインが敷かれているが、今回 採用した
MB Quart /
PCE210 では ミッド・バス と ツィーター が ネットワーク で 分岐されることになる。997 では ドア内部に ネットワークを置くスペースが無いため、運転席・助手席下にネットワークを設置し、そこからミッド・バス/ツィーターにスピーカー・ラインを敷いた。
運転席下に設置した PCE210 の ネットワーク
運転席側を一通り 交換したところで、ノーマル(助手席側)との聞き比べを行った。 この試聴で選んだのは
Fourplay の 「Wish you were here」。 優しいサウンドの中にも、力強い ベース、バスドラ音があり、研究者 お気に入りの 1曲。 交換(運転席)側・ノーマル(助手席)側の音質差異をお聴かせ出来ないのが残念だが、バッフル上に設置した
MW-180 が 叩き出す 低音に加え、
PCE210 が 奏でる ピアノ や スネアドラム、ギターの音が すぐぉ~く キレイに 伸びがある音に変貌した(^m^)。 特に ツィーター の 効果 が 絶大 である!! 余り お金を掛けずとも、簡単に ツィーターを換えるだけでも、ずいぶん 変わるような気がする。
助手席側の交換後、左右 で 再度、
Fourplay の 「Wish you were here」を試聴。左右から クリアで低音の効いた音を奏でると、まさに ライブ席に居るような感じさえ憶える(言い過ぎ/笑)。 期待通り、音質が向上した(^^)。 ここで気になったのが、オーディオ・スペースの穴埋めに使っている 「
KSC-990CTR」。ボリュームを上げると、流石に着いて来れない(^^;)。 今後は センタースピーカーを考えるとするかな。当面は フロントへの入力量を制限して、ビビらないようにしとこ(-。-;)。
今回のスピーカー交換で、音質は格段に向上したが、確実に車重は重くなった(^^;)。走りに徹したい方にはオススメしない(笑)。 でも、換える価値 ありますょ(^^)v。
朝 11 時から開始した スピーカー交換作業。助手席側も終了したのは 19時過ぎであった。途中 ロクに休憩も取らず、今日 1 日で 作業を完了させようと 黙々と作業を続けて頂いた
大塚電装 の 大塚専務(^^)。 事前のバッフル作成から
MW-180 の 外周調整加工まで、本当に ありがとうございました(^^)。 今後も チョクチョク? 顔出させて頂きます。また 何かと 相談させて下さい(^^)v。
最後に ノーマル スピーカーの部品番号を。全部 「Made in Italy」 であった。
ノーマル ウーファー 部品番号
ノーマル ミッドバス 部品番号
ノーマル ツィーター 部品番号
【参考】 エボリューション・オーディオ
*
MB Quart / PCE210
*
Dynaudio / MW-180
Posted at 2007/10/08 21:55:40 | |
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Modification | クルマ