• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2018年12月24日

航空宇宙博物館見学 館内編

航空宇宙博物館見学 館内編











スタッドレスに履き替えたBRZを走らせ
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」を訪れた続き、館内の様子です


alt



訪れるのは12年ぶりで、その時の写真を見ると
展示されている航空機をパパッと見ただけみたいな感じでしたが、
今回はじっくり見てきました


入ってみると先ずは綺麗な複葉機、乙式一型偵察機

alt


各務原で造られた最初の飛行機

川崎造船所(川崎重工)がフランスのサルムソン社から製造権を得た
川崎初の量産機

1922(大正11)年11月9日に初飛行


銀色に輝くエンジンカウルの中はどうなっているのかな?

唯一現存するエンジンが展示してあり、見てみると小さなシリンダーが
丸く並んだ水冷星型のエンジン

alt

どんな音がするのか動いているのを見てみたいねぇ



続いて、この日のお楽しみ

日本陸軍の三式戦闘機二型 飛燕(川崎キ61-Ⅱ改)

alt


日本で唯一現存する飛燕

2016年、川崎重工が創立120周年の記念行事として修復・復元

alt


子供の頃、駄菓子屋に戦闘機の形をしたグライダーのようなものがあり、
カッコいいなと思って飛ばして遊んでいたのが、液冷エンジンを積んで
機体先端が尖がった飛燕

alt


実際の性能や戦績を知らないから、空冷星形エンジンを積んだゼロ戦なんて
かっこ悪ぃ〜と思っていました
(奥にあるのは零戦試作機の原寸大の模型)


エンジンと過給機(スーパーチャージャー)も展示されていました

alt


ダイムラー・ベンツ社製DB 601エンジンをライセンス生産し、ハ40として搭載

当時の日本の工業力ではドイツ製の精密エンジンを量産することは難しく、
性能は発揮できないしトラブルばかり

メンテナンスも大変と後で知りましたね


展示されているキ61-Ⅱ改はエンジンをパワーアップして機体も見直し
性能向上を図ったもの

alt

ですが、満足なエンジンが造れず100機程度の生産だったそうです

しかし、本物の機体には何か惹かれるものがあり、
何度も角度を変えながらじっくり見ていました



つづいて大きな空間に入ると戦後に開発された航空機が並んでますよ!

alt


前回来た時は、ゴチャゴチャ置いてあるって印象でした
それに薄暗かったしね

奥の方の展示物でも、とても見易い

alt



STOL(短距離離着陸)飛行実験機の飛鳥

alt



国産の低騒音ターボファンエンジンを主翼上面に載せ、エンジン排気を
フラップに沿って下向きに曲げて揚力を増加する仕組み

alt


ちょうど、日本のあちこちに空港を作ろう!って言っていた頃

でも、作ったとしても地方じゃ滑走路は長くできないから短距離で
離着陸できる飛行機が必要だ!
って、言うので開発が始まったんじゃなかったかな?

結局、そんなに空港もできなくて必要ないですとなったような・・・?



大きな機体もいいけど、尖がった戦闘機にも目が行くね

細長いボディのロッキードF-104J

alt




高速練習機T-2のブルーインパルス機

alt




そのT-2をベースに造られた運動能力向上研究機、CCV研究機

alt


これは前回無かった(と、思う・・・)

コンピュータ制御のカナード翼を搭載し、真っ直ぐ飛びながら
機体の向きを変えたりできると新聞に大きく記事が載っていって、
次期国産戦闘機に活かされるようなことが書いてあった記憶が

alt


でも次期戦闘機開発はアメリカとの共同開発でF-16ベースの
F-2になってしまいましたね

F-2にはCCVの研究成果が活かされますが、残念と思ったものです




航空宇宙博物館ということで宇宙開発の展示物も多い

H−IIロケット先端のフェアリング  
中に衛星を搭載

alt


これは前回来た時も展示されていて、
他に見たのはNASAの宇宙服くらいで他に何かあったけ程度の記憶


現在はいろいろありますよ

H-IIロケットの第1段用のエンジン LE-7 (燃焼実験に使用の実物)

alt


某テレビドラマに登場していたね

バルブシステムってどこ?と、一生懸命見てしまった ^ ^


燃料を送り込む大きなターボポンプや太い配管が目立ちますが、

alt


熱と振動で壊れちゃうんじゃないの??と、思うほど細い配管(?)も
たくさんあるのね


宇宙関係の資料もたくさん

日本人の宇宙飛行士に元TBSの秋山さんって入らないのかな?

alt



展示物は模型がほとんどですが、一番目を引くのは
ISS(国際宇宙ステーション)の日本実験棟「きぼう」の実寸大模型

alt


ISSでは最大の実験棟

え〜、観測や通信、実験を行う船外実験プラットフォームと
ロボットアームが付いているのを初めて知りました・・・

alt



中に入ってみると他のモジュールとの接続部からの入口には、のれん

alt



反対側にはエアロックと窓

alt

限られたスペースを上手く活用しているようですね


国際宇宙ステーション組み立てミッションに参加した山崎直子さんと
ISS第48/49次長期滞在員の大西 卓哉さんの
サインがありました

alt




最後は、小惑星探査機 はやぶさ2 の

alt


イオンエンジンの仕組みを見る

alt


名前からどんなエンジン?と気になっていました

マイクロ波を使って生成したプラズマ状イオンを噴射
加速力は小さいが時間をかけて加速を重ねて徐々にスピードを上げてく
・・・
なんとなく仕組みを理解しました


航空機関係だけでなく、あまり興味を持っていなかった宇宙関係の展示物も
じっくり見ることができ楽しめた見学となりました


長々と超個人的趣味の内容となりましたが
ご覧いただき、ありがとうございました



ブログ一覧 | 日記
Posted at 2018/12/25 05:03:48

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

みすゞ飴本舗  株式会社 飯島商店
OHTANIさん

熊野那智山 大滝 神々しい世界遺産 ...
kz0901さん

12345
R_35さん

今日のブルーベリー😋
のりパパさん

真夏のメンテナンス走行 2025
ofcさん

失敗の代償は大きかった😓‼️が復 ...
ケイタ7さん

この記事へのコメント

2018年12月25日 7:00
おはようございます。

飛燕とは、
また懐かし名前が出てきましたね。
機体の先端が細く零戦なんかよりカッコ良いと子供の頃思っていました。
プラモ、よく作っていました。
コメントへの返答
2018年12月25日 21:12
本当にスマートでカッコいいですよね。
修復・復元のニュースを見てから、見たくて見たくて。 ^ ^

ここまで綺麗に修復するなら、エンジンも動くようにして欲しいですね。
現代の技術で蘇らせたエンジンで飛んだらいいのに。

ありがとうございます。
2018年12月25日 19:13
初めまして。
こんなに素晴らしい博物館が有ったのですね!
私も飛行機は好きなので春になったら観に行きたいですね☆彡
コメントへの返答
2018年12月25日 21:16
まっさかさん、コメントありがとうございます。

群馬県からは少し遠いのですが、
見どころいっぱいなので、時間に余裕をもって
出かけてみてください。
2018年12月31日 17:42
こんばんは

DB 601のエンジンを車に搭載したらどんな加速に

なるんだろうと想像してしまいます。w



もうそろそろ2018年も終わろうとしています。

今年一年、大変お世話になりました。

 来年も素敵なブログを楽しみにしています。
コメントへの返答
2018年12月31日 22:25
1000馬力以上のV12型エンジン、
どんな車に乗せますかね?

排気音もすごそう ^ ^

こちらも、色々と楽しませていただきました。

また来年も、どうぞよろしくお願いします。

プロフィール

「「日本の巨大ロボット群像 」展を見て来た http://cvw.jp/b/1490211/48578617/
何シテル?   08/03 05:23
BRZの走行記録・メンテナンス記録です 色々、参考にさせてください
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

スバル BRZ スバル BRZ
A型からF型のGTに乗り換えました
スバル BRZ スバル BRZ
納車10ヶ月待ちでした・・・  狭くて不便なクルマだけど、走らせると面白い 初めてのFR ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation